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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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2020年4月の記事一覧

新型コロナとアフリカーーWHOが「各国は目を覚ませ」と訴えている件

▼新型コロナウイルスのニュースで筆者が気になるのは、アフリカのニュースである。ほとんど報…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(7)日本の民主主義は機能している

▼最近、コロナ独裁、という言葉を目にした。世界では新型コロナウイルスの大流行を悪用して、…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(6)感染した人は謝るな。謝らせる…

▼2020年4月17日付の毎日新聞夕刊の1面トップが、日本特有の「謝罪する文化」が新型コ…

「影のパンデミック」ーーDV電話相談がもうすぐ24時間対応になる件

▼新型コロナウイルスの影響で、これまで見えなかった(見ようとしなかった)社会問題が見える…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(5)DV(家庭内暴力)は「影のパ…

▼世界中でステイホーム、「家にいよう」が合言葉になっている。新型コロナウイルスの感染を止…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(4)「圏外」の人々がいる

▼新型コロナウイルスの感染拡大をニュースで頻繁(ひんぱん)に目にし始めた時、思い浮かんだ…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(3)「地域力」の差

▼2020年4月11日のNHKスペシャル「新型コロナウイルス最前線の攻防」で、専門家会議・クラスター対策班の押谷仁氏は、解決のカギは「地域力」だ、とコメントした。 この「地域力」について、考えさせられたニュースを3つ紹介しておく。 ■医療崩壊は地方都市から起こるかもしれない▼ひとつめ。 新聞の便利なところは、広い紙面を使った一覧性をはじめ、いろいろあるが、その一つが地図や表、グラフである。 2020年4月18日配信の共同通信記事。 〈8都府県で病床の空き20%未満 

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(2) 「夜の街クラスター」

▼「緊急事態宣言」の範囲が全国に広がった。 〈新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく…

「緊急事態宣言」は5月6日で終わらなさそうな件(1)「8割おじさん」

▼2020年4月7日に安倍晋三総理は「緊急事態宣言」を発表した。 〈新型コロナウイルスの…

人類は今、インフォデミックの耐性を鍛えている件(2)

▼情報+伝染の「インフォデミック」について、前号の続き。 ▼今号は、2020年4月6日付…

人類は今、インフォデミックの耐性を鍛えている件(1)

▼「情報」informationと「伝染」 epidemicをくっつけた、「インフォデミック」(情報の伝染)…

感染症と戦う最大の武器は「想像力」である件

▼世界の人口の半分、39億人に、外出制限がかかっている。2020年4月3日配信の共同通信…

テレワークはサイバーテロの餌食になりやすい件(3)

▼ウイルスには、ワクチンを。ただし、ウイルスは進化する。 前号で紹介した日経の2020年…

テレワークはサイバーテロの餌食になりやすい件(2)

▼日本の新聞には、1面の下にコラムを載せるという不思議な伝統があるが、現在、全国紙のなかで頭一つ抜きんでているのは日本経済新聞の「春秋」である。2020年3月28日付は冒頭が秀逸だった。 〈今年の初めのころまでは、「ウイルス」と聞けば、むしろパソコンやスマホの話かと思ったものだ。〉 ▼話はここから、新型コロナウイルスの流行にともなって一気に馴染(なじ)みのある言葉になった「テレワーク」に進む。 〈「実はテレワークの普及は、インターネット上で悪事をたくらむ者にとって、願っ