長岡太郎 | SHONAI

庄内の地で気になることをとにかく試し、美味しいもの食べながら幸福を探求中。 山形県鶴岡…

長岡太郎 | SHONAI

庄内の地で気になることをとにかく試し、美味しいもの食べながら幸福を探求中。 山形県鶴岡市で地方都市の課題を希望に変える街づくりベンチャー、株式会社SHONAI(旧社名:ヤマガタデザイン株式会社)にて再エネ事業の「SORAIソーラー」を担当。NHK報道記者から2016年に転職。

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  • おいしい庄内グルメ

    はしご酒イベントの主催者でグルメインスタグラマーの筆者が美味しい庄内のグルメスポットを紹介。

最近の記事

社名がSHONAIに変わりました

私が働いているヤマガタデザイン株式会社の社名が4月から株式会社SHONAIに変わりました。 これまでの庄内の街づくり会社というアイデンティティを脱皮して、観光、農業、人材、そして教育などの街づくり事業を全国に展開することで、地方から希望を生み出そうという決意を込めております。 更に、観光、農業、人材の各事業を担うグループ会社も、それぞれ社名変更しました。これも、すでに事業ごとには、全国に事業領域が広がってきていたので、実態や今後の成長の方向性に合わせた変更になります。

    • ブラボー! 山形交響楽団 酒田公演

      たまたまのご縁があり、妻と二人で地元の山形交響楽団の定期演奏会に初めて出かけた。プログラムを手にすると、メインのビゼー「カルメン」に加え、シュトラウス2世の軽快な調べやファリャの情熱的な名作など、バラエティに富んだ構成だった。 (これは、AIが教えてくれました) 開幕は「スペイン行進曲」の陽気なリズム。ウィーンの雰囲気たっぷりに、喜びと癒しの音色が広がった。次いで聴かされたのがファリャの「恋は魔術師」。個人的に最も印象深かったのがこの作品だ。 プログラムを眺めると、スペイ

      • 挑戦とサステナビリティ:西郷と共に歩むシルクとガストロノミー

        だいぶ前になりますが、11月23日、鶴岡市の松ヶ岡開墾場を会場に行われたモニターツアーに参加してきました。 松ヶ岡とは敗戦からの復興のシンボルであり、殖産興業に貢献した証 庄内に住むまで、私も全く知らなかったのですが、庄内藩は戊辰戦争で、旧幕府軍として戦い、連戦連勝、なんなら領土も拡大していったぐらいだったのですが、ほかの藩が続々と陥落した情勢を知り、降伏しました。 こうして、月山山麓の東京ドーム67個分にも及ぶ広大な原生林を開墾し桑畑にかえていくことになります。 総勢

        • みんなで白鳥観察 再発見した地域の魅力

          企画はある日 突然に 少し前になるのですが、鶴岡市近郊の湖、大山下池で、夜明けとともに飛び立つ白鳥たちの壮大な光景、美しい瞬間を、市民の方々にもっと知ってもらいたいと強く感じ、観察会の企画を思い立ちました。 下池にある自然学習交流館ほとりあに、たまたま仕事でいったときに、学芸員の上山剛司さんに「あんなに白鳥が綺麗なのに、いつ行ってもカメラマン数人しかいないのがもったいない。市民の皆さんにも知ってもらいたいんですよねー」と相談したところ、私が主催で、観察会を開いたら協力し

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        • おいしい庄内グルメ
          3本

        記事

          36歳になりました

          36歳になりました。 (11月21日なので、だいぶ前ですが。。。) 最近は、着物ではしご酒、白鳥、再エネにハマっています。 昨年からの変化としては、移動距離が伸びた。 (友人の大場さん直伝のカードでユナイテッド航空のマイルを貯めることで、移動の金銭的負担が減った) その結果、 1.あちこち動いて感じる(INPUT)  ex)プライベートで西粟倉村、台湾、鹿児島等、仕事でも、北海道から福岡まであちこち行った。 2.まず試しにやってみる(TRY&ERROR) 3.みんなで形に

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          着物にドハマリ中 城下町で着物着ませんか?

          最近、着物にハマっています。 今年の夏頃に、浴衣ではしご酒で友人たちや旅行関係者と一緒に楽しんでいたら、だんだん寒くなってきたので、着物に挑戦してみたら、これが面白いのなんのって、着物の奥深い世界の扉を開けてしまったことに気がついたときには遅かったです。 pinterestで見つけた帯を買いに、銀座に行き、実家からもらった着物を着て七五三に行き、お茶会に誘っていただき、着物で参加して、先日は、youtubeの撮影でも、着物ではしご酒をおすすめしてきました。 どっぷりと、

          着物にドハマリ中 城下町で着物着ませんか?

          白鳥の湖でパワーをもらう

          この時期、毎年行くのが大山の下池。 ラムサール条約に登録された水鳥の楽園で、10月〜3月頃まで数千羽の白鳥が飛来する国内でも有数の白鳥の湖である。 その白鳥たちが夜明けとともに、飛び立つ。 それを見に行くのが、寒くなってからのささやかな楽しみだ。 まだ暗いほとりあの駐車場に車を停め、土手を登っていくと、白鳥の鳴き声が聞こえてくる。 登り切ると、鳴き声が一段と大きくなり、白鳥たちが池を埋め尽くしている様子に圧倒される。 日の出の6時ちょうど(訪問当時)に、白鳥たちの鳴き

          白鳥の湖でパワーをもらう

          西粟倉で感じた新たな経済のはじまり

          8月の末ごろ、友人の我堂さんがVUILDの視察で西粟倉村に行くというのでお供させてもらいました! (一応、休みとって自腹です) VUILDがやっているデジタルファブリケーションと林業に興味が前々からあったし、まちづくりの観点でも西粟倉村に興味があったので、これはいいタイミングだと思ったのでした。 現地では、VUILDのCOOで元森の学校の井上達哉さんにアテンドいただきました。本当に感謝です。 今でこそ、西粟倉村がローカルスタートアップの聖地のように言われるようになってま

          西粟倉で感じた新たな経済のはじまり

          感動日本一 赤川花火大会! 会場鑑賞のための準備 

          赤川花火大会、とても素晴らしかったですね。 家族で会場で拝見させていただき、頭上から降り注がんばかりの光の洪水、音楽に圧倒され、感動して帰ってきました。3日たった今でも、家族との会話は花火で埋め尽くされる。それぐらい、インパクトがありました。 BS朝日でも中継されたということで、ご覧になった方も多いかと思います。いかに素晴らしかったかは、ほかの方々も大勢書いたり、発信していることかと思いますので、私は、来年会場に行くときに、こうすればもっと良かったなというメモを書こうと思

          感動日本一 赤川花火大会! 会場鑑賞のための準備 

          スイデンテラスの朝食が進化していた

          (手前味噌過ぎて、恐縮過ぎますが、一度召し上がったことある方が、特にびっくりする内容だと思います) ヤマガタデザインのチームでは、他部署が忙しい時には全力でサポートする、そんな文化があるんです。 8月上旬、晴れの日が多くて気分も上々。 ということで、毎年恒例、スイデンテラスのお盆・夏休みの朝食サポートに、今年も参加しましたよ。 会場につくやいなや、朝食メニューが去年から大きく進化していたのに驚きました。まず西貝の味噌汁。 小料理屋では見たことあるけど、ホテルで出すとこ

          スイデンテラスの朝食が進化していた

          地元を豊かにするには?今すぐできる10のこと

          地元消費を増やすべき理由は「乗数」にあり 手前味噌で恐縮ですが、スイデンテラスの朝食の食材は8割が地元産。また、従業員も、8割近くが地元出身や地元在住者です。 域外からいらしていただいた方の宿泊費は、従業員の給料やリネン業者への支払い、生産者への食材の購入費などとして支払われます。そして、受け取った彼らも、その一部あるいは大部分を地元で消費します。さらにそれを受け取った人がまた消費する。このような形でお金が循環していくことを経済用語で「乗数」といいます。 チェーン店であれ

          地元を豊かにするには?今すぐできる10のこと

          浴衣ではしご酒と観光

          浴衣での街歩き:地域活性化への新たな一歩 地域経済に波及する本来あるべき観光のあり方と、地域の活性化にはもっと深い結びつきが必要です。街の楽しさを感じ、暮らしを楽しむために必要なものは何でしょうか。 はしご酒:観光とまちづくりの交差点 これからの観光と街づくりの観点から見て、私が注目するのは「はしご酒」です。先日、鶴岡市内の銀座通りと昭和通りを巡り、観光の有識者視察のコンテンツとして、浴衣ではしご酒を提案し、実際に案内しました。 いつも、取材に来てくれた人や友人をはしご

          浴衣ではしご酒と観光

          山形_庄内から、まちづくりの情報を発信します

          はじめまして、山形県鶴岡市にて地方都市の課題を希望に変える街づくりを行っているヤマガタデザイン株式会社の広報と再エネ事業を担当している長岡太郎と申します。 かつてはNHKで報道記者として活動していましたが、2015年に鶴岡支局への転勤を機に、庄内エリアと関わるようになりました。 同じ山形県の寒河江市の出身ですが、庄内地方の印象はほとんどないまま訪れたのですが、ユネスコの食文化創造都市に選ばれたことをきっかけにミラノ万博に出展する鶴岡市の取り組みを取材したことで、この地の歴

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