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ボディイメージのこと。

こんにちは。
月曜日。また新しい週が始まりましたね。

今週末は、大学時代の友人と先日再開したメトロポリタン美術館に行ってきました。

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Gossip girlでも有名な the MET の階段。
何回来ても好きな場所です。

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さて、今日はボディイメージのこと。

日本のYoutubeやウェブサイトに出ている広告を見ていると、
”〇日で痩せる方法!”
”これをするだけで〇キロ痩せる!”

を目にすることが多いです。

誰かと話していても、
”〇〇までに痩せなきゃ”
”〇〇は本当に細くて綺麗だよね”

という声を常に耳にします。

この ”細い=美しい” だったり、痩せていることを美徳とするのは、日本だけではなくて、私がいるアメリカでも世界のどこでも存在すると思います。

私はこの風潮に対して疑問を持っています。

だからと言って、私はこの風潮に影響されていないかと言ったらそんなことは全くないです。

高校生の時は”痩せる”ということに執着して、無理なダイエットの結果、拒食症になり食べ物が食べられなくなった期間もあります。
その後数年間は摂食障害に悩まされました。

数年前の私自身、 ”痩せる” ということに固執していました。

が、アメリカに来て、特に今の婚約者に出会ってから、自分の ”ボディイメージ” に対する考え方・見方が180度変わりました。

ここで私が言いたいのは、痩せることの逆で ”太る” ということを推しているのではないです。

アメリカではファストフードはものすごく安くて簡単に手に入りやすく、逆にヘルシーな食事はものすごく高くて全ての人口が必ずしもアクセスできるわけではなかったり...
糖尿病や肥満はアメリカ社会の最大の問題の一つです。

私が思うのは、美=痩せる ではないということ。

美=生まれ持った身体と心の魅力を自分のベストの形で維持すること
だと思うんです。
(”美”の定義はそれだけではないけれども、ここで言いたいのはこれです。)

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自分の例で言うと、私の体型は上半身より下半身の方が太いです。
しかも短足。笑

昔はこの太くて短い足が本当にコンプレックスでした。笑

※ジムに行く前に撮った写真。モザイクの部分は手洗いした服が干してあります。笑

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今では、この昔コンプレックスだった足も自分の好きな部分です。

昔は、
足を細くしようとアザができるまでマッサージ。
足に筋肉がつくような激しい運動はしないようにしたり、
足痩せのために極端な食事制限をして、結局足より胸から落ちていく始末...
パンツスタイルに憧れるも足を隠すためにパンツは避けて、常にスカートを履いたり。
ジムに行く時にレギンスを履きたくても足を隠すためにダボダボのパンツを履いたり...

正直毎日憂鬱でした。

今は自分が好き!と思う、自分の体型に合う格好を好きにしています。

今は、
マッサージをする時も、細くするためにゴリゴリ押すのではなくて、疲れた足を労わるように優しく、
ジムで足のワークアウトも週に2回しています。(痩せるため・細くなるためではなくて、"toned" (筋肉がついて引き締まっている)な足を目指すため。

私が細い足のために物凄く努力したら、今より足が細くなることは間違いないです。
でもどれだけ努力しても、151センチの私が、昔憧れていた170センチ近い佐々木希の足を手に入れることはできないです。笑

それに、人の身体ってそれぞれなので、自分の身体に合う食材・合わない食材ってアレルギーと同じで当然のようにあるので、人の真似をすることってほぼ意味ないと思っています。
(参考にしたり、健康に良いものを身体にいいものを取り入れたりすることはもちろん大切だと思っています!)

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なので、他人の身体を見て ”私もこうならなきゃ” と思う自己否定 = 自分にとってプラスにならない行為をやめて、自分の体型や身体・心の状態を知ること、そしてありのままの自分を一番に愛することに意識をフォーカスをシフトしました。

比べるのは過去の自分と、現在の自分の身体のコンディションのみ。

以前は、

◯◯がこれを食べると太るって言っていたから私も食べちゃ駄目だ!
◯◯でこれを食べると痩せるって言ってたからこれだけ食べる!

という感じで、自分の欲を抑え続けて、すぐに周りの情報を鵜呑みにしてはトライしては、我慢の衝動で結局うまく行かない...の連続。笑

現在は、

これ食べると顔が浮腫みやすい → 夜寝る前には食べないようにしよう
これ食べるとお腹に脂肪つきやすい → でも好きだから控えめにしよう
今日は食べすぎたから、明日は今日より控えめにしよう
これ身体にいいって聞いたから摂ってみよう

という感じで、”痩せるため” を理由に行動することがなくなりました。

もちろん自分なりの、 ”自分のベストな状態” よりも身体が重かったりする場合は、引き締める努力もします。

今がちょうどそれです。笑

今年の夏は、コロナでジムに行けなくなり、以前より圧倒的に運動量が減り、去年の夏より脂肪率が増えました。

なんとなく服のフィット感がいまいちだったりするので、普段より野菜を沢山食べたり、和食を食べるように心がけたり。

筋肉量を多くするために、またジムに通い始めたり。(NYでもジムがやっと再開しました。)

でも、決して痩せるためではないです。

自分にとってその時のベストな状態を保つためです。

自分の身体と心の状態に合わせて私生活を管理する。
そうしてから、ストレスフリーの生活になりました。

理想な体型

アメリカに来るまで、またこっちに来てから数年は、細くて華奢な身体に憧れていました。

私の中のこれが変わったのはアメリカ生活のおかげです。

学生の頃は、学校のジムに行って、体重を減らすためにランニングマシーンで走るのみ。

アメリカでは小柄に見える日本人の私は、当時の彼(現在の婚約者)に ”なんで常に痩せたいの?”と言われたり、食べなかったりすると ”ぶっ倒れるから食べて!” と、無理矢理食べるよう説教されていました。笑

彼と付き合うことで、彼の実家で両親がご飯を作ってくれたり、食べる量が圧倒的に増えました。

しかも普段は我慢していたものも彼と一緒にいる時は食べてしまったり。

それに対して罪悪感を感じていた私... とは裏腹に、私に対して ”自分に厳しすぎる” と言う彼は喜んでいました。笑

その時に、”え、この人私に痩せて欲しいとか思わないんだ” と気付きました。

当時の自分以上に、彼が ”ありのままの私” を受け入れてくれたことをきっかけに、長年苦しんできた ”痩せる” に対する執着心から抜け出すことができました。

そこからジムで筋トレを始めるようになり、私の心と身体が180度変わりました。

ある時、ジムでいつも見る同年代くらいの女性が声をかけて来ました。

”ねぇ、自分でトレーニングしてここまで足を育てたの?アジア人って細身だから、ここまで太くするのはすごいよ!よかったらトレーニング一緒にしよう!”

と。

(”ここまで太くするのは” と褒められているけど、元々下半身が太め、とは言えなかったです。笑)

この時に、華奢なアジア人の中で、そうじゃない私の身体ってユニークで、コンプレックスだと思っていた部分も私の魅力なんだ、と思ったんです。

以前の私がこれを言われたら ”私の足やっぱり太いんだ... 痩せなきゃ...” と100パーセント思っていたと思います。笑

生まれ持った特徴を愛して、それを磨くことで、それが魅力になる、
ということを教えてくれたアメリカ生活、そしてそれを教えてくれた周りの人たちに心から感謝です。

理想の体型=自分のベストな状態の身体

こんだけの自信を持つことを目指します。

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他人と自分の身体を比較するのではないけれど、”理想の女性像” というのは私の中で常にあります。

サイズとか形はそれぞれですが、自分の魅せ方をわかっている女性に惹かれます。

個人的に、ふっくらしているのって女性らしくてセクシーで素敵だな〜、と思うんです。(響きが怪しくてごめんなさい。笑)

私は体質的にガリガリにはなれませんが、痩せると老け顔になるし、
痩せる時は大体体力的に無理してる時とか、
ご飯食べていない時なので、
心の内側がアンハッピー→不幸なオーラが出ている気がします。笑

あくまでも!!
”細い”が嫌なのではなくて、人それぞれ自分に合った体型がある、ということが私の伝えたいことです。

私達の社会で日常的に耳にして目にする、
細い=”美”
の風潮が少しでも変われば良いなぁ、と思います。

”美”ってそれだけじゃないよ!
と、高校生の時の自分に伝えてあげたいです。

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この ”痩せる” ことへの執着心を捨ててから身体はもちろん、心が一番変わりました。

そして、心がハッピーだと、身体の状態もハッピー。

心と身体と魂って、本当に繋がっています。

人生一回のみ。

人生で自分と過ごす時間が一番多いのだから、自分で自分を一番に愛する。

今日はここで終わりにします。

Thank you for your time. 🧡

愛純 Azumi
IG @zumzuminsta @yogazumi 

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