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私がなぜ行政保健師を辞めたのか…今の社会保障への愚痴とこれからの未来

今日は、ちょっと個人的な記事かもしれません。
でも、居場所づくりとかに関わっている人たちには、共感していただけるお話かもなと。
あと、これから保健師になりたいなと思う人にはぜひ考えてもらえたら。

今の私は、こんなことがしたい保健師です。前の記事をご参考に。



保健師ってなによ??

「保健師」っていう仕事を知らない人もいらっしゃると思います。
保健師の認知度を上げたいので、色々なところで説明しています。

お子さんをお持ちのかたであれば、「あぁ、子どもの健診のときに、色々と聞いてくる人ね」と思っていることでしょう。
下手したら、「尋問される人」とか「怒られる人」とか思われている人もいらっしゃるかもしれません。
保健師を代表して、謝ります。大変すみません。
子育てしている人の味方に、なりきれていない保健師がいてすみません。
心無い言葉で、傷つけてしまったこともあると思います。
私もあります。すみません。

「保健師」とは、簡単に言うと、「地域の住民の健康を守る人」です。

子どもだけではなく、働き盛りの世代の健診やフォロー、シニア世代の方の介護問題、人生の最期のときのケアの相談、障がい者の方の相談まで、色々な分野にまたがり、保健師がいます。

現場も、私のように人口40,000人という小さな町の保健師もいれば、もっともっと小さな村にも、保健師は存在します。
あとは、大企業、派遣保健師、学校、病院の健診センターなどにも。

「なぜこうなるのか」「どうしてこうなったのか」を考える

私は、学生時代から「なんでこうなるのか」ということを考える子でした。
父親が、そういう傾向があったので、それが自然に身についていたのだと思いますが。

特に、生死にかかわることや、人間関係、病気のことなど。
あまり、科学的や物理的な「なんで」には興味がなく、人の生き様に興味が昔からあったようです。

で、医療職になりたいと思ったのは、ドラマの影響。
私は、41歳なので…こんなドラマ。

「振り返ればやつがいる」
「ひとつ屋根の下」
「輝くときの中で」
「救命病棟24時」

を見て…医師に憧れを持ち、医者になりたいと思っていました。

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