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私が大好きなフジファブリックというバンドについて

『フジファブリック』を初めて知った高校1年生。春。


部活動見学でふと、寄ってみた練習室から聞こえてきたのがフジファブリックの「」だった。



そこから、3年間。
私の高校生活はフジファブリックの曲とともにあった。


まわりにはチャットモンチー、アジカン、くるりが好きな人が当たり前のようにいて、
銀杏BOYZのBABY BABYを聴けば、大好きで憧れだった先輩のバンドを鮮明に思い出せる。

そんな環境が有難いことなんてつゆ知らず、ただひたすらにフジファブリックが大好きだったあの期間。
ライブハウスという場所が私の生活の一部だったあの期間。

それが、私の大切な青春だったのだ、と今なら思う。


私的推しアルバム

私がフジファブリックを知ったとき、既にデビュー14年。

だけど、私はすべての曲を聴きたくなって、アルバムごとに攻略していった。
当時、ウォークマンで音楽を聴いていた私はタワレコ、ブックオフに行ってわくわくしながらCDを買い集めた。

今はSpotifyで聴くからCDを買う機会もがくんと減ってしまったけど、やっぱりあの再生ボタンを押す前のどきどきはいいよなあ、と思う。


F

デビュー15周年を迎える2019年1月23日リリース。予約していたから前日にフラゲ(フライング ゲット---正式発売前に手に入れること)した記憶がある。

ライブのセトリ(セットリスト)同様、アルバムは曲順にも製作者の想いが込められているから、毎回初めて聴く時は緊張する。
特にこの「F」では、流れにストーリー性を感じてアルバムの順で聴くのがお気に入り。

特に好きな2曲を。


2010年以降ギターボーカルをしている山内総一郎さんの故郷、大阪を想い制作された曲。
後半、静かに、でもとっても力強くキュイーンと鳴るギターソロが好き。

「東京」というタイトルの曲は名曲揃いという定説があるけれど、この曲も紛れもない名曲。
とにかく、ベースラインがかっこよすぎる。


TEENAGER

2008年1月23日リリースのアルバム。
どうしても眠れない夜、再生するアルバム。

どうして、こんなにこのアルバムを私が求めているのかも分からないけれど、とにかく好きなのだ。予期できなくて他には無いような曲性と儚さを感じるからなのかもしれない。

そして、私が1番好きな曲が入っているのもこのアルバム。「星降る夜になったら」疾走感とそこに含まれた優しさが好きなんだ。


CHRONICLE

2009年5月20日リリースのアルバム。
志村さんがしっかり参加したラストのアルバム。

フジファブリックを聴いたときにしか、ならない感情が最も強く現れるのがこのアルバムな気がする。
本当に凄いものを目の前にすると言語化することが難しい。




※※※



いつか私は志村さんの年齢を越すことができてしまうのだろうか。






全然、書ききれなかったな。
好きを言語化するのって難しい。

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