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『枯れ葉』というタイトルのフィンランド映画
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結婚する前まで、わたしは前情報なくマイナーなヨーロッパ映画を見るのが好きだった。もちろん内容も覚えてない。結婚してからは、夫の趣味?にともないハリウッド映画を主に観ていたように思う。もちろん、ハリウッド映画も良い。でもわたしにとっては映画ってワクワクドキドキより、発見、驚き、そして感じるものだったから。
今日久々に、その頃の気持ちが蘇ってきた。
へー。
こんなふうなテンポで喋るのか
2024の日常はじまる⭐︎
いろいろあって長く感じた年末年始の休みが終わり、今日から日常が戻ってきた。なんだかまだ、現実に馴染んでないような気がするが、明日になればもう、そんなことも言っていられない気分になるのだろう。
振り返ってみるに、2023年は極々私的に変容の年、生まれ変わりの年だった。この年になって、内面的にまだまだ変わるなどとは思ってもいなかったけど、もしかするとまだ先のある(だろう)人生、また何度か変わるのかも
時の流れに身を任せ…なんてね。
時が過ぎるためだけに時が過ぎる。
先の見えない道を目的もなく。巨大なローラーのようなものに追い立てられて進んでいく。
少し先にかりそめの目標を置きながら、ある時は元気よく、ある時はぼんやりと、ある時はよろよろと。
とにかく、進むためだけに進んでいる。
立ち止まりたいなら、あらかじめ少し先に進んでおく必要がある。
わたしはいつもローラーギリギリだ。
それでも立ち止まりたいとしたら、どうすればいい
ロードオブザリングをIMAXで。
好きで何度も観ている。
個々の存在についての概念を変えさせてくれたこの映画を。
初めはとにかくサムの力強さにひたすら惹かれていた。
しかし、我が子が小学生に成長するにつれ、新たな視点で捉えるようになった。
本当にもう、余計なことばかりしちゃう人、という認識でしかなかったピピンのことだったけれど、次第にこの物語にならなくてはならない人だということが分かってきたのだ。それは取りも直さず、我が子がこの