- 運営しているクリエイター
#男の料理
YouTube動画のオーガニック検索が増えてきた
noteでも何故か月間でとんでもないPV数を安定的に稼いでいるバイ貝の記事。もしやと思い、YouTubeでも同様な内容の動画を上げたところ数ヶ月経った時点ですごい勢いで伸びてきました。
ここ数週間の伸びがエグいですが、意外と知られていないノウハウなのでしょうか。実際に渡しも最初にさばいたときはかなり迷いましたので、在る種の良質なノウハウとして認められたということですかね。
ショートの方は全然伸
夏のウマズラハギは肝がなくても身が旨い
なんだかんだこの2ヶ月ちょっとでたくさんの魚を自ら仕入れて料理してきましたが、個人的な味の好みでいうとカワハギが好きです。
カワハギというと、どこぞの中華料理バトル漫画でも有名なフォアグラに劣らない美味しい肝を持つ魚ですが、夏のカワハギは肝が痩せていることが多いので当たり外れがあります。夏のカワハギは肝が痩せてる代わりに身が美味しくなるので狙い目です。
皮が簡単に剥げるウマズラハギ(Thamn
濃厚でクリーミーな毛ガニの味噌を食す
毛ガニなんて小さい頃に北海道にいった以来食べたことがなかったのですが、水産の生簀にたくさん蠢いていたので一目惚れして購入しました。
前回調理したワタリガニと同様で童心くすぐる造形をしています。大きいものは¥4000以上しますが小さいものは¥800とお手頃な価格で手に入りることがわかりました。橋立漁港のマルヤ水産さんいつもありがとうございます。
剛毛マッチョなケガニケガニ(Erimacrus i
たらの白子の下処理 臭み消し
たらの白子は、新鮮で生で食べても美味しいですが、ひと手間加えて臭み消す下準備をするとさらに美味しくなります。
鍋、ホイル焼き、唐揚げにしてもとても絶品です。今回は生食用の白子の簡単な下処理方法を実践レポ。
生食用のたらの白子の準備いつもおなじみマルヤさんから仕入れました。お値段はここからお勉強させてもらいます(笑)鱈の解体段階ですでに大きめの血管は取り除かれていることが多いですが最初の段階で血
まるで刀のようなギラギラ感! 太刀魚の唐揚げ
少し状態が悪いですが、今年はじめてのタチウオをいただきました。
ここまで損傷が激しいともはや「太刀」には見えませんね...。刺し身は無理そうなのでフライにするために簡単に調理していきたいと思います。
岩礁の王様 カサゴを捌いた
なかなか迫力のある顔をしていますね、これがカサゴです。立派なサイズを水産から卸してもらったので皮付きの刺し身でいただこうと思います。
あまり釣りの経験は豊富ではないのですが、テトラポッドで釣り糸を垂らしていると根がかりしたってほど強い引きがあるのがこの魚です。
陸に上がると急におとなしくなるところがちょっとかわいいポイントです。
ヒラマサとカンパチという魚を見分ける
前回、出世魚であるブリに稚魚にあたる「フクラギ」を紹介しました。ぶりは成長段階別の呼称が地方によってバラバラなので、今回紹介するカンパチやヒラマサと混同されやすい上に見た目も非常に似ています。
今回はそんなカンパチさんの見分け方を研究しつつ食してみようと思います。
2020/08/24 執筆時点で完全にヒラマサとカンパチを取り違えていました。ご教示していただいた@boukentanさんに感謝!
#55『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.2
前回に続き、夏野菜の収穫祭りです。今年育てたのはビギナー向けの野菜ばかりで、リモートワークの片手間に育てたものばかりですが、ほとんど水不足で枯れたり害虫にやられて収穫不能になることはありませんでした。
これも害虫の観察と研究、対策の賜物ですね。引き続き夏野菜のザックリ紹介をいたします。
No.6_鈍器と化した太キュウリ蔦が育ちすぎて柿の木に絡まっています。大地から養分を吸い取って手で掴みきれな
#54『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.1
このマガジンがはじまって以来、魚をさばいたり、昆虫を採集して紹介したりと忙しかったのですが夏野菜の栽培もしこしこやっていました。石川県加賀市の沿岸沿いは砂地の畑は水々しい作物が育ちやすいです。
ここいらであまり手間をかけずにワイルド育ったコイツらを紹介したいと思います。
No.1_とんでもなく長いナスちょっとほっとくと地面につきそうなほど巨大化します。ちょこちょこナメクジの被害にあいますが、ビ
名前の由来がイマイチ想像しにくい カマスという魚の香草焼き
加賀市のスーパーで安売りしていたカマスを仕入れてきました。刺し身OKとのことでしたが連日忙しく鮮度が落ちてしまったので塩焼きにしようと思います。
カマス自体は名前は聞いたことあるのですが、まじまじと観察することはなかったので他の魚との違いを探りながら調理して参ります。
水産道具に由来する名前アカカマス(Sphyraena pinguis)はスズキ目サバ亜目カマス科に分類される魚類の総称で。カマ
岩だこの薄造りにレモンを絞る
活きの良いマダコ(岩ダコ)をもらいました。それはもう大暴れです、シンクの中がダンスフロアになった瞬間です。
前回はミズダコを捌きましたが今回の岩だこは一回り小さく扱いやすいかなと思ったのですが大きな間違いでした。でも、ミズダコに比べてカラダの構造がはっきりしているので研究にはうってつけです。
噛まれないように注意しながら捌いてみます。
タコの中のタコマダコ(Octopus sinensis)
謎のプルプルした深海魚ノロゲンゲを捌く
見た目にインパクトのあるゼラチン質に覆われた謎の魚を仕入れました。
その名を「ノロゲンゲ」。メイド・イン・アビスとかにでてきそうなファンタジー生物に見えますが、石川県ではそこそこ知名度のある魚です。
聞いただけで状態異常になりそうな名前の魚ですが調理次第ではそこそこ旨いので今日はこいつを研究します。
怪しげな名前
ノロゲンゲ(Bothrocara hollandi)はスズキ目ゲンゲ科に属する
価格は手頃で味は高級なブリの幼魚 フクラギを捌く
皆さんはフクラギという魚を知っていますか? 北陸三県ではこのサイズのブリの幼魚のことをフクラギと呼びます。ブリの成長過程の魚の名称は全国各地で異なるので知らない方も多いかもしれませんね。
出世魚の代表格であるブリですが脂のり方が違うので、同じ魚でも全く味が異なると言われています。
北陸はマグロのような赤身魚よりブリを縁起物として食す機会が多いので今回はこのフクラギを生態を捌きたいと思います。