なぜ働いていると本が読めなくなるのか【要約・感想・書評】
最近話題になっている本、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだので簡単に要約と感想を書いていきます。
本の構成としては、前半が労働と読書の関係の歴史について、後半が「なんで現代はこんなに労働と読書が両立しづらくなっているのか?」という問いに対する答えと著者三宅さんの「どうすれば労働と読書が両立する社会をつくることができるのか」の提言という形になっています。
前半の労働と読書の歴史の部分で面白いと思ったのは円本の話。
「円本」っていうのは要するに「