見出し画像

ホワイトデーだし、恋について考える。

――散りゆく未来のこと寂しく憂うよりも咲いてる今を大切にする。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「ホワイトデーだし、恋について考える。」というテーマで話していこうと思います。


📚恋について考える

今日は3月14日、ホワイトデーです。

バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が相手にお返しをする日。バレンタインデーが恋と結びつきがちな日ですから、ホワイトデーもしかり。ということで、たまには恋について考えてみることにします。


中学生くらいから、僕らの生活に毎日のようにつきまとうものになった存在、それが恋ですよね。自分は恋をしていなくても、まわりの誰かは恋をしていて、誰が付き合った、誰が別れた、浮気した、復縁した、本当に多種多様な噂が飛び交う日常があります。

もちろん、どんな環境にいるかによってその濃度は異なれど、僕みたいに若い年齢の人たちにとっては切っても切り離せない話題なんだと思います。


ちなみに個人的には恋とは距離を置いているんですが、恋の噂はどんどん耳に入ってくる。僕はなぜか相談されやすい人だから、恋愛相談を受けたりもする。恋愛心理学者でもカウンセラーでもないけれど、僕は恋の話を聴く度に、恋についてあれこれ考え、ひとつひとつの課題に答えを出しています。

もちろん恋の悩みに対する絶対的な答えなんてなくて、人の数だけそれは存在します。ただ、最近になって思うのは、恋をするときに、もっと今を大切にしてもいいんじゃないかってこと。


📚咲いてる今を大切にする

特に僕はそうだったんですが、恋に踏み込む前に過去や未来のことを考えがちだったんですよね。

これまでにどういう恋をしてきて、過去の人はどう思うかな、とか、体裁が悪くなるかな、とか過去を気にしたり、この人と関係を深めたとしてどんな未来が待っているんだろう、とか、結局別れることになるんだろうな、とか未来を憂えていたりしたんです。

それはきっと僕だけじゃなくて、自分の胸の真ん中に今あるその気持ちに素直になれない人は多いのではないでしょうか。

かくいう僕はまだ、今の自分に素直になりきるころはできていないんですが、もっと今を大切にしてもいいんじゃないかって思うんですよね。自分が今、どう思うのか、どうしたのか、それに忠実に答えていく。

恋に限った話ではありませんが、そのとき夢中になれるものに、そのとき夢中になった方が良いんです。夢中になる対象にとっての最大の喜びは1番夢中になってもらっているときじゃないですか。

熱の冷めないうちに、行動に出る。

それを繰り返していけば、今を生きることができて、自分の日々に彩を与えることができるのではないでしょうか。


散りゆく未来のこと寂しく憂うよりも
咲いてる今を大切にする。

そんなメッセージを込めた作品が、僕が一年前に書いた『初めましての恋』です。


📚「初めましての恋」のLyric Movie

『初めましての恋』のあらすじは以下の通り。

中学校の入学式の後、桜の木の下にいた辻小鳥つじことりは知らない男子生徒に話しかけられる。そこに居合わせたクラスメイトの花岡恋はなおかれんは、すれ違いざまにその男子生徒の制服の第2ボタンがないことに気付き、一緒にその謎を解くことになった。美しき青春物語が静かに動き出す、初恋ミステリー。

初恋をテーマにした青春ミステリーです。1万字くらいの短編でさらっと読めますが、「恋」について考えさせられる内容になっていると思います。全文無料で読めますので、興味を持たれた方は以下の記事をのぞいてみてください。


で、今日はホワイトデーだし、桜のつぼみが開く頃になってきたということで、『初めましての恋』のテーマソングのLyric Movieを公開することにしました。

楽曲名は原作と同じ、「初めましての恋」です。

原作者の僕が作詞して、高校の同級生であるギターボーカルの山田雄太に作曲してもらいました。演奏は岩手で活動しているazaliaというバンドです。

初恋を思わせる爽やかなメロディーが癖になる一曲。是非、原作とあわせてお楽しみいただければと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20230314 横山黎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?