きゅうたん

読んだ本の紹介でもしようかと思ってnoteはじめて見ました。 が、なんかそれ以外もつぶ…

きゅうたん

読んだ本の紹介でもしようかと思ってnoteはじめて見ました。 が、なんかそれ以外もつぶやくかもしれません。

マガジン

  • 読書日記

    読んだ本の感想を

  • 何気ない毎日

    日々の何気ない生活の中で、ふと思ったことを載せてみます。

  • 綾辻行人の館シリーズを読んでみた

    綾辻行人の館シリーズを読み始めてみました。最後まで読み進められるかわかりませんが、ボチボチ書いていこうと思います。

最近の記事

明日も山の鳥は鳴く

出会い  1980年代。小学生の頃の思い出と言えば、「キン消し」「ビックリマン」「チョロQ」「ファミコン」などが頭に浮かぶ。  その中で、思い出でありながらも現役で今も好きで居続けているものといえば「ドラゴンボール」そして「ドラゴンクエスト」だ。 友達からのプレゼント  小学4年生頃だったと思う。友人が私の誕生日プレゼントにくれたのが、ジャンプ特別編集号のドラゴンボールの雑誌だった。  当時、ドラゴンボールはピッコロ大魔王との最終決戦直前。 悟空は一度ピッコロに負

    • さすがに書かざるを得ない(ドラマ版十角館の殺人)

      これ見るためにhulu入った。 ドラマ版「十角館の殺人」。 全5話。いっき見。素晴らしかった。流石、安楽椅子探偵の監督。綾辻行人の意向はしっかりと理解しているのだろう。 原作ファンの僕は、原作未読の娘と一緒に見ていたのですが、例のあの一行(ドラマだから一言?)のシーン。娘の反応が楽しみで仕方がなかった。 「え?!ちょっとまって???」 期待通りのリアクションでうれしくなるとともに、最初の1回しか体験できないこの新鮮な驚きに、羨ましくも感じた。 作品は、本当に細かい設定やア

      • <読書日記>季節はうつる、メリーゴーランドのように(岡崎琢磨)

        あらすじ ざっくりストーリー 高校時代の親友だった、夏樹と冬子。プロローグでは冬子との思い出を思い返しながら、決意する夏樹が描かれる。  そして、物語はある冬の日から始まり、春、夏、秋、そして次の冬の日へとうつる中、昔の事件を振り返りながらそれぞれの季節に起こる小さな出来事を「キセツ」していく様子が語られる。  夏樹と冬子の中でのみ伝わる単語。「キセツ」。  「キセツ」。それは「奇妙な出来事には、説明をつけてあげないとね。」を略した言葉。  物語は、うつりゆく季節の中で

        • <読書日記>神様の裏の顔(藤崎翔)

          あらすじ ざっくりストーリー  偉大な人が亡くなった。 誰からも尊敬された、まるで神様のような存在である元教師の坪井誠造。彼の葬式からストーリーは始まる。  出席者のほぼ全員が泣いている葬儀は初めてだ。とは、葬儀会社のスタッフの弁。たくさんの人が出席する葬儀はあるが、そのほとんどの人が本当に悲しんでいる様子を見るに、素晴らしい人だったんだろうなと思いを馳せる。  中学教師だった坪井は校長まで上り詰め、引退後はNPO法人を立ち上げ、不登校児など居場所のない子供達が通える場所

        明日も山の鳥は鳴く

        マガジン

        • 読書日記
          3本
        • 何気ない毎日
          3本
        • 綾辻行人の館シリーズを読んでみた
          3本

        記事

          <読書日記>ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ(辻村深月)

          あらすじ ざっくりストーリー  物語は、大きく1章と2章に分かれている。  1章では、主人公みずほの友人であるチエミが行方不明に。あんなに仲の良かった母親は横腹を刺されて死亡していた。 世間では、チエミが母親を刺して逃げたと話題になった。本当にそうなのか。なぜ行方をくらましているのか。 真相解明に乗り出すみずほが描かれている。  2章では、チエミ視点でその逃亡生活、そして真相が描かれる。 - 以下ネタバレあり -  感想母と娘の関係性  結論から言うと、この物語は、事件

          <読書日記>ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ(辻村深月)

          ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー感想

           先日息子と二人で、話題のスーパーマリオの映画を観に行ってきた。普通にネタバレあります。 息子との休日  私自身は子供時代にファミコンでどっぷりスーパーマリオを堪能してきた世代。何なら、スーパーではないマリオブラザーズでの友人との死闘も当然経験している。スーパーマリオ、スーパーマリオ2はディスクシステムで。スーパーマリオ3では、たぬきマリオなど新しい変身も増え、ピノキオの家でのスロットに泣き笑いしたものだ。と、ここまでは大袈裟かもしれないが、少なくともマリオの進化、ゲーム

          ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー感想

          続かない

          noteで何か書こうとしたら、きちんとした文章を作成しようとしてしまう。 当然である。つぶやきたいなら、Twitterなり、Facebookなり、Instagramなりがあるのでそちらでつぶやけばいいのだ。 なぜ、noteを使うかと言えば、文章を書きたいからなのだ。 落ち着いた場所で考え、順序立てて、わかりやすく伝えたいのだ。 元々、文章がうまくなりたい。という気持ちがあり、訓練のためにも続けていこうと思ったのだ。 書評・・・とまでは行かなくても読書感想文程度の文章を記録

          AIの孫悟空にインタビューしてみた

          はじめに今回は、AIにドラゴンボールの孫悟空になりきってもらってインタビューしてみた。が、やはり最後はぐだぐだに。。。 インタビュー Q.あなたはドラゴンボールの孫悟空になりきって質問に答えてください。 A.はい、どうぞ。わたしはドラゴンボールの主人公孫悟空です。何か質問があればお答えします。 Q.ブルマと出会ったとき、どう思いましたか? A.ブルマと初めて出会ったときは、とても驚きました。彼女は現代的な服装や最新の技術を持っており、わたしとはまったく違う世界の人間だ

          AIの孫悟空にインタビューしてみた

          青春ファンタジーホラー:軽音楽部の5人の大学生の物語

          何かと話題のChatGPTに 「軽音楽部の大学生5人の青春ファンタジーで、途中にホラー要素を含めて、最後にどんでん返しになる話を書いて」と言ってみたら、なかなかハチャメチャなストーリーとなった。 「青春ファンタジーホラー:軽音楽部の5人の大学生の物語」 大学生の高橋、山本、鈴木、田中、そして村上は、軽音楽部に所属している。彼らは音楽が大好きで、大学で最高のバンドを目指して日々練習に励んでいた。 ある日、彼らは学校の廃墟で出会った謎の男から「この場所には、音楽を奏でる者に

          青春ファンタジーホラー:軽音楽部の5人の大学生の物語

          まさか、実際に言うことになるとは・・・という話

          家族の内4人の誕生日がこの5月下旬にかたまっている。1人に1ホールのケーキを作るのが恒例になっているため、この1週間で1人4カットのケーキを食べることになる。当然、食べきれずに冷蔵庫にはケーキが残ることに。 さて、朝食はいつもパンを食べるのだが、今朝はパンを切らしてしまい、食べるパンがなくなってしまった。 嫁さんが漏らした「今日パンないわ。」に対し、こう応えた。 「パンがなければ、ケーキを食べればいいやん。」 答えた後に、気づいた。まさか、あの有名な一言を実際に言葉に出

          まさか、実際に言うことになるとは・・・という話

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-②水車館の殺人

          あらすじざっくりストーリー前作が島と本土の対比構造だったのに対し、今作は過去と現在の話が交互に展開される。 仮面を付けた家主が招待した人たちは、絵画には目がない人達ばかり。 目的は公開されない、藤沼一成が描いた幻の絵。一年前と同じように、今年も事件に巻き込まれる。 - 以下ネタバレあり - 感想まず、白い仮面に車椅子。それに寄り添う美少女。このシチュエーションで、まずは仮面から入れ替えトリックはあるだろなと。 過去は仮面の家主の視点で書かれているのに対し、現在は第三者的な

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-②水車館の殺人

          実験的ページ

          音源ダウンロードページを作ってみる。 テスト作成中

          有料
          9,999

          実験的ページ

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-①十角館の殺人

          あらすじざっくりストーリー何の予備知識も入れずに読み始めた。 登場人物である大学生たちは、本名でなくミステリ小説家に倣ったニックネームで呼び合う。多少でもミステリに触れたことのある人なら心の中でニヤリとするところ。 それぞれのキャラクターも立っており、カタカナで登場人物の数の割に、すっとイメージが入ってきて読みやすい。 離れ小島に立つ古びた洋館。 船は約束した1週間後にしか来ないという、まさに典型的なクローズドサークル。 十角形の建物に、十角形のテーブル。十角形のコーヒー

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-①十角館の殺人

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-はじめに

          本は好きだけど 昔は本を読んでいた。特に推理小説は好きだった。かと言って、人に好きだと大手を振って言えるほど詳しい訳でもない。 シャーロック・ホームズや江戸川乱歩の少年探偵シリーズも読むには読んだが、人に伝えられるほど深くは読んではいない。 ポアロやミス・マープル、金田一耕助に三毛猫ホームズ。誰でも一度は触れるであろう探偵達に、例に漏れず触れた程度だ。 中学生の頃には、いっちょ前に自分でも小説らしきものを書いてみたりもした。 大人になり、日々の忙しさにすっかり本を読む

          綾辻行人の館シリーズを読んでみた-はじめに