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幼なじみのオカちゃん

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幼なじみのオカちゃんとの話
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『幼なじみのオカちゃん』vol.26

『幼なじみのオカちゃん』vol.26

はじめに。
新年あけましておめでとうございます。
更新がなかなか出来ず申し訳ございませんでした。 音楽の制作や仕事の関係上なかなか時間がとれませんでした。新年 気持ちを入れ替えて更新を続けます。

本編。。。

現実逃避を始めてしばらく経った
僕は、ただただ遊び呆けた。
クリエイターへの道も いつしか なあなあになり "夢"を逃げ道にしていただけで 実は働くと言う事から目を背けていたのかもしれない

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『幼なじみのオカちゃん』vol.25

『幼なじみのオカちゃん』vol.25

僕とオカちゃんは
なんとも言えない関係性になっている。
いや そう思っていたのは僕だけかもしれない。この年の夏はほとんどをオカちゃんの家で過ごした。
もしかしたらこれは、幼い頃にやった
夫婦ごっこの延長なのかも。

人生の計画もなく
なんとかなると思っていた僕だけど
やりたいことが何となく見えてきた。
そう、クリエイターだ。
一口にクリエイターといっても 色んな職種がある。

僕はこの時 編集や映

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『幼なじみのオカちゃん』vol.24

『幼なじみのオカちゃん』vol.24

やっと泣き止んだ 体内の水分が全て出たのではないだろうか。
「明日目腫れるよ(笑)」

『うん...』

「あ、そうだ 渡したいものがあるんだ もっと後に渡そうと思ってたけど」
初めてシルバーのアクセサリーをかった。
先輩に着いてきてもらって なんか有名なブランドらしい。

「はいこれ なんとかかんとかってとこの ネックレス」

『え、なにこれ』

「シンプルな方が首元綺麗に見えていいかなーって思

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『幼なじみのオカちゃん』vol.23

『幼なじみのオカちゃん』vol.23

窮屈な布団での寝方がわからなくてモゾモゾしていると
『何モゾモゾしてるの?だいじょぶ?』と一言

「なんかね 寝方がさしっくり来なくて 俺いつもうつ伏せで 自分で腕枕してるからさぁ どうしよこれ」

『なぁんだ 腕枕してほしいの?ほら おいで』
違うそうじゃない 違うんだ。

結局掛け布団は2枚用意した。さぁここから色々な話をしていく。

「なんかさ 聞いていい?俺たち これ どうなるの? 」

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『幼なじみのオカちゃん』vol.22

『幼なじみのオカちゃん』vol.22

数日間オカちゃんの家に転がり込んでた。
おじさんと僕の父は ほぼ毎日飲んでた
今日も家に2人だ。

『家事手伝ってくれるから 楽だなぁ ありがとうねー』

「家事好きだから!」
嘘だ 家事なんかお手伝いした事すらない。

『紅茶入れるからソファーに座っててー』
僕らは紅茶にハマっていた
なんて言う茶葉か忘れたけど レモンティーにするとバカほど美味い。

甘すぎず 紅茶の匂いとレモンの風味が最高

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『幼なじみのオカちゃん』vol.21

『幼なじみのオカちゃん』vol.21

おじさんが酔っ払って自室にいったので
リビングに オカちゃんと2人きりになった
足を掴んだまま寝てるので
動いたら起こしてしまうと言う気持ち20%
このままでいたいと言う気持ち80%
があり 動けない

僕はオカちゃんの頭に手を伸ばす
久しぶりに触った髪
すっごくサラサラで 長くて綺麗な髪

久しぶりにのんびりしてるから今までの
寝てない分を取り返そうとしているのか
一瞬で寝落ち
僕はソファーに

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『幼なじみのオカちゃん』vol.20

『幼なじみのオカちゃん』vol.20

17歳の夏休み
22:00からネット仲間と朝の5:00までゲーム
少し寝て11:00〜17:00でバイト
それからまたゲームという
堕落した生活を送っていた
そんなことをしているうちにオカちゃんが引っ越してきた
寝不足すぎて顔色がおかしくなっていた僕を見て

『大丈夫なの!?顔色わるいよ?そんなに仕事忙しいの?』

「うん、、、まぁね、、、」
その日の夜はゲームをしなかった。

オカちゃんが甘いも

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『幼なじみのオカちゃん』vol.19

『幼なじみのオカちゃん』vol.19

僕は高校がつまらないと思うようになってきた。みんな進路変更して 辞めていく
1年の時は8クラスあったが
2年の時には6クラスしか残っていなかったらしい。
こんな所で学ぶより
一刻も早く社会人になろう
それが僕の信念だった。
クリエイターを目指すきっかけもこの頃から

オカちゃんとは進路の話をするのはやめようって話にして、毎日現実逃避を2人でしていた。
『勉強、思ったよりストレス溜まる』

「そこま

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『幼なじみのオカちゃん』vol.18

『幼なじみのオカちゃん』vol.18

時は流れ 気がつくと高校生になってた
正直 生活の中であの子を思い出すことはあまりなくなっていた
どの学校に行ったのかも知らなかった。

せっかくだし心機一転高校生をたのしもう
そう決めた
思ったよりもクラスに馴染めたし
みんないい感じにだらしなくて
思ったよりも楽しめそうだ

入学してすぐ1人の女性と仲良くなった
しかも最寄り駅も一緒!なんやかんやあって
僕はその子とお付き合いをはじめた

それ

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『幼なじみのオカちゃん』vol.17

『幼なじみのオカちゃん』vol.17

寝むりについた時間は遅かったけど
めちゃくちゃ早く起きた
オカちゃんもおじさんも寝ている
格好つけてウッドデッキでコーヒ(ほぼカフェオレ)を飲む。

これがただ部屋で飲むカフェオレとは
一味違った。
シチュエーションは大事だとここで学ぶ。

2日目は特に何事もなく終了。
翌日の朝キャンプ場を出発
「もう、帰るのかぁ」と本音がポロリ
『夏休み始まったばかりだよ 終盤には飽きてるよ(笑)』
それにして

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『幼なじみのオカちゃん』vol.16

『幼なじみのオカちゃん』vol.16

泊まりで出かけるのは好きなんだけど
寝床が変わるとまっったく寝付けない僕は
暗闇の中ボーッと天井を見つめてるしか
やることがなかった。
当時は今みたいに携帯でお遊びする事なんてなかった。

オカちゃんも起きていたみたいで
『ねぇ起きてる?』なんて言うから
本当にこんな会話が始まるんだーと感心した
「自分の家じゃないと寝にくいよね~」

『真っ暗なのが無理なんだ...少しくらい灯りがないと』

「怖

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『幼なじみのオカちゃん』vol.15

『幼なじみのオカちゃん』vol.15

おじさんが
御手洗に向かったので 外に出て景色を眺める。
夏だけど 朝方の山の上は少し寒かった。
長野県のビーナスラインという素敵な場所
日本は広い
きっと人生を3回くらい繰り返さないと
回りきれないと思う。

オカちゃんも車から降りてきて
『綺麗ねー』なんて言ってる
この時間が無限に続けばいいのに!

おじさんが戻ってきて 車は再び走り始める
14時くらいにキャンプ場について
感動した
THEキ

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『幼なじみのオカちゃん』vol.14

『幼なじみのオカちゃん』vol.14

休憩したコンビニから
結構走ったと思う。
いつの間にか僕は寝ていた。
うっすらオカちゃん達の話し声が聞こえる

オカちゃんとおじさんの親子水入らずの時間に
娘を狙う馬の骨が起床したら
きっと一生恨まれる
そう思い寝たふりをしていたが
『1回休憩するよー!』
と朝方には相応しくない大声が耳を劈く。

だが 朝一のオカちゃんはいつもより数倍可愛く見えた。
日が出始め
車内も会話で溢れ なんだか楽しかっ

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『幼なじみのオカちゃん』vol.13

『幼なじみのオカちゃん』vol.13

なんやかんやで 普段通りに戻った僕らは
またよく連絡を取るようになった。
オカちゃんはメールの返事が遅め
僕は常に携帯をみてるから 速攻返事をする。
と言うか 直ぐに返事をしないと忘れて溜めてしまうから。

中学になって初めての夏休み
さすがにもうお泊まりとかはまずいだろうなぁ
けどお金があるわけじゃないから遊びにも行けない。
数日後オカちゃんから着信
『父が家に来て欲しいって』

何も悪いことを

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