紗弥

読書とピアノ、文章を書くことが好き。どれも得意なわけではないけれど。 何でも書きます。…

紗弥

読書とピアノ、文章を書くことが好き。どれも得意なわけではないけれど。 何でも書きます。 何か一つでも響くものがありますように。 (アイコンは理想像です)

マガジン

  • サッカー素人のわたしが、サッカーについて思うこと。

    サッカー素人のわたしが、グランパスについて、Jリーグについて思ったことを述べています。

  • 小説

    ちょっとした、小説です。 恋愛が絡むものが多いです。 ①〜③などとなっていない限り、独立したお話となっているので、どれから読んでも大丈夫です。

  • 日常・雑談・コラム

    日常のとりとめのないこと・思ったことを書いています。

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    読んだ本の感想や、思ったことをまとめています。

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記事の目次、つくりました。

こんにちは、紗弥です。 突然ですが、記事の目次を作ってみることにしました。 今まで、 思ったことを思うままに書いた結果、いろんなジャンルの記事がごっちゃになってしまったので。 ざっくりと、どんな記事を書いているのかまとめていこうと思います! ◎サッカーについてここには、タイトル通り、サッカー素人のわたしがサッカーについて思うことが書いてあります。 主な内容は、 ・サッカー観戦について ・グランパスについて です。 ◎本についてここでは、本を読んだ感想や、本に関連す

    • 女でありたくて、逃げたくて。

      「お前ってなんか女っぽくない」 「女として見れない」 数年前、高校卒業直前に、好きだった人に言われた言葉を未だに思い出す。 「女っぽくない自分」に囚われ始めたのは、この時だった、と思う。 *** 中高生の頃、自分が女の子であることが嫌だった。 好きな色は青と言い、 ボーイッシュな服を着て、 ちょっと粗雑な言葉を使って、 恋愛なんて興味ないといろんな誘いを断って、 元々ドライな部分のある自分の性格を前面に押し出して、 151センチの身長を笑いながら、「身長さえあれば女子

      • 飛行機で一緒になった親子と、子育て。

        チュニジアからカタールに向かう飛行機で、トイレから戻ると、私の先に男の子がニコニコしながら座っていた。 (チュニジアに行った時の話はこちら↓) 通路を挟んで隣に座っていた男の子だった。 男の子のお母さんはごめんなさいと言って私の席から男の子を引き剥がそうとするのだけれど、男の子は絶対に離れたくない様子。 全然問題ないですよと私は返し、その男の子の席に座ることにした。 *** お母さんはとてもフランクで、いろいろな話をした。(と言っても、私の英語はポンコツなので、なか

        • 先に進む、その前に。

          4年間の記憶。 好きか嫌いかで言えば嫌いだった。 地元からも、都心からも絶妙に遠い大学。 いつも殺伐としている朝の電車。 私には少し窮屈だった狭い世界、人間関係。 実質通ったのは3年くらい。 どうしても毎日電車に乗るのが嫌で、できる限り全休を作っていたから。 日数にするとどれくらいになるんだろう。 *** 高3の終わり。 合格発表、受かってるなんて露ほども思わず、ネットの掲示板を一気にスクロールさせたあの日。 他大学の後期日程を受けに行く前に確認だけしようと思っていた

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        記事

          嵐ファンであるということ。

          昨日、2021年以降の嵐の活動休止、大野さんの芸能活動休止が発表された。 「そっか」という思いと、その後徐々に心が蝕まれてるような、穴をあけられているような感覚がある。 *** わたしは中学2年生の時から、10年ほど嵐の応援をしている。 もっとファン歴が長い人もいるし、 グッズをもっと集めている人もいるし、 もっとコンサートに行っている人もいるし、 嵐ファンと言うのは烏滸がましい気もずっとしている。 (ファンの形、応援の仕方はいろいろあるので、「〜だからファンではない

          嵐ファンであるということ。

          《それでも、私は。》

          #小説 #短編小説 返信が、来ない。 不思議なことは何もない。 だって私が返信してないのだから。 既読スルーされてる中、連投してくるような人じゃない。 *** きっかけは些細なこと。 昨日、電話中に喧嘩した。 喧嘩と言っていいかもわからない。 お互いが謝り続け、お互いに落ち込んでるんだから。 喧嘩とは言えないからこそ、とても厄介だ。 お互いに謝ったり、落ち込んでしまうと、本当に収拾がつかないから。 しかも顔が見えない。近くにいない。 テキトーに甘えて、話自体をなあ

          《それでも、私は。》

          4年前、大学入学時に買ったコピー機の、キズ防止保護フィルム的なのを剥がしてみた。 人工的な、ちょっと新しい匂いがして、艶々の表面が出てきた。 写真を撮ろうとすると、鏡のように背景を写し出してしまうくらい。 なんだか、これだけで新鮮な気持ち。 これからも大事にしたいと思った。

          4年前、大学入学時に買ったコピー機の、キズ防止保護フィルム的なのを剥がしてみた。 人工的な、ちょっと新しい匂いがして、艶々の表面が出てきた。 写真を撮ろうとすると、鏡のように背景を写し出してしまうくらい。 なんだか、これだけで新鮮な気持ち。 これからも大事にしたいと思った。

          わたしにココアは甘すぎる。

          最近、カフェに入るとき、ココアを頼む。 ココアを飲もう!と思い、何を食べる時でも、何も食べない時でも、ココアを頼む。 ココアをめちゃくちゃ飲みたい!と思って、毎度頼む。 けれど、4分の1ほど飲んだところで、これ以上飲めない、と思ってしまう。 わたしに、ココアはめちゃめちゃ甘い。 正確には、今のわたしには、かもしれない。 昔はかなり好きだったのだから。 味が嫌いなわけではなく、むしろ好きなのだけれど、 途中でしょっぱいものが欲しくなってしまう。 それも、ちょっとしょっぱ

          わたしにココアは甘すぎる。

          40年後のわたしは62歳。

          定期預金が満期になったので、銀行に行った。 とりあえず、その定期預金は払い戻しをしたのだけど、その際、「ぜひオススメしたいものがあるんです」と言われたプランを、聞いてみることにした。 プラン自体は、終身保険タイプで、入れてる期間が長ければ長いほど、要介護になった場合は特にらいっぱいお金もらえるよーというものだったのだけれど。 今、〜円入れたら、いくらになりますよ、というシミュレーションを見た時、びっくりした。 もちろん、返ってくる額にもびっくりしたのだけれど、 「40

          40年後のわたしは62歳。

          ゆっくり急げ。

          Festina lente。ゆっくり急げ。 中学時代の担任の口癖だった。 Festina lenteはラテン語の格言。ローマ皇帝アウグストゥスの座右の銘。 ゆっくりと人生を歩んで、やるべきことをやりなさい、 急ぐ時ほど慌てずに、 という意味だと言っていた。 「日本語の急がば回れ、とも違うんだよ」とも言っていたけれど、どう違うんですか?という生徒の何気ない問いに、ニヤッとだけした表情のが印象的だった。 そして、「ゆっくり」「急ぐ」のだから、結局は急ぐんだな、急がないとい

          ゆっくり急げ。

          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。③》

          #小説 #恋愛 #恋愛小説 ※有料となっていますが、一応無料エリアで話は完結します。 飲みに出かけて以来、NとはLINEや電話で連絡を取るようになった。 体調どう?とか授業ちゃんと出てる?とか、そういう他愛もないこと。 性的な話もたくさん含まれているけれど。 性的な話をすること自体は、そこまでいやじゃない。 探り合うような会話は刺激的で楽しかった。 経験人数とか、処女かどうかとか、そんな話をしたいわけではないけど。 ただ、その会話の裏に、今後性的な関係にもっていこうと

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          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。③》

          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。②》

          #小説 #恋愛 #恋愛小説 有料にしてますが、最後まで読めます。 飲みの当日。 指定された待ち合わせ場所は、私の自宅からは遠い上、アクセスも良くない駅の改札前だった。 年上の人と会うときのクセで、待ち合わせ15分前には駅に着く電車に乗った。 夕方ともあり、まぁまぁ電車は混んでいる。 「改札前のベンチにいます」というLINEがきたのは、待ち合わせの20分前。 もう少しで駅に着くというタイミングだった。 自分のペースを崩されたような気持ちになりながら、駅のトイレでバタバ

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          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。②》

          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。①》

          #小説 #恋愛 #恋愛小説 有料にしてますが、最後まで読めます。 19歳の冬。大学1年生。 「今度飲みに行かない?」 そう誘ってきたのは、サークルの先輩Nだった。その誘いに、私は「いいですよ」と事務的に返す。 *** 男、地方出身、バイトが忙しい、彼女がいる、サークル内にセフレがいるらしい、なんだか幸薄そう、頭がいい、 そして、私のことが嫌い。 これがNについて私が持っていた情報。 「私のことが嫌い」というのは、きっと被害妄想ではない。 「気が強くて尖ってて、プライ

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          《19歳の冬、私は大人になったつもりでいた。①》

          初デートの思い出がなくたっていいじゃない。そして、それから。

          わたしには「ファーストデート」の記憶がない。 今お付き合いしている人も、昔付き合ってた人もいるし、異性と出かけた経験だってあるけれど、 全く、悲しいくらい、「ファーストデート」というものが思い当たらない。 誰と初めて二人で出かけたか、が思い出せないと言う意味ではなく(いやまぁ実際思い出せないのだけど)、 これこそがわたしの「ファーストデート」だ!と言える記憶は、どんなに思い返しても見当たらないのだ。 なので、タイトルはちょっと正確ではない。 わたしの場合は存在していない

          初デートの思い出がなくたっていいじゃない。そして、それから。

          素人がnoteを始めて良かった5つのこと②

          ①はこちら↓ *** noteを始めて1ヶ月ちょっと経った。 今まで更新した記事は、29本。 一日1本は書けていないけれど、まぁまぁかなと思っている。 振り返ってみて、こんな文章出してるなんて恥ずかしいとか、稚拙すぎる自分の文章に頭を抱えることも多いけれど、 続けてきてよかった。 せっかくなので、続けてきてよかったと思っていることを、①も踏まえて挙げていきたい。 意外と続けられる すぐに書くことなくなっちゃいそうだと思っていたんですけど、 そんなことなかった笑

          素人がnoteを始めて良かった5つのこと②

          「枠」に囚われたくないし、縛られたくもない。

          週刊SPA!の性的ランキングについての記事を読んだ。 この記事で見る前に、実際のインターネット上の署名活動を見て、週刊誌の記事の存在を知った。 こんな記事自体論外だと思うし、大学名を実名で公表することはもっとありえないと思うのだけれど、 その上で、わたしは別のこと、「枠」について考えていた。 *** 実は、というか、改まって言うほどのことではないのだけれど、わたしはランク付けされた高校の出身者だ。 もっとも、わたしは同じ学校名の大学には進学しなかったし、中高と大学は

          「枠」に囚われたくないし、縛られたくもない。