小中一貫進学塾 プラス・ワン

ふじみ野市にある、小中一貫進学塾であるプラス・ワンの「ワンコベ」や「小学部」で起こった…

小中一貫進学塾 プラス・ワン

ふじみ野市にある、小中一貫進学塾であるプラス・ワンの「ワンコベ」や「小学部」で起こった日々の出来事、子どもたちの成長の様子や、学習アドバイスなどを綴っていきます。

ストア

  • 商品の画像

    「ワンコべ」チケット(8回分)

    (注)チケットの有効期限は発行より3ヵ月となっています。
    4,400円
    学習塾プラス・ワン 「ワンコベ」チケット販売サイト
  • 商品の画像

    オプション講座「国語」

    中学2・3年生対象のオプション講座「国語」の授業料振込用です。
    5,000円
    学習塾プラス・ワン 「ワンコベ」チケット販売サイト

記事一覧

日本語の「聴き取り」テスト?

日本語のリスニングテスト? ワンコベと小学部では、「聴き取りテスト」を行っています。 これは10年以上前に、千葉県立高校の入試で「国語のリスニング問題」が出題さ…

「小2算数」を大切にしてください!

私たちは以前から、 と繰り返しお願いしています。 私たちが「小2から通ってほしい」理由は、3つあります。 今回は、その「理由」を1つずつご説明します。 「丸暗記…

物語を理解するための「想像力」

4コマ漫画「コボちゃん」 小学部の国語で、4コマ漫画のコボちゃんを教材として取り扱ったことがありました。 その日に使った4コマ漫画の内容は、以下のようなものです…

高校入試でうまくいく生徒は

高校入試でうまくいった生徒の「小学生」時代 高校入試でうまくいく生徒には共通点があります。 それは小学校の頃から、 1:しっかり人の話を聴く習慣が身についている…

解けるようになったから、忘れないようにしないと!

今日からワンコベに参加してくれた小学2年生。 60分間の授業に楽しそうに取り組んでくれた最後に、こんな会話をしました。 小学2年生と、こんなに理想的な会話ができ…

「なんで?」という怖いセリフ

子どもの顔に緊張感が走る言葉 ここ数年、ワンコベで気になっていたことがあります。 それは、解答を出した後で「なんでそうなったのか?」を説明してもらうために と尋…

本の続きが気になる

国語の授業で、ある物語を読みました。 そしてその物語は、 とても意味深な部分で終わっていました。 問題文を読み、すべての問題を解き、解説をした後で という声。 …

ただ「見ている」ことの難しさ

プラス・ワンでは、保護者の方々によく とお話ししています。 すると、多くの保護者の方が とおっしゃいます。 でも実際には、「ただ見ていること」はとても難しいので…

「報告」と「記憶」=頭が良くなる秘訣

今日のワンコベでは、小学1年生が「1年間の漢字まとめテスト」で100点をとってくれました。 そのときに と残念そうに話してくれました。 都合の悪いことは報告せず…

塾を楽しむ!

先日、小学2年生の、いつも元気な女の子が と言って、このプリントを渡されました。 「先生」ではなく「あなた」と言っているのが面白かったですが(笑)、前回の授業で…

「塾」のイメージを壊す塾

こんな一般的な塾のイメージを壊したい! 全てをひっくり返した塾を作りたい! そう思いながら23年間。 そして実際に、ほとんどの生徒たちにとって「楽しく通えて、自分…

課題を楽しめる子は、成績が伸びる!

昨日と今日、小5国語の授業では、「自由作文」の課題に取り組みました。 「ねえ、今回の講習は『作文』やらないの?」というリクエストがあったので、やってもらうことに…

「勝ち負け」を楽しめる子どもは伸びる!

お盆休みが終わり、夏のワンコベが再開しました。 昨日は1年生と2年生、今日は3年生と4年生が二人ずつの参加でした。 異なる学年が同時に勉強すると、教える側は大変…

一般的な塾と違う点(2)

基本的に宿題を出しません プラスワンでは、基本的に宿題を出していません。 「やらされる勉強」の癖をつけて欲しくないからです。 「やらされる勉強」 「やらされる勉…

一般的な塾と違う点(1)

「教えない」塾 プラスワンのワンコベ(小1~小4対象)と小学部(小5・小6対象)では、「教えない」ことが基本です。 「教えない」というのは、「何も教えない」とい…

「ミスすること」は、悪いことではありません。

残念ながら、「楽しい」と勉強に取り組んでいる生徒は、あまり多くないのではないでしょうか。 プラスワンではありがたいことに授業時間の30分前から集まり始めて、楽し…

日本語の「聴き取り」テスト?

日本語のリスニングテスト? ワンコベと小学部では、「聴き取りテスト」を行っています。 これは10年以上前に、千葉県立高校の入試で「国語のリスニング問題」が出題されるようになったのが、ことの発端です。 最初は「日本語を聴き取れないって・・・どういうこと?」という印象でした。 でも実際、千葉の公立中学校の定期テストで出題されたリスニング問題で、不正解の生徒が何人もいました。 そこで彼らに話を聞いてみると ・話すのが速すぎる ・聴きながらメモをとれない ・問題をしっかり読

「小2算数」を大切にしてください!

私たちは以前から、 と繰り返しお願いしています。 私たちが「小2から通ってほしい」理由は、3つあります。 今回は、その「理由」を1つずつご説明します。 「丸暗記」では対応できない問題が出てくるから 勉強法には大きく分けて2つあります。 1つ目は「丸暗記」、2つ目は「理論を理解する」 小1で学習する内容はまだ比較的簡単なので、1つ目の「丸暗記」でほぼクリアできることでしょう。 小2になると、「丸暗記」でも解ける問題は多いですが、「理論を理解する」方法でクリアした

物語を理解するための「想像力」

4コマ漫画「コボちゃん」 小学部の国語で、4コマ漫画のコボちゃんを教材として取り扱ったことがありました。 その日に使った4コマ漫画の内容は、以下のようなものです。 「文脈」がない 「どんな意味か分かる?」と質問すると、全員が「わかった!」と言いました。 「じゃあ、この4コマ漫画はどんな話なか、説明してみて」と言うと、「それぞれのコマに描いてあるまま」を説明し始める人ばかり。 たとえば、 確かに間違えてはいませんが、ただ一コマ一コマ、描いてあることを並べているだけ

高校入試でうまくいく生徒は

高校入試でうまくいった生徒の「小学生」時代 高校入試でうまくいく生徒には共通点があります。 それは小学校の頃から、 1:しっかり人の話を聴く習慣が身についている 2:周りの人や様子を見ることが習慣になっている 3:事あるごとに考えたり、想像たりすることが習慣になっている それに対して、一般的な小学生の多くが 1:自分の話したいことを一方的に話していることが多い 2:自分が興味ない話は、(ときにはそっぽを向いて)聞かないことが多い 3:自分の思いつきで物事が上

解けるようになったから、忘れないようにしないと!

今日からワンコベに参加してくれた小学2年生。 60分間の授業に楽しそうに取り組んでくれた最後に、こんな会話をしました。 小学2年生と、こんなに理想的な会話ができるとは・・・笑 彼が復習しようと思ったきっかけは、「解けた喜び」です。 今日の算数は というセリフから始まった授業でした。 学校でまだ習っていなくとも、「1つのポイント」だけをしっかり押さえれば、いくらでも解ける。 そんな経験をして、「せっかくスラスラ解けるようになったんだから」という素直な気持ちから「忘れない

「なんで?」という怖いセリフ

子どもの顔に緊張感が走る言葉 ここ数年、ワンコベで気になっていたことがあります。 それは、解答を出した後で「なんでそうなったのか?」を説明してもらうために と尋ねると、子どもたちの顔に緊張感が走るのです。 最初は「説明が苦手なのかな」と思いました。 でもセリフを替えると、「えー、無理ー!」と、先ほどの緊張感は見られません。 だったら、「なんで?」と聞くと、子どもたちはピーンと気を張るのはなぜでしょうか。 その答えは、ショッピングモールで聞こえてきた親子の会話の中に

本の続きが気になる

国語の授業で、ある物語を読みました。 そしてその物語は、 とても意味深な部分で終わっていました。 問題文を読み、すべての問題を解き、解説をした後で という声。 昨年も一昨年も、同じ問題を解いたときに「続きが気になる」と言う声が上がりました。 そこで今年は、その小説を購入して、みんなで読み進めることにしました。 約束事は、じぶんだけ先に読み進めることなく、物語の展開をクラスみんなで楽しむこと。 こうやって、生徒たちが「続きが読みたい」と思った小説や、好きな小説、

ただ「見ている」ことの難しさ

プラス・ワンでは、保護者の方々によく とお話ししています。 すると、多くの保護者の方が とおっしゃいます。 でも実際には、「ただ見ていること」はとても難しいのです。 「自転車に乗る」という経験 先日、塾の迎えにいらっしゃった保護者の方と、小学2年生のお子さんとのやりとりを目にしました。 彼女は新しい自転車を買ってもらって、その自転車に乗って一人で塾に来れるようになったばかり。 だから、自転車に乗るまでにひと苦労です。 なかなか用意が整わないまま、30秒、1分

「報告」と「記憶」=頭が良くなる秘訣

今日のワンコベでは、小学1年生が「1年間の漢字まとめテスト」で100点をとってくれました。 そのときに と残念そうに話してくれました。 都合の悪いことは報告せず、隠してしまう生徒が多い中、とても素直でいい子です。 確かに、漢字が大好きで得意な彼が、なぜ学校のテストで満点を取れなかったのか、とても気になりました。 すると、 とのこと。 それに続けて、 と。 「青」・・・? それは、昨年の夏過ぎに、塾で「青」の下の部分を間違えてしまい、漢字テストで唯一間違えた

塾を楽しむ!

先日、小学2年生の、いつも元気な女の子が と言って、このプリントを渡されました。 「先生」ではなく「あなた」と言っているのが面白かったですが(笑)、前回の授業で解いてもらったプリントを真似して、問題を作ってくれたのです。 問題は、この図と同じように、黒いペンを使って同じ線を描きなさいという問題です。 その結果・・・ 右下の部分を間違えてしまい、 と叱られて、グチャグチャと書かれてしまいました(苦笑) 勘違いしないでいただきたいのですが、これは「おもしろエピソード

「塾」のイメージを壊す塾

こんな一般的な塾のイメージを壊したい! 全てをひっくり返した塾を作りたい! そう思いながら23年間。 そして実際に、ほとんどの生徒たちにとって「楽しく通えて、自分で考え行動できるようになるから、成績がしっかり上がる塾」として、頑張っています。 そのことは、ワンコべ(小1〜小4)に参加してくれている生徒の70%近くが、兄弟・姉妹紹介、もしくは保護者の方からの紹介で通塾していることが証明してくれていると思います。 これは本当に嬉しく、ありがたいことです。 2000年からず

課題を楽しめる子は、成績が伸びる!

昨日と今日、小5国語の授業では、「自由作文」の課題に取り組みました。 「ねえ、今回の講習は『作文』やらないの?」というリクエストがあったので、やってもらうことにしたのです。 ここでいう作文とは、「キーワード」を選んで(裏返したカードから選んでもらいます)それを組み合わせて物語を作るという課題です。 たとえば というカードを選んだ場合は・・・ 「青いロケットに乗って、コンビニに寿司を買いに行く」 という物語にする生徒もいるでしょう。 「青い寿司に乗ってコンビニにロケ

「勝ち負け」を楽しめる子どもは伸びる!

お盆休みが終わり、夏のワンコベが再開しました。 昨日は1年生と2年生、今日は3年生と4年生が二人ずつの参加でした。 異なる学年が同時に勉強すると、教える側は大変です。 一人ひとり教材が異なるので、まずは準備が大変です。 一人ひとりタイプも異なるので、見て回って教えるのも大変です。 だったら完全1対1の個別指導にすればいいじゃないか、と言われてしまいそうですね。 でも、クラス授業に移行するための講座なので、「完全1対1」はできるだけ避けて、周りのみんなと勉強する機会を作り

一般的な塾と違う点(2)

基本的に宿題を出しません プラスワンでは、基本的に宿題を出していません。 「やらされる勉強」の癖をつけて欲しくないからです。 「やらされる勉強」 「やらされる勉強」は「何をしようかな」と、子どもたちが自分で考える必要はありません。指示された通りにやればいいからです。 そして、その目的は「課題を終わらせること」になりがちです。 「やらされる勉強」は、「課題は終わったの?」「うん、終わったよ」というように、その内容よりも、「やった/やっていない」が評価の基準だからです。

一般的な塾と違う点(1)

「教えない」塾 プラスワンのワンコベ(小1~小4対象)と小学部(小5・小6対象)では、「教えない」ことが基本です。 「教えない」というのは、「何も教えない」ということではありません。 「最低限しか教えない」ということ、そして「同じことを2度教えない」ということです。 「最低限しか教えない」「同じことを2度教えない」と、生徒はどうするか。 この問題はさっきの問題とちょっと違う・・・ こんなとき、生徒たちは「わからない」「習ってない」「知らない」と、すぐに誰かに聞こうと

「ミスすること」は、悪いことではありません。

残念ながら、「楽しい」と勉強に取り組んでいる生徒は、あまり多くないのではないでしょうか。 プラスワンではありがたいことに授業時間の30分前から集まり始めて、楽しそうに通ってくれている生徒が多いです。問題が早く解き終わった生徒に「考える問題プリント」を渡すと、みんな必死になってチャレンジしてくれます。ミスをしたらとても悔しそうですし(すぐに席に戻ってまた解き始めます)、解けたら満面の笑顔で本当に嬉しそうです。 でも一般的には、塾は「楽しい」とは思われていないようです。 で