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人事採用マーケターが絶対に読むべき本3選

「営業マネージャー」から、「人事採用マネージャー」へとキャリアチェンジすることになりました。

これまで企業の採用と密接に関わるHR業界で14年ほど仕事をしてきましたが、あらためて「採用」について、最新トレンドや知見を頭に入れておきたいと思い、読んでみた採用関連の書籍を紹介します。

リクルーター、採用マーケターは必読の本だと感じたので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

戦わない採用 「リファラル採用」のすべて

求人広告も転職エージェントもレッドオーシャン。待っているだけでは欲しい人材はやってこない時代に突入しました。

だからこそ、社員からの紹介である「リファラル採用」を活用して、欲しい人材を獲得していくことが重要です。

そのためには、人事が採用活動の土俵自体を見直し、全社員を巻き込み、知恵を使い、「競合と戦わない採用」を実現していく必要があります。

人事は自社の最も熱烈なファンになること、そして、社内の協力を得られやすい仕組みを作ることで、リファラル採用はグングン加速していくのでしょう。

リファラル採用を取り入れている企業は多いものの、形式的になっている会社が多いもの事実なので、本格的にリファラル採用を進めていきたい人事担当者は必読の一冊です。

時間とお金をかけずに欲しい人材を集める「SNS採用」

SNSと自社採用サイトをうまく活用していくことで、広告コストを抑えながらも、自社にマッチした人材を獲得しやすくなる、そのノウハウを網羅した一冊です。

大手求人広告に出稿して待つ。転職エージェントに依頼して待つ。これまでのような「受動的採用スタイル」では、間違いなく優秀な人材は採用できなくなりました。

しかも、求人広告も転職エージェントもお金がめちゃくちゃかかりますよね。高いお金を払って、うまく採用できたからといって、早期退職しないわけではないです。

これだけ、転職が当たり前になってきた時代において、せっかくコストをかけて採用するなら、なるべく自社にマッチする人材を採用したいと考えるのは当然です。

SNSや自社採用サイトを使うことで、高い採用コストをかけずに、かつ自社にフィットする人材を採用しやすくなるというのが本書が一番伝えたいことでしょう。

ペルソナに向けてSNS発信→自社の認知を獲得→興味を持った候補者を自社採用サイトへ誘導→自社の強みや特徴を訴求→興味を持った候補者が応募する→カジュアル面談→2次面接→採用内定

SNSと自社採用サイトをかけ算することで、自社にフィットする人材が採用できる可能性が高まるのではないでしょうか。

ダイレクトリクルーティングの教科書

2023年現在、転職活動をしている人は就業人口の12%しかいません。つまり、ほとんどの人たちが働いているわけです。

そうなると、転職マーケットでは、まさしく今働いている人に対してアプローチしていくことが求められています。

だからこそのダイレクトリクルーティング。

現職でモヤモヤを抱えている人に対して、直接的なスカウト活動を行うことで、自社に転職してくれる人を増やすことが、今の採用には求められています。

どうすればスカウトメールを読んでもらえるのか。そもそも、自社が求める人材にフィットする媒体はどれなのか。スカウトからの返信率を高めるためには、どうすればいいのか。

ダイレクトリクルーティングにおける緻密なノウハウが詰まった一冊です。

これからの採用は「リファラル」「SNS」「ダイレクトリクルーティング」が肝

求人広告(転職サイト)は求人件数がすさまじく増えていてレッドオーシャン。

転職エージェントも企業からの依頼件数が増えていてレッドオーシャン。

そう考えると、これからの採用の根幹となるのは・・・

  • リファラル採用

  • SNS採用

  • ダイレクトリクルーティング

これは間違いないのではないでしょうか。

会社の知名度や年収額だけで求職者を取り合うのではなく、自社のことを好きでたまらない社員からの友人紹介。

SNSを使った自社の認知度の向上、自社のブランディング。それらに共感した人をいかに採用に導いていけるか。

今、転職活動をしている転職顕在層ではなく、踏み出そうか悩んでいる転職潜在層へのアプローチ。ダイレクトなスカウト活動。

これらの採用手法を網羅した企業が「採用勝ち組」になるのは間違いないと思います。

新しく人事採用の業務を担う立場として、自社にフィットする人材を採用できるように、採用における知見をしっかりと叩き込んでおきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!!


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