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うさじいの【まだ校正中】

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忘備録的なメモ、日常のつぶやきなど。
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【シアワセモノ】〜里山での農的生活2年目に突入〜

【シアワセモノ】〜里山での農的生活2年目に突入〜

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今年も田植えが無事終わり、これから草取りがはじまる。

大杉町に移住し、友人の自然農法の稲作(ピロール栽培米)手伝いも早2年目となった。

米づくり以外にも、林業手伝いや大杉谷川漁協の仕事などこの一年、初めての体験ばかりだった。

金沢でもそうだったが、大杉で私はたくさんの友人に恵まれ、里山暮らしの日々はほんとうに楽しい。

♨️
さらに、3ヶ月前からは週末を中心に山中温泉の老舗旅館「胡蝶」

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【私の万年筆コレクション】〜ブルーブラック色の想い出とともに〜

【私の万年筆コレクション】〜ブルーブラック色の想い出とともに〜

年末の大掃除で押し入れの文箱から、ひょっこり懐かしい5本の万年筆が出てきた。

私は昭和38年生まれだが、我われの世代は万年筆に親しんだ最期のジェネレーションかも知れない。

たとえば中学や高校進学のお祝いに、親戚から万年筆を貰った御仁も多いのではないだろうか?

当時、男子学生への入学祝い品は自動巻き腕時計や万年筆、そして図書券が一般的であった。

そして私と万年筆との初めての出会いも、中学一年

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【大自然からの贈り物】

【大自然からの贈り物】

〜産卵のため帰ってきてくれた、鮭の娘たち〜

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生まれも育ちも北海道の私にとって、鮭はもっとも親しい魚である。

おにぎりのタネは大人になったいまでも、塩鮭と筋子がいちばん好きだ。

料理上手の母はふだんの食卓でもサーモンムニエルやチャンチャン焼きなどの美味しい鮭料理をつくってくれた。

とくに母のイクラ醤油漬けは絶品で、それを手巻き寿司で頬張るときの至福。

今年の秋も送ってくれ、私は自然農法

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【コオロギを愛でる。】〜映画『ラストエンペラー』・『こころの湯』のこと。。〜              

【コオロギを愛でる。】〜映画『ラストエンペラー』・『こころの湯』のこと。。〜              

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渓流釣りの生餌として、コオロギを飼い出してから今日で3日目。毎日、美しい鳴き声を楽しませてくれる。とくに中秋の晩、その音を聴きながら「加賀の月」ひやおろしで一杯飲ったが、なかなか風情がでた。そういえば小学生の頃、コオロギを飼い卵で越冬させ、春に孵化させたこともあったっけ。私はいつから、コオロギを愛でることをやめてしまったのだろう?

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ハナシは変わるが、映画『ラストエンペラー』(1987

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【ぴかぴかのランドセルに寄せて。】

【ぴかぴかのランドセルに寄せて。】

〜小学校入学式のちょっぴり、苦い思い出〜

今日は市内のあちこちで、ピカピカのランドセルを背負った可愛い子供たちと、幸せ一杯の親御さん達の姿を目にした。

すがすがしい青空のもと美しく開花した桜。まことおめでたき、春の情景である。

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私の場合、息子の新一年生の入学式に苦い思い出がある。その晴れの日に、なんと息子の上履きを家に忘れてしまったのだ。

あいにく母は父の病院への付き添いのため、家を

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あの春の海を忘れない。

あの春の海を忘れない。

〜死者は善き世界への使者なり〜


10年の歳月が過ぎた。

「わたし達は何を学び、何を成せたのか?」

同様に収束がなかなか見えないコロナ禍のいま、すべての日本人に突きつけられた問いだろう。

* *

変わらぬ事実は、荒ぶる自然の破壊力の前に人類の科学技術などまったく無力なことだ。

自然に対する畏怖の念と感謝の心を忘れたときふたたび、人類には手酷いペナルティが与えられのかも知れない。

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少年と犬。

少年と犬。

【ジョン・走る】(九谷陶板画)
戸出雅彦 作 
〜@金沢西病院 1fロビー常設展示〜

ときどき通っている病院のロビーに飾ってある、大きな九谷焼き陶板画。

見ているだけで元気をもらえる楽しい作品で、通院の子ども達に人気がある。

今日も作品の後ろ足を撫でていた子どもが、触るんぢゃありません!と母親から叱られていた。

こんなコロナ禍の状況だからこそ、病院の雰囲気を明るくする「アートの存在」はとて

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アレに効く?夜の大人のスパイスカレー

アレに効く?夜の大人のスパイスカレー

【今日のサラメシ】
カレーとお酒「ゲッコ洞」(金沢市茨木町)

《ココナッツ・シーフードカレー》

新天地から来た男が作る、“官能的”な味わいの、夜のカレーである。

数名の美人ブロガーが先週、このココナッツ・シーフードカレーを取り上げたおかげで、一気にオーダーが増えたそうだ。

さすが、影響力抜群!

オヤヂ達我らが永遠のアイドル、アスカリンである。。

以下、フードアナリストあすかさん
の「食

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雪の恵みと山と森といのち

雪の恵みと山と森といのち

【大杉江戸古民家の里創生プロジェクト】

〜 3年ぶりの大雪に思うこと〜

築170年の古民家をホテルにリノベーションするプロジェクト。

年末から年はじめにかけて、3年ぶりの大雪となった大杉。

今週末はまた、ふたたび大雪らしい。

雪すかしには少々ウンザリだが、やはり雪は“天からの恵み”である。

雪の代わりに、雨が降れば良いということでは決してない。

雨は地層表面をすぐ流れてしまう。

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Under Construction

Under Construction

〜サヴォア邸〜
(ル・コルビジェ設計

〜ファンズワース邸〜
(ミース・ファン・デル・ローエ設計 1951)

休日のお篭りワークにぴったりのLEGO アーキテクチャ・シリーズ。

やはり「名作」はLEGOであっても、「名作」である。

Ice Cream と Wafersの美味しい関係

Ice Cream と Wafersの美味しい関係

【今日のお三時】

@喫茶フローラ (小松市小馬出町)

《バニラアイスクリーム》

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“昭和な” 喫茶店メニューによくある、アイスクリーム。

以下の3ポイントが揃っていて欲しい。

❶いぶし銀のステンレス製、あるいは目に涼しげなガラス製「脚付サンデーカップ」

❷少し丸みを帯びた四角形の「アイスクリームスプーン」

❸バニラアイスをドーム型に盛りつけたら「ウェハース」を一枚添える

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W炭水化物なのに、サラサラ濃旨っ!の職人技。

W炭水化物なのに、サラサラ濃旨っ!の職人技。

【今日の一麺】

煮込みうどん「七味屋」(金沢市福久町)
《おじや饂飩》

@
富山は《モツ煮込み饂飩》の「糸庄」。

金沢は《おじや饂飩》の「七味屋」。

富山 vs 金沢。

冬の風物詩、鍋焼き対決。

モツ煮込み饂飩とおじや饂飩は、鍋焼きの両横綱である。

きっとここまでは、誰も異論が無いと思う。

しかしさらに《カレーうどん》を加えてしまうと、話がヤヤコシクなる。

高岡市の「吉宗」よりも

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言葉は要らない。想いはかけ巡る。

言葉は要らない。想いはかけ巡る。

【才能溢るる若い二人を応援したい!】

〜「Alvorada アルボラーダ(夜明け)」〜

@「もっきりや」(金沢市片町柿木畠)2020.08.23

出演:Dois:Pontos どいっしゅ ぽんとしゅ
 / 高雄飛(p) , エマ・アルカヤ(fl)

@

ポルトガル語で「点と点」、すなわち記号の「 : (Colon)」。

さらに英語の「香り」を意味して名付けたという、新進気鋭のDUO

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飛梅のようなANA心くばりのリレー

飛梅のようなANA心くばりのリレー

【これぞ、ANA's Way!】
〜まごころのバトンリレー @福岡空港〜



那覇 >福岡 >名古屋(中部)のフライトでの、とても心温まる体験。

福岡空港でのトランジット時間が短く、G.S.(グランドスタッフ)が名古屋便への搭乗口へ近道ルートを案内してくれた。

若い彼女の心のこもったキビキビとした対応は、それは素晴らしいものだった。

「さすがANAさんだね。あんしん、あったか、あかるく元

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