・ここまでの問題
　・法則とは何か？
　・現実が法則的に現れるとはどういうことか？
・法則的に現われるとは？
　・もっとも単純な意味でいえば、およそ現実が「形をとって現われる」ということ
　・いかなる形も取らずに現実が現れるということはありえないとすると、「現われる」ということそれ自体を問題にしたことになる
　・「現われる」ということが、「時間のなかで時間を超える」ということであり、それこそが「数学」のもっとも原初的な核心
　・徹底的に「現象に即す」ということが、おのずから「数学」になる
・科学における数学
　・科学において数学はモデル化として扱われる
　・モデル化が適用されるべき「現実」が現にあると考えられている
　・「現実」の方はいかなるモデルとも無縁な実体であるかのように考えられている
　・数学と現実の二元論
・「現実」そのものの与えられ方
　・二重スリット実験をもとに、「現実」が単なる粒子としての実体でもないし、場としての実体でもないことを示す
　・「現実」を「不定元」として考える
(数学と現実)