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Confidentiality〜探偵ダレン•オスカーの憂鬱な事件簿  (web小説カクヨム様より) 著者 藤原 清蓮 先生


著者 藤原 清蓮 先生


著者 藤原 清蓮 先生…著者紹介、作品一覧頁

魔法使いか、探偵か…いきなり、気になるWord付きで始まる訳ですが…

Confidentiality…調べましたよ。秘密保持と言う意味だそうです。
機密性から許可された者だけが情報にアクセスできるようにする意味合いもあり、Confidentialには内緒の,秘密の意味があり派生しているようですね。

今回は著者様からきちんと許可を頂きまして、Web小説を読んで感想を書き乍ら行きたいと思います。

◎作品情報頁(目次一覧)
Confidentiality〜探偵ダレン・オスカーの憂鬱な事件簿〜 - カクヨム

気になりましたら、無料で読めますので是非読みに行ってみて下さいね^ ^🎩🌹(感想やいいねを入れて応援する際の無料会員登録だけ必要です)

…で、僕と何時も親しくして下さっているのもありますが、そもそも僕の一目惚れでしてね。
青いブルーが綺麗な宣伝表紙の、恋愛短編集が気に入りまして。

僕が一目惚れして胸キュンし過ぎた、藤原 清蓮先生の恋愛短編集
「コバルトブルーの空の下で」

……………🌟後日談

何と、先生から直にですね、この記事を観て頂きましたら、これ良かったらと上記のブルーが綺麗な宣伝表紙をですね、是非この記事にと下さいました。
嬉し過ぎて感涙しそう✨

……これ!此れですよ、此れっ!
出逢いの思ひ出だなぁ〜浸w
本当にこんな本があったら確実に買っています。
この表紙に胸キュンのときめきが星の様に全く違う舞台にお話が点々と散りばめられて。
webって思って無いです、此れに関しては。
思ったら違いますよ。
読めば直ぐに分かる。
是非、僕は長編に挑んでいますが、時間が無い…ほんの少しずつ読みたい、そんな人にはこちらがオススメです。


それから暫く経って、話すまでにはやっとなれたのですが、今回は探偵物だと聞いて、居ても立っても居られない僕なのです。
ですが、毎日更新、長編と聞いてハードルが高く感じまして、此方でゆっくり読ませて頂けないか交渉した次第です。
すんなり快諾して頂きました。カクヨムコン中だと言うのに。
文章にも滲み出ているのですが、優しい朗らかな先生で、猫好き友の会です…ふふっ。

さて、確か…貴族制のある国のお話しでイギリスを彷彿とさせた雰囲気ではじまった…筈←もう曖昧懺悔します!
謙虚で舞台背景の所為もあってか、何処か気品漂ってしまう主人公なのですが、しっかり把握して行きたい始めの設定w
未だ読み始めだったので、最初から紐解いて参りましょうか。

プロローグ

路地裏で何やら一悶着あったようだ。男、それに抱えられた少女。その前を一人の少年。
男と少年は仲間らしい。
唯一出てきた名が、この少年はエリックと言うらしい。
其れにしても、探偵物が好きならこの始まりで不服な訳がないのだ。
気掛かりなのは「妖精さん」?かな。まぁ、少女にありがちな、夢見がちなタイプなのか?それとも…と、勘繰るのは此方の探偵の悪い癖だ。
此処は純粋無垢に一喜一憂楽しんで行きたいと思う。
どう?魅力的でしょう?藤原 清蓮先生の書き方。
丁寧で品があるし、何処か綺麗なんだ。
だから探偵物となると更に気になる。美しいものが得意なのだと思っていたから、オフィーリアでも出てくるのではないかと、今からワクワクしているよ。
きっと、素敵な魔法を魅せてくれるでしょうね。

↓プロローグへのリンク

2024/01/15

本日は作業がありますので、ご紹介の少しで申し訳ありません。
次回はもう少し、ゆとりある時間に読み進めたいと思っております🎩


2024/01/18

さぁ、今日は本編だ✨
最初の設定は忘れたくないので、ややネタバレかも知れない。
本当に自前のノートにメモ📝してしまった💦
一回読んだら意地でも忘れたくない根性でおる訳です。
そこそこ治安の良い街に住む主人公。
優雅にゆったりした雰囲気の「ダレン」
出て来ましたねー。

この、登場人物…特に主人公の名を後から出す所がにくい演出ではありませんか。
主人公の雰囲気やどんな物が好きか、ある程度想像させてくれる。

ただ、ストーリーを淡々と書くのでは無く、読み手の想像力さえも引き出してくれる藤原 清蓮先生の書き方には、感情豊かで読み心地が良く感じます。

この街の車は未だ高級…。グレードを感じさせる物の一つ。
想像は実に楽しい。僕は、明治か大正初期の和を抜いて、洋だけ残したイギリス風を思い浮かべたりしました。
国を一から組み立てるなんて、驚くべき想像力。
僕の想像力も掻き立てられますねぇ。

女性がボンネットを被っている…やはり、西洋を感じさせます。
ビスクドールをですね、陶器人形と書き読ませているのですよ。
こう言う、カタカナに漢字を当てた言葉が好物でしてね。感動してます✨
拘りセンスが堪らなく好きなんですよ🎵

モテモテのダレンに釣書…釣書?ラブレター?
ご縁が無いので、調べましたf^_^;

元は血縁関係を示した系図の意味。
まぁ…所謂、家系図みたいなものかな?
氏名の文字が吊った様に見える事から呼ばれた。
…成る程、そのまま「吊った」では首吊りみたいで縁起が悪いですものね。
また、縁談(日本では主に武家)の際交換し、両家の「釣り合い」が取れるか見る物だった。
現在は身上書、自己紹介の書。

…ぅん。分かった。
お見合いでさぁ、近頃は本人不在の親同士のお見合いとかあるじゃない?
その時に交換してるのも、きっと簡易的だけど釣書だよね。
僕の母方が結構な武家の名家だけど、駆け落ちしたから、行ったのは数回で全く知らなかったよ。
僕がね、血を絶やした権化の一部…爆w
今も其処だけ江戸時代やってるよ。

やっぱりね、軽く調べただけで、交換会とか、時代遅れ、なんて言葉も出て来た。現在はヒエラルキーにしかならないけど、貴族制がまだ衰退しつつあっても存在するならば、階級こそ総てだからね。

このお話しでは、本気の求婚って事だね。

ただ、ダレンはそんなのばかりで飽き飽きな感じ。
何とも羨ましい探偵だ。

そしてもう一人の重要人物が現れた。
キャロル•アワーズ28歳。
主人公ダレンとは7歳差の関係者で、叔母と甥にあたる。
…この二人の間に何かトラブルがあったのではないかと我々は……あれ?違いますよ笑
トラブルは未だ有りません。
僕が書くと何でも事件説明に成りそうだw

正しくは助手ですね(^^;;
それと、この国には「探偵」が未だ珍しいらしい。
そんな認知度も低い国で、この美男美女が如何なって行くのか、これからが楽しみで仕方ありません。
今日読んだ、本編最初の一頁は此方↓
一緒に読みます?僕を待ち草臥れて首が長くなりますよ笑
是非、お好きなペースで読んでみて下さい♪



はぁ…長らく長らくお待たせ致しました。
自分の執筆に押されていました💦
それでも、のんびり読んで良い許可があると何だか安心。
また読んで良いんだ✨って、何だか嬉しいですね。

2024/01/26

第二話から。←ほら、此の懺悔感想文を始めてから、続きがすんなりと。
しかも、宣伝を探さなくても直ぐに見つかるスムーズさ🎵此れは楽しみが増えましたね^ ^

自分でもこんなにリンク🔗を小まめに貼っていない事に気付きましたf^_^;
主人公ダレンが住む国について歴史がありましたね。
親しみが湧いてきます。
レイルスロー王国。
やはり貴族制なだけに王国な様です。この歴史設定が個人的には好きですね。
概ね依頼は上流階級から。
キャロル、アーサー、ダレンが登場していますが、やはり魅力的で未だ未だ謎多き主人公像が気になるとろです。
助手のキャロルも良いキャラしている。
チョコレート、チョコレート食べたい🍫
チョコレートと珈琲を用意して読むと…完璧👌
探さないで済みます。

何だか大きな依頼でも舞い込みそうだな。
やっぱり探偵と言ったら依頼!此れに決まっている🎵
全ての謎は此処から……ってね♪
楽しみになってきたーー‼️❣️✨



2024/02/07
二月に入ってしまったではないかww
ウチのヘビーロング小説の管理に、腱鞘炎の中応援となると時間が限られましてね…やっと…やっと…(涙腺崩壊しそう)…我のご褒美だーーーっ‼️ww
探偵🎵探偵♪依頼🎵依頼♪
待ちにまった依頼✨物語の世界ダーイブ‼️❣️ザッブーン🌊🏝️

さて、スイスイ続きが栞🔖の様に分かるぞ♪素晴らしい✨

ダレンとキャロルが珈琲を飲む長閑なシーンで始まります。
キャロルがカップ&ソーサーで出し、ダレンがカップのみを取るシーンがあるのですがね。
此れは、キャロルと同感!お行儀悪い問題ですよw
でもね、そんなダレンでも優しい一面がちらほらと垣間見れる、良い一コマでもあるんです。
同世代のキャロルに「叔母様」とか、王女様には気に入られていたのに事実上振っただけあって、何処か徒ならぬ強靭な精神力が不動にあり、雰囲気と優雅さもある。
藤原 清蓮先生は登場人物の二面性を表現するのが得意なのでしょうね。
多角的に一人の登場人物を書くので、一人一人が引き立ち、似通って判別し辛いなんて事は無いのです。
登場人物を一気にでは無く、一人一人を大切にじっくり時間を掛けて紹介してくれる事で、忘れ辛く覚え易いです。
此処でやっと、キャロルの夫「アーサー」について語られる。
記念日を覚えないタイプなのに、結婚10周年のお祝いをしてくれた。
……これは浮気か?と、勘繰るのは僕だけだろうかw

まぁ、其の進展は後の楽しみとして、大好きな依頼だ。
僕らしく、箇条書きに調査書風に簡潔に纏める。

依頼人 王女
調査対象 王族や王女が出資する教会
何が?←大それた事と始めは書かれており、詳細は後程
問題点 教会が関与しているか否かで、王族も加担していると思われてしまう

つまり、調べてこの問題を上手く交わすのが依頼のようだ。
問題点については是非其の目で読んで来て欲しい。この事件のヒント若しくは、重要な点があるかも知れないから此処では控えよう。

子供が好きなキャロルは王女からでは無く、自分からの依頼にするようダレンに提案する程、憤慨した事案なのだ。
でも、それに対して怒ったキャロルの正しさはダレンも好んでいるようだし、僕も好きだ。

さあ…二人が飛び出していく…。
此れから始まる事件の謎へ飛び込んで行くのだろう。
次回も楽しみで仕方ない。
連載は僕は苦手なのですが、毎回此処まで惹きつけるのだから、凄いなと脱帽の想いなので御座います🎩🤏💐
楽しい時間⏰を有難う御座いました♪


やっと読書キターーーーッ‼️❣️今回は四話だねっ✨とっても続きが分かり易いシステムだ✨

2024/03/21 木曜日
一ヶ月ぶり…泣きそうだよ。どんだけ多忙だったんだ僕。
やっとご褒美♪ご褒美🎵
さぁ…事件だ!飛び込むぞー!!バジャーン🌊⛱️⛵️🏝️

貸し出しでは無い、この物語の世界では高級な車で移動するらしい。
運転はキャロルから見たお義父様の部下。
ダレンは運転手の足の怪我を瞬時に見破る。

うん…着眼点…僕で言う観察力や洞察力に実にダレンは優れている。
これは探偵として、大切な事だね。
かのシャーロックホームズもそうなんだ。
小さな事に気付くのが探偵の基礎とも言える。
ダレンには其れがある様だ。

車内では二人の人物の話をし、紹介している。
藤原 清蓮先生のこの、登場人物を普通に紹介しないで、物語に混ぜ乍ら紹介する所が、より自然で覚え易く、僕は大好きなんだ。
今回は回想シーンで紹介するテクニックが素晴らしいですね。
僕は探偵なので、調査書の様に箇条書きに紹介して行きましょう。

◎現アワーズ伯爵=キャロルの義理の父
•軍の大将にまでなった人物
•信頼があつい
•息子アーサーが軍人になる事を拒否するが、受け入れる程、器のある人物である

◎伯爵家専属運転手 ウィリス•バリー
•元軍人

この話をキャロルとしている時にダレンが初めての車で少し緊張しているエピソードなんかは茶目っ気を感じますよね。

車の行き先は教会。

王女陛下に会う会わないのキャロルとダレンの会話が面白いですね。

馬車より車が速いんですって。馬車乗らないから分かりませんが、そうらしい。

到着した教会は「カリッサ教会」

◎エマが登場…キャロルを知っている修道女

子供達が新しい毛布に喜んだと言う話をキャロルとしていますね。寄付したのかな?って思わせるエピソード。
このエマがダレンを見て「微かに頬を朱に染めた」とあるのですが、此の表現も藤原 清蓮先生らしい奥ゆかしい言葉選びですよね。
僕もこの言葉はちょっとオリジナルで捻る時があるのですよ^ ^

ダレンは女に言い寄られ過ぎて、どんなに美しい女の前でも無表情になった。
…モテ過ぎる男も辛いのか?羨ましいと言って来たが、彼には彼の知り得る大変さがあるらしい。

此処で出てくる言葉チェック☑️だ。
「辟易していた」とは?如何言う意味か分かるかな?単純に、嫌になる、尻込みする事を言う。
なかなか聞かないかもね。
読書して、一つお勉強になった。
得しかしませんね^ ^

さあ!次回はとうとう教会の「院長様」とご対面だ♪
また、次の楽しみが出来ました✨




2024/04/13
お久しぶりの楽しみです。
僕の執筆が立て込みまして、やっとご褒美に読めます^ ^
今回は第五章ですね♪

では、物語の世界🌎へ…行ってきまーす♪
ざば〜ん🌊…スーイスイ…🏊…おんや?
今回は調査に入ったね。
ネタバレ注意報か?

ダレンは何故か、教会の裏を見てくる。

院長が登場するのだが、此処で院長の服について触れている。
「スカプラリオ」とは?…調べたぞ♪
此れは修道女と修道士が着る服の名称で二種ある。
ラテン語のscapulae(肩)から由来。

クリスマスの天使が着ていたり、聖歌隊もきているゆったりとしたフォルムの白をベースにした服。
肩甲とされるだけあって、肩から刺繍が綺麗な大きな襷の様な斜め掛けをしたり、真ん中にデザインされた物もあるね。

恐らく此の場合はヒラヒラとゆったりした裾であったと推測出来る。

「ウィンプル」とは?
修道女等女性用の頭巾の事で、顎、首、頭を隠す物である。

と、やはり藤原 清蓮先生の人物に対する細部に注視した描写は必読の価値ありだ。

此の後、ダレンとキャロルの甥、叔母の言い方の一悶着がある。
キャロルは勘違いされても困るけど、もう少しは女性扱いして欲しい節がある様に僕は感じたかな。
此の一悶着がねぇ…二人の距離感を見ている様で楽しいんですよ。

ダレンは調査を始める。
兄に頼まれ、人数を調べると。
探偵らしいスラッと若干の嘘を入れるシーンだね。
良くあるって?
否、そうでも無いから愛嬌があるのさ。
キャロルとの掛け合いにクスッとしてしまう場面ですね。

院長が嘘を付くか知りたかったんだよ。

さて、そんな事もあり院長の話を纏めよう。
•現在、一時預かりの女児含め9名。
•その女児を預けた中年男女は髪色も似ていない。養子か?
•一週間前で、理由に不自然な点無し
•預けは10日程。二週間はしない。

問題は此処からだ。そんな事が重なったらしい。
其れが半年前。
子供の神隠しも半年前から。
きな臭いよなぁ。

そして舞台は変わり
ーー裏庭が見える院長室ーー

大人と話さない女児の話し。
院長は其処で初めて気になる事があると、内密の話しへと物語は向かうのである…。

凄く気になる終わり方ですね。
でも、これを毎頁後半に含ませるのが連載テクニックなのだが、実に上手い。
次を読みたくなるだろう?
秘密に…何て言われたら、聞きたくなる…其れが人の性分ってものだ。

上手いから、此の場所の持って行き方も分かっているし、確実に狙えるんだよね。
此れが所謂、テクニックと言うやつだ。

雰囲気や、此の綺麗な流れは読まないと分からないかな。
もし気になって読む様でしたら、カクヨムはブクマ、頁下の♡、コメントまたは、大感想で応援して下さい^ ^

其れでは…次は何時になる事やら…楽しい調査を続けたい…トホホなのであります💦

良い物を今日も読んで謎に挑んで下さいね^ ^




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読書感想文

お賽銭箱と言う名の実は骸骨の手が出てくるびっくり箱。 著者の執筆の酒代か当てになる。若しくは珈琲代。 なんてなぁ〜要らないよ。大事なお金なんだ。自分の為に投資しなね。 今を良くする為、未来を良くする為に…てな。 如何してもなら、薔薇買って写メって皆で癒されるかな。