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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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2017年11月の記事一覧

デザインの正解は、なんだかんだ現場によって作られている。じゃあデザイナーである私はどうするのが正解なのか考えた。

エンジニアばっかりのベンチャーに入った当初、ことごとく自分のやりたいデザインが通らなくて、悩んでいた。 言語化が下手くそだったこと、ベンチャー立ち上げ当初にしては経験が浅く、自分だけで完結する細部の調整ばかりに目がいっていたことが原因だったように思う。 毎日、上司とやりとりするもののデザイン案を通すことができず、自分を全否定されたような気分になっていた。「自分は全部が間違っている」と思い込み、基準が揺らぎ、どこにももたれかるところがない空間でふらふらしているような、不安で

表現する人

表現者に憧れがある。 例えば音楽で、例えば絵画で、あとは全身を使って、喜怒哀楽を表現してみましょう。そういって表現することを求められてきた。 子供の頃は照れもあるし、特別やり方を教わるわけでもないし、そもそも、正解はないからねと教わっていたから、ただそれっぽく乗り切れば良いものにいつの間にかなっていた。 だけど高校大学と上がるにつれて、友達の中にも「表現できる人」が増えていき、彼らは賞賛された。いつの間にそんなもの身につけたのだろう。なんで私にはできないのだろう。 運動

あなたにほめられたくて。

こんなことを公言してしまうのもどうかとは思うけど。 書き手としての自分を冷静に考えてみたとき、ぼくはそんなに優秀な人間ではないと思っている。謙遜ではなく、ポーズではなく、つくづく本音でそう思う。書きながらぐるぐるの道に迷い込むのは毎度のことだし、もっとうまく書けるはずなんだけどなあ、との思いはこの歳になっても消えることなく、もしかすると20代のころのほうがもっと自信満々に、どうだ、これ以外にないだろう、と書いていた気がする。 じゃあライターとしての自分をだめだめなポンコツ

カキコorリプ?ネットのコメント文化とクラスタについて考える

こんにちは、あやにーです。 前回のnoteが想像を超えて多くの方にお読みいただき、いろんなご意見をいただきました。ありがとうございました。 中には「だから!!!そういうことをいう大人がね!!!!?」というものもあり、もっと伝える能力の向上を誓った次第です。 さて今日はもうひとつ私が思うスマホネイティブな10代、20代の話を書いていきたいと思います。事の発端はこのツイートです。 私自身Yahooニュースのコメント欄にもNewspicksのコメント欄も読むたびに心がざわざわ

図解統計学「データ分析の流れ」

図解統計学、はじめました。 完全にこばかなさんや渡さんの真似で始めましたが、僕は統計学について図解していきます。 図解統計学は、Twitterでやろうと思っており、なるべく「簡単に、わかりやすく、統計学や、データ分析の話をしていきます。 図解統計学をやり始めて思ったのは、簡単に終わらないってことでした(笑) 作ってみると、あれも入れたい、これも入れたい、となってしまったのです。そこで、Twitterの図解統計学に書ききれなかったことを、noteで書いていこうと考えまし

思考と感情のカタマリ。

感じていること。 思っていること。 考えていること。 ぼくという一人の人間のなかには、これらがぐっちゃぐちゃに絡まって存在している。テレビで時々放映される、「うっわぁ〜……」と声が漏れ出して、目を覆いたくなるような、片付けられない女たちの部屋も真っ青である。(ただの便宜上、女たちと表現したことをお許しいただきたい。男たちのなかにだって、片付けられない人はたくさんいる) なにかを書こうとすると、これらのカタマリと格闘することになる。だから、「よし、書くぞ!」と心を決める

フォローミー効果。

目を細めてしまうほど眩しい金色に輝く太陽。キュッと毛穴が引き締まる寒さ。深くて香ばしいコーヒーの香り。時々走りさる車のエンジン音の合間に聞こえてくるピピピッという雀の鳴き声。久しぶりの朝からの散歩だ。 そのどれもが、ぼくの後悔を洗い流してくれる。通常このエッセイ的なものは、眠る前に書くことがほとんど。もちろん昨夜もパソコンを開いて、最初の4行を書き出していた。が、そこからの記憶がない。敗因は、戦場をベットの上にしたことであろうと分析している。ということで、久々の寝落ちという

「穴あきバケツの成長モデル」の話

新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。 第三回はこの絵。「穴あきバケツの成長モデル」のお話。 サービスの成長を「バケツと水」に例える様々なビジネス指標の中で、「継続率」こそが最重要だと考えている。売上よりも、PVよりも、DAUよりも、「継続率」がもっとも尊い。 そんな継続率を大事にしつつ、サービスを着実にグロースさせるモデルが、「穴あきバケ

知性は批判にでる

私が大切にしている言葉のひとつに、 「プライドとは己を律する心であり、教養とは人を傷つけることなく接する術である」 というものがあります。 プライドも教養も、ときに「鼻につくもの」として忌避されることもありますが、私は2つの本質は自らの行動を規定することにあることを前提として、正しく使うことが必要だと思っています。 そして、その人の本当の知性というものは、批判する際の姿勢にどれだけこの2つに対して美意識をもっているかによって表れるのではないかと思うのです。 そう感じたの

好きと嫌い

身の回りを自分の好きで満たせば幸せになれるとは言うけど 自分が何を好きで何を嫌いなのか把握するのって結構難しいと思う 世の中、絶対やらなきゃいけないことなんてほとんどないとは思うけど 好きなことで、好きなことだけで生きていけたらそれはもう絶対幸せだけど 好きがわかんないから もしかしたらこれもやっといたほうが良いかも でもこういう道もアリかもなあって 好きになる可能性のあるもののためにやらなきゃいけないことが増えていく だって未来の自分が何を好きかなんてもっとわかんない

毎日書いてみて、思うこと。

毎日noteを更新している私ですが、会社員時代は週末に一気に書き溜めたものを毎朝通勤中に更新するスタイルをとっていました。 今思えば「会社員」という身分は、平日に毎日書く時間を取るのは難しいけれど、土日はどちらか1日くらいまるっとあけられる日があるものだったなあ、と。 独立してからもしばらくは同じスタイルで書き続けてきたのですが、最近はわりと前日に書いたものを翌朝アップすることが多くなりました。 この変化が起きた理由はおそらく2つで、まず土日が「休日」ではなくなった、と

毎日、天使をつかまえにいく。

娘のお迎えが好きだ。 娘の通う保育園では、6つの部屋が園庭に面して並べられている。 ばらぐみ、ももぐみ、ゆりぐみ、そらぐみ、つきぐみ、たいようぐみ。 美しい名前のつけられた部屋の壁は、それぞれ、名前にちなんだ色をしている。 ガラス扉の向こうで、色とりどりを背景にして、子どもたちが飛び回る。 私たち保護者は、園庭のなかほどを通って、わが子のいる部屋へとすすむ。 今の季節、もう17時を過ぎるとあたりは薄暗い。 夜のはじまりに満ちた園庭から見る部屋のひとつひとつは、まる

私たちがこれから、中国に勝てなくなっていく理由

「ああ、中国はもう私たちが追いつけないところまで行ってしまった」 今年の「独身の日」関連のニュースを読めば読むほど、この思いが私の中で明確になりました。 グローバルで見たとき、10年後に小売業界の覇権を握っているのは中国、特にアリババだと思います。 「独身の日」についての細かい考察は今週のリテールトピックで解説していますが、私が一番衝撃を受けたのは、超革新的な施策が中国では消費者に当たり前のように受け入れられているという点です。 アリババが2009年にはじめた「独身の

未来を信じる力。

5年前のぼくたちは、なにをやっていただろう? 北陸の新鮮な食材を集めた居酒屋さんで、お酒を片手にぼくたちは、5年前に思いを馳せていた。 「起業するかしないか、いろいろと悩んでいた頃が懐かしいね〜」 プロデュースを担当するクライアントさんが会社設立5周年を迎えたとき、彼が親しい友人から言われたことばだ。たしかに、ぼくも5年以上の付き合いになるが、まるで別人のような人生へと変わっている。そうしてしばらくの間、ふたりで黙々とビールグラスをかたむけた。 「なめるなよ」 5年