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らら
2019年7月12日 10:53
「ごめん、ここまで来ちゃって、でも連絡ないから不安で…」なつが驚いている、そりゃ驚くよね。私と月の顔を交互の見ている。「二人で話せるかな?」と月が聞いて来た。私は彼がどこかで見ているかもしれないと思い、「なつごめん詳しい話しは明日する、今日は帰るね。」そう言って私は月の手を引っ張って走り出した。走るなんて久振り、でも彼が見ていたら大変、逃げないと。私は必死だった
2019年7月11日 11:33
私は重い体を引きずり、仕事に向かった。なつは私がケガしていること、元気が無いことを心配していたが、今はこの状況を人に説明できるほどの元気はなかった。どうにか仕事をこなして私は家に帰って来た。彼とどうしたら別れることが出来るのか?私は月とお揃いで買った三日月の形のキーホルダーを見ながら考えていた。月に会いたい。でも彼がどこかで見ているかもしれない、そう考えると月と会う
2019年7月10日 10:41
彼はずっと私を見ていたんだ!彼を問いただそうとしても、頭が混乱して言葉が出て来ない、何が起こっているのか理解が出来ない。彼はいつから私を監視していたの?怖い。私は恐怖で震えた。今まで感じたこのと無い血の気が引くような、深い恐怖に襲われた。「ごめん言い過ぎた。」そう言って彼が私を抱きしめる、「もう大丈夫、俺たちやり直せるよ。」私は彼を突き飛ばした。私は涙が
2019年7月9日 10:52
私は彼が落ち着くように、冷静に話した。今の彼に何を言っても怒るだけ、冷静に聞いてくれない。これから先、私達はどうするのか?納得できる回答を聞くまで彼は帰ってくれないだろう。「嘘をついてごめんなさい。彼とはSNSで知り合ったの。今日が会うのは初めてで、友達だから、恋愛感情は無いわ。」私は彼が怖くて嘘を付いた、自己防衛の為の嘘の上塗り。「友達には見えなかった。あいつはお
2019年7月8日 10:46
私は家に入り窓を開けて風を入れた、これから重い話しになる。少し前までの幸せな気持ちから一気に気分は下がっていた。「今日はどこに行ってたんだよ?」「今日は色々と…。」「ふ~ん、色々ね、あの男と?」「えっ誰?」「あいつだよ、背の高い若いやつ。」「なんで知ってるの?」「俺はなんでも知ってるよ。」彼は私と目を合わせないで、窓の外を見ながら話している。「もう俺のこ
2019年7月6日 10:57
私達は軽くご飯を食べて、ゆっくりコーヒーを飲んだ。「今日は本当に楽しかった、私の好みのお店色々調べてくれてありがとう、全部が私の好みでビックリしたよ。」「喜んでもらえて良かった。また会えるかな?」月が聞いてきた。「うん、もちろん。またランチしよう。」私が言うと、月は嬉しそうに笑った。時計を見ると20時を過ぎていた。私達はお店を出て、駅に向かった。「明日仕事で