My Funeral / 魔女の葬式「死とわたし」
自分の葬式で流す映像作品「My Funeral」をYoutubeに公開しました。「死」というテーマを、私なりに表現した作品になっています。
今回、私がなぜ「死とわたし」や「葬式」をテーマに作品を作ろうと思ったか?の経緯や、この魔女が何を考えているか?については、こちらのブログの最後に綴っております。
国境を越え、私の葬式Movieで「現代魔女パラレル宇宙子」を語ってくれた、7人の友人たち。 皆さんが分かりやすいよう、現在から過去へと流れる時系列にしていますが、
初めの方たちが、ADとしての仕事を共にした、まともな人たちです(笑) 中盤のAD→イギリス編あたりから様子がおかしくなり、後半に行くほど知られざる魔女の生態が強烈になっていきます。
5人目のイギリス編の友人のインタビューは、自分が人生で一番キツかった時期を知る友人の一人で、彼が話ってくれた当時の「宇宙子」には、グッとくるものがありました。
6人目の学生時代の友人は、私も記憶に無い話がぽんぽん出てくるのですが、話を聞く限り、相当ヤバい人間だった事が分かりました。
そして、最後は現代魔女パラレル宇宙子が英才魔法教育をしてきた、隣の家の魔女見習いの少年(小学生)のインタビューですが、彼の心の中に在る、隣の家の「魔女」を通して、頑張って話してくれた純粋な言葉ひとつひとつに、私の希望は「未来」に在る。と、心打たれるものがありました。
生前の終活で創作した私のお葬式の動画ですが、私をよく知る人たちが、 皆さんの知らない、実体無き「現代魔女パラレル宇宙子」について、語ってくださった「My Funeral」。
SNSの発達した社会で繋がる人間関係も希薄になる中、実際に私の葬式に参列してくれる方がどれだけいるかは、分かりませんが、 私の人生を1時間にまとめた作品です。私の愛する7人の友人から、多くの学びがありました。
この人生でご縁のあった方、葬儀にご参列頂ける方は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
「わたし」のカケラ(ここまで無料)
今回、動画で生前の「パラレル宇宙子」を語ってくださった、7人の友人の中の「わたし」ハイライト(抜粋)。
友人その1 Xiao long bao ( Art Director時代→魔女 )
イギリスから一時帰国してる時に、よく一緒に仕事してた会社で、居るのを見かけた。仕事バリバリやってそうな人。本当に第一線でやってます、みたいな感じの
オーラって言うのかしら。
めちゃくちゃバリバリADの仕事してる時に出会ってるから
魔女とADの両方やっていくのかなって思ってた。
今の仕事だったり人間関係だったりとかあって、今の生活があるから、中々できる事じゃなくて。でも
「もう、そうするから」スパッと。決めるところが、宇宙子スパッと。
自分のやりたい事とか、作りたいもの、こうなりたいもの、って言うのが
凄いしっかりしてる人達って、意外とそこに対して、凄い色んな方向性とか
コレをどうするかって事を、凄く考えてるから。
凄くVISIONがはっきりしてる人だなって思う。
やりたいこと、見せたいもの。
最初のアイデアの延長線上で、それがいるって言うよりは、
全然違うところから来るんだけど、えっ、そんなこと言って無かったじゃん!みたい事を、いきなりボンと出してくる。
それが、しかも、ちゃんとカーブかけながら、ストライクに入ってくるんだよね。変化球なんだけど、変化球でそのままボールに行くんじゃなくて、
ちゃんとストライクのところに持ってくるって言うのが、
プロなんじゃ無いかなって思ったけどね。
見た目とギャップ、なんじゃない?ギャップ萌え?
友人その2 マキさん( Art Director時代→魔女 )
初めてお会いした時の時の印象は、アートディレクターとしてお会いしたので
パワフルで、繊細で、こだわりとプライドがある方だなぁと、こんな印象だった気がします。だけどフレンドリーで、こんな私にもざっくばらんに話してくれて。
私、Directionなので、「alt」の世界観を理解して、 撮る場所とか見せ方とか、色々提案するんですけど、凄いマジカルな場所に出会っちゃったりとか、いつもゲラゲラ笑いながら撮影してます。 本当楽しいんですよね。
私が思う宇宙子師匠は、本当にね「愛すべき方」という感じです。
超絶パワータイプで、高エネルギー体っていう感じで、
ジェット機みたいにぶっ飛んでいったり、
かと思えばクラッシュしたりとか
0か100。
凄い繊細な方なのに、決して傷つくことを恐れない、その強さ とか潔さ、ストイックさ。いやぁ、こんな生き方ね、中々出来ないなぁと。
その本当の根っこにあるのが 大きい愛なんだなぁと感じられるのが、魅力的なお方だと思います。
友人その3 黒猫 ( Art Director時代→イギリス時代→魔女 )
直属の上司が自由人で、すっごいびっくりして。
素材作りっていうのも、パソコンで出来ちゃうんですけれども、
宇宙子さんの場合、絵の具で素材作ってたりとか、色鉛筆で絵を描いたりとか、
そういう手で作る作業っていうのが、私も好きだったので、
凄い意気投合するというか。
パソコンて、ソフトの使い方さえ分かってれば
それっぽいものは出来ちゃうと言うか。まぁ、センスも必要だと思うんですけど、
アナログなものって、その人の人柄が出る。世界観、そう言うものが現れるから。
宇宙子さんは、浮いてましたねw 仲良い人は、全然居た感じですけど
群れるって言う感じは、全然なかったですね。まぁ、何か、一匹狼って感じ。
イギリスでざわさんに会って、
え?この人こんな人だっけ?みたいな、本当に人が変わって
凄いびっくりした。こんなに人って変わるんだって。
人間が変わったって言うか。日本で積み重ねてきたキャリアとかルールとかそう言うのがあったと思うんですけど、それがイギリスでぶち壊されたというか。
本当に、自由になれてた。
イギリスは日本よりは合ってるんじゃ無いかな。
イギリスって本当にね、変な奴しかいない。個性をぶちまけてなんぼ、みたいな所があるから、やっぱり伸び伸びと出来てたんじゃ無いかな。
誰もお前のこと「変」て言わないし、みたいな所が
日本にいるより、海外に行った方が絶対に良いって思ってたので。
この人、日本じゃ駄目だな。みたいな笑
日本でも海外でも、やってる事は変わらないんだけど
やっぱ外国の人とやると、反応が違う。
海外の場合、もうちょっと遊んで、一緒に良いものを作ろうよ。って言う
チーム感が凄いあったかな。
皆んなでワイワイ、「対等」に何か作ってる感じ。
どんな人かって言うと、ガキ大将(笑)いや、良い意味でよ。
やっぱ凄い正義感が強いから、弱い者とか放っとけ無いんですよね。
困った人とか、弱ってる人がいると助けちゃうみたいな。そう言う、正義感。
ボス猫もそうだけど、慕われてないと出来ない。嫌われてたら出来ないと思う。
強いものに媚無いし、弱いものに優しい。みたいな。
友人その4 Hyun( イギリス時代→魔女 )
僕が初めてロンドンに来て、孤独を感じていた時、
彼女が僕のところに来て、それは僕にとって、外国で誰かと一緒に遊ぶ初めてのチャンスだった。
徐々に、僕たちは自分自身と僕たちの考え、哲学、
特にユカは生と死について、哲学的な事を沢山話してくれました。
彼女は、多くの事にとてもオープンな心を持っていました。
文化的なこと、他の国の人々、他の言葉を話す仲間、未知の食べ物、本当に全てのことに。
多くの大人は、何事においても計算高いと思う。
何かを始める前、または何かをする前にも、利害関係を求める。
でも、ユカに対する僕の印象は、ユカは「大人として」利害関係を求めていない様だった。特に彼女の友達には。
友人その5 Andrew ( イギリス時代→魔女 )
彼女はとても勇敢な人。他の国に引っ越して住むのはとても勇気がいることだから。彼女がロンドンに来た時は、彼女は既に大人として年齢を重ねていたし、とても成功したキャリアがあったのに、新しいことを学ぶために東京を離れたんだよね。
だから、彼女は異国で自分の住む場所を自分で見つけて、自分自身のための全く新しい生活を見つけなければならなかった。
これって信じられないほど難しく大変な事だよ。 とても勇気がいることだと思う。僕はその苦労や難しさを知ってる分、彼女を本当に尊敬してる。
彼女は人生で多くのことを経験し、多くの事を学んできたと思う。そして、彼女はそれらの経験や教訓を、彼女は喜んで共有する。それは、彼女の友人であると言える僕たちにとって、幸運なことです。
彼女は本当にいつも励ましてくれて、今でも、僕がが夢を追い続け、クリエイティブな情熱を忘れ無いように、気を配ってくれます。彼女はとても優しい人。彼女はよく他の人のことを考えていると思う。
彼女の描くファッションイラストは素晴らしくて、何やっても才能があるから、それが僕を少しイライラさせるよ 笑。
実際、彼女のブランドとウィッチクラフト、それにビデオや写真は、本当に美しいと思う。それは本当に印象的で、本当に大胆。明らかに信じられないほどプロフェッショナルなんだ。
彼女はとても幸運だと私は思いますが、それはただのラッキーじゃない。彼女はそのために一生懸命働いてきた事を、僕は知ってる。
彼女は長い間、自分の創造的な情熱や、興味を持てた事を追求してきたけど、だからと言って、ちゃんと結果を出せるのは、簡単な事じゃない。自分のビジネスやブランドを立ち上げるのだって、本当に難しいことだ。
それに彼女はとても面白い人でもある。彼女のユーモアのセンスw。 彼女の皮肉なユーモアセンスは、やっぱり本当にイギリスっぽいwww。彼女の前世はイギリス人だったと思う。
友人その6はやた( 学生時代 )
変だよねぇ。こんな人、過去に出会ったことないよね。ぶっ飛んでるって感じ。高校が違ったけど、彼女は進学校だったから、まぁ目立ってましたよね。
何かモデルみたいな事やってましたよね。かっこよかったです。
本当全てが、まぁ目立ちしますよね。でも賢かったです。
駅で精神的な面を確認されて、絵を描かされたみたいで、
それはちょっと衝撃ですよね。そんな子周りに居ないから。
(授業中)机の上に立ってるは、ヤバいですよね。笑
それでも頭が良いんですよね、謎です。謎すぎます。笑
宇宙子さんはね、ギャルじゃ無かったですね。
地元の女の暴走族軍団に狩られてましたよね。
目立っちゃうから、ヤンキーじゃなくても狩られるんですよね。
塾に行く途中に狩られてるって、もうギャグですよね(笑)
真面目に振る舞ってるのに狩られるって、相当ですよね(笑)
宇宙子さんと一緒にいた子は、凄いモテる子で、可愛い子で、
宇宙子さんも可愛いんだけど、対照的な2人で、その2人が目立ってて。
グループでつるむ様な感じでは無いですよね。
目立つ2人が、2人で遊んでる感じ。まぁ、とにかく目立ってた。
隣の高校だけど、宇宙子さんを知ってる人は、めちゃくちゃいましたね。有名人でした。あまり関わっちゃいけない位、生半可な気持ちで噂しちゃいけないような雰囲気(笑)
福岡まで行ったのに、帰り「私、電車で帰るわ」って言って、一人置いて行かれて、一人取り残された事がありますね。「ちょっと行ってくるわ」って言って(笑)そんな事無いよね?普通の友達だったら(笑)
関西かどっかで、たまたま、歩いてた宇宙子の横を通り過ぎて、アレ?笑 みたいな再会w 何故か合流できて、また2人で関西から一緒に帰る事ができたって言う、謎の現象w ミラクル(笑) あれは凄かった、本当にw
犬が、宇宙子さんに性格がそっくりすぎて、嫌いな人には牙を剥く性格の犬でした。懐かしいです。犬が、私のことが嫌いで、よく噛み付いてましたね。
宇宙子さんも、噛みつかれてましたね(笑)
友人その7 隣の家の魔女見習いの少年( 未来 )
宇宙子さんに、これが魔女への第一歩の修行と言われました。
色んなところ連れてってくれる優しい人。怖い時は、まぁほとんど無いの。やっぱり優しい。日々のストレス(※小5 笑)とかを、おしゃべりとかで発散していきたいなって、魔女の家に来てる。
何かが起こるって言うのは、魔法とかを生み出したりして、動いてるのかもしれませんね。何か動いたり、何かが変わることが、「魔法」じゃ無いかと思います。
色んな魔法があったらいいなって思います。
人には知能があるから、戦争は常に起こってしまう。(魔法で)記憶を消したりとか、本当に色んな手段使ったとしても、多分、戦争はまた起きると思う。魔法でできる事って言ったら、できるんだったら、これからも起き無いようにしたい。終わらせるだけじゃ無くて、もう2度と起きないようにしたい。
まぁ、やっぱり地球で、昔何が起きたかって言うのは、未だに深くは分かってないから。今に、これから生きるって言うのも、何が起きるか分からないってこと。
誰かが嫌な思いをすると、やっぱり(嫌な思い)になって無い人と、気持ちの差が出来たりとか、生活に差が出たりとかするから、そう言うのを無くせるんだったら、無くしたい。
魔法は自分のためにも使いたいけど、自分にもみんなのためにもなる、みんなが嫌なことに合わない世界を創っていきたい。それが、僕が魔法で創りたい未来ですかね、しょうらい。
終わりに / ご参列者の皆様へご挨拶
この肉体が果てようとも、未来へ紡がれる
「わたし」とは?「あなた」とは?
皆さんの知る「現代魔女パラレル宇宙子」は、
あなたの心の中のソレと同じものでしたでしょうか?
それぞれの記憶の欠片
実体無き「わたし」を総称するもの
「現代魔女パラレル宇宙子」を創っているのは
この動画をご視聴して下さっている、他でもない「あなた」。
出会う事が出来、語り合う事が出来、共に時を歩む事が出来る
一人一人の記憶の欠片を集めたものが「わたし」です。
この世界で、会える時に、是非会いにきて下さい。
最後までご視聴頂きました皆様。
本日はおいそがしい中、現代魔女パラレル宇宙子のFuneralにご参列くださり
誠にありがとうございました。
またSpecial Thanksで、生前の宇宙子についてのお話を聞かせていただいた皆様
本当にありがとうございました。
皆様から、本人も記憶に無いような、宇宙子の奇怪な一面を伺がうことができました。
生前、現代魔女パラレル宇宙子が、皆様に大変お世話になりました事を
心から感謝申し上げます。
この命の灯火が消えるまで、「わたし」らしく、生きられればと思います。
【裏話】なぜ、死と葬式をテーマに動画を作ったか?
今回、私がなぜ「死とわたし」や「葬式」をテーマに作品を作ろうと思ったか?ですが、そのバックグラウンドにあるのは、やはり、
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