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11月読んだ本の紹介

お疲れ様です。今回は11月に読んだ本の一部を紹介していきます!




〇言葉を生きる:考えるってどういうこと?/池田晶子

哲学の本です。物事を考えたりするのが好きな人にお勧めです。子ども(小学生高学年かな)向けに書かれた印象がありますが、大人でも十分読めます。むしろ読みやすくて良いです。

ふとなんだろうなあと思うことがある人も、そういえば最近目の前のことで精いっぱいで他の事考える余裕がなかったなという人もぜひ時間を作って読んでみて下さい。

この本を読んで、何かが生活に影響を与えるわけでもなく物理的に大きく変わることはないかもしれないけれど、気の持ちようが少し変わるだけでも今見えている世界って大きく変わったりすることもあるんじゃないかなと思います。

これに関しては、noteを書いているのでこちらも読んでみて下さい。この本をもとに私が考え事してみました。




〇神時間力/星渉

よくある自己啓発書かと思いきや一味違いました。これは対話式に物語のように話が進んでゆくので、ぜひ最後まで読むことをお勧めします。

もちろん、タイトル通り時間の使い方も学べます。私がなるほどと思ったポイントをふたつ紹介します。

・いつまでではなく、いつやるかを決める
・未完成のタスクをメモにする

前者に関しては、時間の確保がうまくできないと期限のあるものっていつの間にか締切直前になってしまった、なんてことがあると思います。それは、いつまでやれればいいやと思っているから予定があやふやになってしまうわけで、先にいつやろうと予定を確保すれば、つまり時間を予約しておけば絶対やります。

後者の未完成タスクに関しても、私は先程話した内容とセットで活用しています。人間マルチタスクでは能力を発揮することはできないというのは色々なデータが教えてくれていますが、他の作業をしていても「あ、そういえばあれもやっておかないと」なんてことが頭の中に浮かぶことってありますよね。それでそのあとしばらくそのことについて考えてしまったり。

もうそんなの時間がもったいなすぎる。ということで、とりあえずメモだけ取っておいて一旦忘れて今の作業に戻るようにします。私はこのやり方めっちゃ合っていましたね。それで今していた作業が終わってからあとで、先程思い出したやることをいつ取り組むか決めます。そうすれば、バッチリです。

他にも方法や考え方が紹介されていたのでぜひ本書を読んでみて下さい。



〇それでも僕は夢を見る/水野敬也

イラストを中心に物語が進みます。いわば大人の絵本です。このイラストが胸を突くんですよねえ。

今回の本は、タイトル通り「夢」です。私にも何か成し遂げたい夢があったような気がするんだけどなあ。もしかしたら忘れているだけで、今も持っているのかもしれない。

この本は、夢に向かって頑張っている人を励まし、そして、夢を忘れてしまった人へは夢を思い出すきっかけになる本です。

これはむしろ歳を重ねた方の胸に刺さる本なのかもしれない。水野敬也さんは他にも良い本を出しているので興味があればそちらも読んでみて下さい。



〇大きな熊が来る前に、おやすみ。/島本理生

3つの短編からなる短編集。友達が貸してくれなければ、私はこの本と出会うことはなかったかもしれない。出会いに感謝。

この本が私の好みに合致しまして、まず文章が好き。しかも、自分の好みだからだと思うんですけれど、すごく読みやすいです。

どの短編も女の子(女性)を主人公にしており、彼女らの気持ちがこちらに刺さってくるんですよね。胸が高まって(きゅんきゅんして)ドキドキするというより、この本は心配や不安でドキドキさせられる本です。

読み終えたときには、主人公は私ではないのに、なぜか私が色々な恋愛やちょっとした修羅場を経験して、少し成長したような気分になっていました。



さて本の紹介はここまで。11月に読んだ本は14冊ですが、その中でも印象に残った一部を紹介させて頂きました。

他の本に関しては読書メーターにて記録しているので、もし良かったら覗いてみて下さい。読書メーターをやっている方がいれば繋がってくれると嬉しいです。


ここまで読んで下さりありがとうございました。12月にお勧めの小説があれば、そうでなくても最近読んだ本でお勧めがあればぜひコメントで教えて下さい。では、また。


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