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動機は内側に。

今月、ふと思ったことがある。

「お金は、いくらあったら十分だと、足りていると感じるのだろう?」

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昨日まで読んでいた本に、こんなことが書いてあった。

宝くじの当選者を調査した結果、当選したときの幸福感は「平均して3ケ月で消えてしまう」ことをつきとめた。

大金が銀行口座に振り込まれてから3ケ月後には、あなたは以前に感じていたのと同程度の幸せ、あるいは不幸を感じるようなにる。

別のケースでも同じようなことが言える。
仕事で成功した人は、目標を達成してからおよそ3ケ月後には、成功する以前に感じていた同程度の幸せ、あるいは不幸を感じるようなにる。
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調査例は少ないものの、科学的にも実証されている
「幸せを長く感じ続けるためのヒント」

1.長いこと試してみても慣れることのできないネガティブな現象、たとえば通勤、騒音、慢性的なストレスといったものを避ける。

2.車、家、ボーナス、宝くじの賞金、金メダルといった物質的なものによる喜びの効果は短期間しか期待できないことを知っておく。

3.ポジティブな効果を長続きさせるためには、できるだけ多くの自由な時間を手に入れ、自分の意思で行動しよう。たとえ収入が減ることになったとしても、もっとも情熱を感じられることに時間を割き、友情をはぐくもう。

「なぜ、間違えたのか?-誰もがハマる52の思考の落とし穴- / ロルフ・ドベリ(著)」より抜粋

お金や物質的なもの、外から与えられるもの(例えば他者からの評価や賞賛)は、求めはじめるとキリがなくて中毒性が高い。どれだけあっても、もっと欲しくなる。

私がふと思ったギモンの答えは、「どれだけあっても、足りない」ということだろうし、「常に足りている」ということでもあるんだろうなと。

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本にも書いてあったとおり、

もっとも情熱を感じられることに時間を割き

幸せの動機は外側じゃなくて、内側にある。

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今日は平成最後の金曜日。良い週末&ゴールデンウィークを!




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