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映画「ロボコップ3」感想

昔ながらのアメリカのヒーローものといえば、
バットマン、ロボコップではなかっただろうか?

自分も子供の頃は大好きで何度も観ていました!

ただ、ロボコップはかなりグロいシーンやエグいシーンもあり、
すこし子供ながらトラウマになった記憶があります・・笑

今回ご紹介するのはロボコップ3は、
そういったグロさなどが他のシリーズよりも控えめで、
なおかつ、最もエンタメ性が高く、一番リピートして観ていました!

幼い頃に焼きついているヒーロー像。

無口、無愛想、だけど何よりも仲間想い、

だれよりも献身、守り、戦う、孤高の正義。

まさに、ロボコップにふさわしいイメージそのものです。

はい、わたくしは幼い頃から英才教育として、
バットマン、ロボコップなどのヒーロー像が根付いた
思考回路へと形成されたものです笑

ヒーロー=ロボコップなのです!!

あらすじ・解説

「クリープス」「ドラキュリアン」のSF監督、フレッド・デッカーが監督を担当した“ロボコップ”シリーズの第3弾。未来都市デルタシティ建設のため旧市街の撤去にかかるオムニ社と、地下に潜った住民との戦いが繰り広げられているデトロイト。オムニ社私設部隊リハッブによって傷つけられた所を救われたロボコップは、ゲリラと化した住民と共にオムニの野望に立ち向かう。

引用:allcinema

概要

上映時間:105分
制作国 :アメリカ
制作年度:1993年
ジャンル:アメリカ・SF

みどころ・ポイントについて


ポリス映画黄金期の80年代

ロボコップの第一作は87年、
80年代といえば、、
ビバリーヒルズコップ、ポリスアカデミー、
マイアミバイス、ダイハード、
リーサルウエポン・・・。
さまざまなポリス映画の全盛期でありました。

市民の身近な味方警察!
その警察が主役のエンタメ映画!
なんてね・・笑

そんな警察ものが群雄割拠する映画界の中で
現れた「ロボコップ」!

一度瀕死の状態に半殺し(いやほぼ殺し。。)の状態になった
マーフィーは、サイボーグとして生まれ変わる。

完全なロボットではなく、人間の記憶や感情を残したまま、
孤高のヒーローとして悪に立ち向かいます!

「サイボーグ」✖️「警察」という当時斬新な組み合わせで
登場したロボコップ。

ヒーローではあるが、成り立ちが恐ろしく壮絶すぎて
バットマン以上に影が強いヒーロー像ではあります。


エンタメ性が最も高い「3」

「ロボコップ」では、
そのロボコップへの成り立ちへの壮絶なストーリーに
直視できないシーンがあります。。

マジで映画だとわかっていても、
目を背けたくなる悍ましいシーンがあります。。

また、悪役を倒すシーンにおいても、
化学薬品を全身に浴びた悪役が
溶けてゾンビみたいに徘徊して、
最後は車にぶつかり飛びちるシーンとか、、、
幼い頃にトラウマをかかえました。。

また、パート2では、
人間の脳と脊髄を引き取り、そこにマシンのブレインとして
植え付けるシーンがあったり、なかなか悍ましく、
グロいシーンがありました。。。

そういった意味でパート1と2は若干敬遠していました。

だけど、パート3の今作においては、
そういったグロや際どいシーンがほとんどなく
楽しめます!

また、今作はロボコップ以上のサイボーグや、
ロボコップ自体が空を飛び暴れるシーンなど、
エンタメ性がとても高い作品となっています!


ビジネスで侵略する日本

今作といいますか、
1993年の当初は、日本がアメリカにおいての経済圏を
脅かすほど飛躍していた時代だったんですね。。。

いわゆるバブル時代ですかね。羨ましい。

そんな時代に対して、あまりにも直球な表現として
アメリカ企業を操る強欲な日本会社の設定。。。
マジでわかりやすく面白い・・笑

アメリカ人は本当に日本の脅威をわかりやすく
表現して皮肉っていましたね笑

だけど、20年後のいま。

どうでしょうか?

日本は未曾有の不景気。
アメリカの企業を買い占めるどころか・・
逆に買収しまくられ、
勢いがない日本企業の哀れな姿。。

中国から日本の土地はガンガン買い取られ、
外資に占拠される日本のビジネス現状。。。

あれ?これって映画いうところ、
避難するアメリカ人ではなく、そこは日本人で、、
占領する日本人ではなく中国企業のような構図がいまあります・・

かなり皮肉ですね。。

この映画はそういった未来をも
立場を変えればそのまま反映して
見える作品だなぁっと思いました!


以上となります。
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では、また次回!

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