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一般社団法人RACの公式noteです!私達は”子育て中の親子が、頼れる人に出会える瞬間を増やす活動”をしています。 主に短期里親の情報やショートステイ、社会的養護、子育てについて。里親説明会情報も発信予定です! #Yogibo https://bit.ly/3x84FDw

最近の記事

子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中を目指して、施設と里親のこれから【NPO法人チャイボラさんに聞いてみた③】

NPO法人チャイボラ代表の大山さんにお話を伺うシリーズ第3弾ですが、いよいよ終盤です。今回は、里親と施設それぞれの役割についてや、里親に興味のある方への大山さんからのメッセージをお伝えしたいと思います。 (前回の記事はこちら↓) Q.本サイト「さとなび」に訪れる人たちへ、何か伝えたいことはありますか? ー誰もが自分だけで完璧な子育てなんてできない Q.同じ社会的養護の目的として存在する、施設と里親についてどのような役割分担だと考えてらっしゃいますか? 世間では、施設と

    • 活動を始めたきっかけと代表の熱い思い【NPO法人チャイボラさんに聞いてみた②】

      前回に続き、NPO法人チャイボラの大山さんとのインタビューをお届けします。 (前回はこちら↓) ではパート2では、NPO法人チャイボラの代表である大山さんに迫っていきたいと思います!! ~チャイボラでの活動のきっかけ~Q.大山さんが、現在のチャイボラでの活動を始められたきっかけを教えてください。Q.幼い頃からの想いが叶っての就職だったのですね。そんなベネッセを退職されたのはどうしてですか? Q.ベネッセを退職された後は、すぐに施設で働き始めたのですか? ~児童養護施設で

      • 『親に頼らないで生きるヒント』を読んで 著者 コイケジュンコさん #感想note (2021/11/19出版)

        こんにちは!ネオンです。 今回の感想noteでは、こちらの本を取り上げたいと思います。 『親に頼らないで生きるヒント ~家族のことで悩んでいるあなたへ~ 』 著:コイケジュンコ 協力:NPO法人ブリッジフォースマイル 1.本の内容 家族の事情や問題は多種多様で、外からは見えにくい困難を抱えた家族の中で子どもはどのようにSOSを出せば良いのか。本書では親から離れて社会的養護のもとで育った9名の若者たちの体験を紹介し、子どもが子どもらしく、安心して暮らせる道を考えます。

        • ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと 〜養子縁組をした子どもと、生まれたその瞬間から家族になっていった話〜

          今日は真実告知の絵本をご紹介します。 題名からストレートに、真実告知に使う本。 という感じなのですが我が娘(実子、5歳になったばかり)には 普通の題名の本として受け入れられていたようです。 毎回の問いかけ 一緒に暮らす犬と、主人公の私が「ME」と書かれたアルバムを 親に差し出して。(翻訳本なのですが、イラストはMEのまま担っています。) 「ねぇねぇ、もういちどききたいな。」と何度も問いかけをする本です。 どうやって生まれてきたか 海外の輸入の本では多いのですが、

        子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中を目指して、施設と里親のこれから【NPO法人チャイボラさんに聞いてみた③】

        • 活動を始めたきっかけと代表の熱い思い【NPO法人チャイボラさんに聞いてみた②】

        • 『親に頼らないで生きるヒント』を読んで 著者 コイケジュンコさん #感想note (2021/11/19出版)

        • ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと 〜養子縁組をした子どもと、生まれたその瞬間から家族になっていった話〜

          かぞくってなあに? All about families 〜家族と気持ちが違ってても、あなたはあなたのままでいいのよと後押ししてくれる本〜(出版 2019/4/12)

          今日も家族にまつわる絵本の紹介です。 今回は「里親」に大きく限定せず、 多様な「かぞく」について考えたい方向けに。 ステップファミリーや、シングルの方 祖父/祖母に育てられてる方も読みやすい本です。 著者について All shapes and sizes かぞくのかたち いろいろ という題名のページには、可愛いイラストでいろんな家族、 ・大人数 ・シングル ・おとな2にん ・動物も一緒に ・みんな背が低い ・みんな背が高い などのイメージが伝わりやすいように描かれ

          かぞくってなあに? All about families 〜家族と気持ちが違ってても、あなたはあなたのままでいいのよと後押ししてくれる本〜(出版 2019/4/12)

          シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと 著者:花田菜々子さん (2020/3/18出版)

          本日はこちらの『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』の本を読んでの感想と、 それと比較して養育里親やその制度に関して思うところを書いていきたいと思います。 https://www.amazon.co.jp/dp/4309028705?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1 前提として、主人公は花田菜々子さんご自身。 独身で(ただし既婚歴があるので結婚・家族・離婚について考えら

          シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと 著者:花田菜々子さん (2020/3/18出版)

          なぜ私たちは「感想note」を書くのか?

          なぜ私たちは「感想note」を書くのか? 現在RACで「本」を通して社会的養護や里親のことを語る感想noteを書いています。 私達の想いとしては… 里親や社会的養護に関心を持った人が、誰でもサクッとアクセスできる状態にしたい 堅苦しい本も多いが、その中のワンポイント持ち帰り部分や感想をイラストで図解し、ぜひ関心を持ってくれる人を増やしたい 同じような題名でも、年度が変われば児童福祉法や社会の様子も変わり、政治や人の動きが変わってくるので年度の変化を紐解きたい の大

          なぜ私たちは「感想note」を書くのか?

          「ぼくのかぞく」 〜養育里親や家族のカタチを子どもと考えたい人向けの絵本〜

          本日は以前RACでもご紹介した、すがはらあきさんの「ぼくのかぞく」の 絵本の紹介をしたいと思います。 私が個人的に大好きなところ 二人のママがいっしょに子どもを囲んで遊んでいるシーンといままで過ごしたであろう場所や人、おもちゃなどの虹色の回想シーンは私は大好きです。 子どももスキなようでいつも「ここに○○があるね!」と話しながら読んでいます。 子どもと一番じっくり読むところ 子どもに聞かせたときにいつも話題になるところは、とあるシーンでママが下を向いて泣くところがある

          「ぼくのかぞく」 〜養育里親や家族のカタチを子どもと考えたい人向けの絵本〜

          トラのおうちで育った”ヒョウの子ども”のお話を実際に子どもと読んでみて 〜養子縁組絵本の紹介〜

          4歳娘は、この表紙を見て、最初に自分から読んでほしいと言ってきたのに、読み終わったら と一言。 (多様性を教えたい親としてはちょっとたじろぐ一言。) でもそう思うのも普通な感覚だろうな、と思い深呼吸して話しかける。 確かに見た目は普通じゃないかも? でも親が死んだり行方不明になったり育てられない場合は 育てる大人が必要じゃない? どうしてNちゃんはかわいそうだとおもうの?と対話しました。 「わかんない・・でも違う!」と。 (実際には「かわいそう」というより「違う種

          トラのおうちで育った”ヒョウの子ども”のお話を実際に子どもと読んでみて 〜養子縁組絵本の紹介〜

          #感想note  アドボカシーってなに? -施設訪問アドボカシーのはじめかた−(2021/4/12)栄留 里美さん他

          今回もRACのメンバーで、いろんな里親や養子縁組、家族のカタチに関わる本の感想noteを書いていきたいと思います。 なぜ私たちは「感想note」を書くのか?私達の想いとしては 里親や社会的養護に関心を持った人が、誰でもサクッとアクセスできる状態にしたい 堅苦しい本も多いが、その中のワンポイント持ち帰り部分や感想をイラストで図解し、ぜひ関心を持ってくれる人を増やしたい 同じような題名でも、年度が変われば児童福祉法や社会の様子も変わり、政治や人の動きが変わってくるので年度

          #感想note  アドボカシーってなに? -施設訪問アドボカシーのはじめかた−(2021/4/12)栄留 里美さん他

          子どもNPOセンター福岡さんの、第35回フォーラム「新しい絆」に参加した感想

          今回オンラインで開催されました、子どもNPOセンター福岡さんの 第35回フォーラム「新しい絆」に参加しましたので、 そこで感じたことや考えたことを少し書きたいと思います。 まず 子どもNPOセンター福岡とは?visionにかかれている通り、 が体現されている、子どものために活動されているNPOさんです。 https://www.sosjapan.org/ SOS子どもの村JAPANさんも過去に見学させていただいたことがあり、マンスリーサポーターをやっている私ですが、本

          子どもNPOセンター福岡さんの、第35回フォーラム「新しい絆」に参加した感想

          #感想note 「里親家庭で生活するあなたへ」里子と実子のためのQ&A 山本真知子さん(出版日 2020/7/2)

          今回よりRACのメンバーで、いろんな里親や養子縁組、家族のカタチに関する本の感想noteを書いていきたいと思います。 その想いの裏側に最初に少しだけ「なぜ感想note」を書くのかを説明します。 私達の想いとしては 里親や社会的養護に関心を持った人が、誰でもサクッと読み始められる本にアクセスできる状態にしたい 堅苦しい本も多いが、その中のワンポイント持ち帰り部分や感想をイラストで図解し、ぜひ関心を持ってくれる人を増やしたい 同じような題名でも、年度が変われば児童福祉法

          #感想note 「里親家庭で生活するあなたへ」里子と実子のためのQ&A 山本真知子さん(出版日 2020/7/2)

          「子どものための制度がもっと横でつながれたら」#里親体験談 安藤茎子さん②

          前回に引き続き、安藤茎子さんにお話を伺いたいと思います。 今回は、東京都豊島区のショートステイ事業についてと、実際に里親制度を利用してみての気づきについて伺いました。 ▼安藤さんへのインタビュー第一弾▼ ショートステイについてー東京都豊島区の子どもショートステイについて教えてください。 始めたのは10年以上前だと思います。正式名称は「子どもショートステイの協力家庭」です。豊島区の場合は里親経験や、ファミリーサポート援助会員としての経験があれば協力家庭に登録できます。これ

          「子どものための制度がもっと横でつながれたら」#里親体験談 安藤茎子さん②

          「きっかけは、子どもとの関わりを生活の中に入れたくて。」#里親体験談 安藤茎子さん①

          今回は特別養子縁組や里親、ショートステイ等の担い手として長年活動されている安藤茎子さんにお話を伺いました。 子どものために何かできることはないかと思っている方に、色んな形で関われることをお伝え出来たら嬉しいです。 —安藤さんの自己紹介をお願いします。 安藤さん: 里親登録したのは1999年です。翌年に1人目の里子を迎え、その子とは養子縁組をしました。その後、養育里親として長期(1年以上)の里子を3人迎えました。 最近では豊島区の子どもショートステイが活発になり、何人か

          「きっかけは、子どもとの関わりを生活の中に入れたくて。」#里親体験談 安藤茎子さん①

          「里親になることのハードルを上げないで」 #里親体験談 安藤茎子さん③

          今回は安藤茎子さんに、これから里親を目指す方へのメッセージをお伺いしました。 前回までの記事を読んでない方は、ぜひ一度読んでみて下さいね。 ▼安藤さんへのインタビュー①▼ ▼安藤さんへのインタビュー②▼ https://note.com/rac_foster/n/n0931ba5ce207 これから里親を目指す方へのメッセージーこれから里親やショートステイ協力家庭になってみたい方へお伝えしたいことをお願いします。 里親というと長期で預かるというイメージがある人が多

          「里親になることのハードルを上げないで」 #里親体験談 安藤茎子さん③

          日本財団さんの4月4日は養子の日、イベントで感じたこと、知ってもらいたいこと。

          こんにちは、RACの千葉です。 少し前になりますが日本財団さんの「4月4日は養子の日」イベントに参加してきました。 動画は約4時間半あるので、特に全く知らない方に知ってもらいたい部分と、私の感想を少し書いていきたいと思います。 \ちなみに/ アーカイブ配信は5月上旬まであるのでまだ申し込めますのでぜひ日本財団さんのURLから動画を見ていただければと思います^^ 1.特別養子縁組とは「特別養子縁組」とは、子どもの福祉の増進を図るために、養子となるお子さんの実親(生みの

          日本財団さんの4月4日は養子の日、イベントで感じたこと、知ってもらいたいこと。