家族やパートナー
職場や学校など
完全に1人になることって
現代人には難しいですよね。

無人島や
山奥に1人で住んでいたとしても
スマホを開けば
SNSなどで
常に誰かと繋がっている状態ですよね。



言い方を変えれば
どこにいても
誰かとつながらざるを得ない
そんな感覚すらあります。

どこにいても
家族からは

どこにいるのか
何をしているのか
いつ帰るのか

を把握され

生活のスケジュールのほとんどを
仕事や会社、学校によって
決められている。



常に社会の中で
他人との共存をせざるを得ない
我々現代人は

時に人間関係に疲れて
独りになりたくなることありませんか？



私もスマホの電源を切ったり
家においたまま
ドライブに出かけたりします。

ですがそれでも
夜までには帰らないといけないし

完全に独りになるのは
難しいんですよね。

◯ズボラな人はストレスに強い？

私は子供の頃から
ガサツな人や鈍感な人
横着な人が好きではなく
そういう人を
あまり近くに置かないのですが

世の中うまく生きていく人は
結局そういう
図太さ、ズボラなところがある人の方が
生きやすそうに見えますよね。



飲み会などで
Aさんが話している時

「お盆に実家帰った時にさ〜」

と話し始めたら
隣にいるBさんが

「あ！私も実家帰ってさ〜その時に…」

と
しゃべりたいことを
しゃべりたいタイミングで
しゃべり始めて
そのまま自分のターンにしてしまうような

厚顔無恥な人の方が
人間関係の悩みなど
無いはずなんですよね（笑）


昔、働いている病院で
厚顔無恥な看護師がいた時の話なんですけど

その先輩看護師の担当患者さんに
輸血を投与することになったんです。

輸血を使う場合
病棟から遠く離れた
薬剤部に輸血を取りに行き
先生によるチェックを済ませて
輸血専用の医療器具を
臨床検査技師室に取りに行って
病棟でさらに
輸血の内容が間違っていないか
チェックして
ようやく投与できるわけです。

要は手間がかかる。

それを
若手や新人に
輸血の準備をさせ

その看護師はそそくさと
お昼休憩に行っているという
その場で働いている看護師全員が
絶句するという場面がありました。

でもその先輩看護師は
全く気にしてなかったんですよね。

面倒なことは
自分の仕事であっても
若手がやるべき

そういう価値観がある人だったので
周りの反応を井に介せず

終わったら何事もなかったかのように
淡々と仕事する。

でもこういう人って
嫌われるけど
それすら気にしないか
気がつかないから
ノンストレスで
周りの繊細な人ばかりが
ストレスを受けている。

それが世の常なのかなと
思ったりするんですよね。

◯独りを好む人はガサツさが足りない

繊細な人は
他人に嫌われたく無い

という思いだけじゃなく
他人が嫌な顔をしているのを
見るのも嫌な人も多いので

自分の言葉や態度には
慎重になります。

だから
思ったことより
その場に適したことを
言わなきゃいけない
と思う人もいるんですね。



だから
どれだけ仲が良くても
遠慮や配慮するアンテナは
張り続けているから
何時間も一緒にいると
疲れるんですよね。



自分のわがままや
本性をさらけ出せる人は
独りでいようが
誰かといようが
変わらないんです。


逆に言えば
独りになりたがる人は
そういうズボラさが
足りてないのかもしれません。




いつも友達など
誰かしらと毎日一緒に過ごせる人は
無意識に素の自分を
出せている。

ということなんでしょう。



時に独りになりたいと思う人は
根暗、コミュ障などではなくて
配慮したり気遣いすることが
できる人なのかもしれません。

もしそんな生き方が
ちょっとしんどいと感じる時は
いつも以上に
周りに配慮したり
気を遣い過ぎているかも
しれませんので
ズボラさを意識しても
良いのかもしれませんね😌