大西かずお

★ギャグ漫画描いてます‼️ ★家族や3兄弟とのアホな日常や思い出漫画(男3兄弟の次男・中…

大西かずお

★ギャグ漫画描いてます‼️ ★家族や3兄弟とのアホな日常や思い出漫画(男3兄弟の次男・中間子) 。

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部室から出た志郎は、出口の『知恵の鏡』へ急いだ。 この後、三島と2人で行動するのは気が重いが、彼女の機嫌がこれ以上悪くなることは避けたかった。同級生の三島穂乃果と…

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【おどろ木小学校の七不思議】第ニ話:伝承クラブからの来訪者

もうすぐ12時になろうかという、4限目の中頃。 守谷志郎は憂鬱な面持ちで、算数の授業を受けていた。給食まであと僅かということもあり、内容が全く頭に入ってこない、志郎…

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【おどろ木小学校の七不思議】第1話:伝承クラブへようこそ

窓から差し込んだ夕陽が廊下を照らし、摩耗したビニル床をてらてらと輝かせている。鮮やかなオレンジ色の光が、影の黒をより際立たせていた。 創立100年を超える”おど…

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【おどろ木小学校の七不思議】あらすじ

【おどろ木小学校の七不思議】あらすじ

ミステリーと雑学好きの少年、4年生の守谷志郎は、創立100年を超えるおどろ木小学校に通っていた。
ある日、志郎は図書室で一冊の奇妙なノートを見つける。表紙に「おどろ木小学校七不思議の攻略法」と書かれた作者不明のノートには、この学校にある七不思議の詳細と攻略の手順が事細かく記されていた。そして最後のページには一言「君は選ばれた、挑戦してみたまえ」と。翌日、再び図書室を訪れたが、どこを探してもノートは

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【おどろ木小学校の七不思議】第三話:トイレの泰子さん

【おどろ木小学校の七不思議】第三話:トイレの泰子さん

部室から出た志郎は、出口の『知恵の鏡』へ急いだ。
この後、三島と2人で行動するのは気が重いが、彼女の機嫌がこれ以上悪くなることは避けたかった。同級生の三島穂乃果とこれまで話したことはなかったが、先の数分で若干、苦手意識が芽生えていた。
棚の間を体を横向きにして素早く抜ける。
『知恵の鏡』がある壁面に出ると三島の姿もうそこにはなかった。志郎は鏡から階段に人がいないことを確認して、慌てて飛び出した。階

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【おどろ木小学校の七不思議】第ニ話:伝承クラブからの来訪者

【おどろ木小学校の七不思議】第ニ話:伝承クラブからの来訪者

もうすぐ12時になろうかという、4限目の中頃。
守谷志郎は憂鬱な面持ちで、算数の授業を受けていた。給食まであと僅かということもあり、内容が全く頭に入ってこない、志郎は時間が全く進んでいないような感覚に陥っていた。周りも同じようで、静まり返った教室には先生の声と、黒板にチョークを打つ音だけがお経のように響いている。
おどろ木小学校七不思議の真相、そして伝承クラブと衝撃の連続だったあの日から、すでに一

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【おどろ木小学校の七不思議】第1話:伝承クラブへようこそ

【おどろ木小学校の七不思議】第1話:伝承クラブへようこそ

窓から差し込んだ夕陽が廊下を照らし、摩耗したビニル床をてらてらと輝かせている。鮮やかなオレンジ色の光が、影の黒をより際立たせていた。
創立100年を超える”おどろ木小学校”は一度改築され、鉄筋コンクリート製になったものの、半世紀以上使い込まれたその校舎には、学校独特のミステリアスな雰囲気が漂っていた。

この学校に通う4年生の守谷志郎は、誰もいなくなった放課後の廊下を一人歩いていた。志郎はざわつく

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