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映画の感想 - 一月の声に喜びを刻め
ポスタービジュアルの、あっさん (前田敦子) の美しい横顔が目に止まり、チケットをジャケ買いした。
あっさん主演かと思いきや、四部構成の映画。それぞれに物語が違えば主人公も違う。あっさんは第三部の主人公役で、第四部にも登場した。
物語の展開は、概ねゆっくりで静かだ。
もし円盤化または配信化されたなら、ほとんどのイマドキ消費者は倍速再生を始め、自らのスマホを取り出し弄りたおし、作品をほとんど観る
映画の感想 - 山女
山田杏奈ちゃん主演というだけで観に行った、「山女」。
販促の類いは YouTube の予告編と、Twitter のお知らせくらいのもの。だったら、徹底して事前情報を遮断した方が良いと、予告編すら観ずに映画館に向かった。
物語の舞台は、冷害が二年続いた 18 世紀の東北地方。江戸時代は、天明の大飢饉の頃である。
山田杏奈が演じる主人公は、曽祖父が起こした火事のせいで田畑を取り上げられ、汚れ仕事
ドラマ感想 - 日曜の夜ぐらいは...
すっかり忘れていたが、思い出したのでようやく書く。
7 月になった。
ついに、「日曜の夜ぐらいは...」が最終回を迎えてしまった。
初めは、めるると清野菜々ちゃんが出てるから観よう、ぐらいのカルい気持ちだった。だが、泣きながら第一話を観終わった頃には、生きる活力にまでなっていた。
同じラジオ番組を聴いている、たったそれだけの共通点で偶然に出会った三人が、人生を共に歩むかけがえのない関係になっ
舞台の感想 - 夏の砂の上
山田杏奈ちゃんの姿をこの目で見て、声をこの耳で聴きたいんじゃあああーあああ!!
そんな理由で観劇に至った「夏の砂の上」。
(主役は田中圭)
凄まじく良かった。予想を遥かに超えて良かった。
舞台やミュージカルはそこそこ観てきたが、そのどれもがアンプとスピーカーを通して演者の台詞を聞くものだった。しかし、この「夏の砂の上」の演技はなんと肉声。自身の初体験であった。
世田谷パブリックシアターの三階