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【福島県/県立中学校・高等学校等】2023年9月(3)※追記あり【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築するという、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されていますので、福島県の教育に関わる様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思います。

今回は『2023年9月17日まで』の記事まとめです。



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1.読書活動に関わる方、読書活動に関心のある方、大募集!!(県教育庁社会教育課)


学習院大学の秋田喜代美先生を講師としてお招きし、発達段階に応じた読書活動推進研修会を行います。

午前は、福島県の先駆者によるポスターセッション及び総括、午後は、読書の町を宣言している矢祭町をバスで回りながら体験・演習を行います。

対象は、学校司書、学校園教職員、自治体の読書・図書館担当、読書ボランティア、幼稚園や学校などにお子さんが通われている保護者の方をはじめ、読書に関心のある方ならどなたでも参加可能です。


※9月29日追記
1.ポスターセッション 10:15~11:25
午前は、それぞれの発達段階のスペシャリストが、読書活動や取り組みを紹介します。幼稚園・保育所・こども園、小学校、中・高校、そして図書館ではこんな取り組みを行っています、という内容をまとめて一度に聞くことができます。
2.体験・演習「読書の町を体験しよう」 12:20~14:20
午後の部の最初は、体験・演習です。読書の町を宣言している矢祭町をバスで巡りながら体験・演習を行います。
3.講演「乳幼児期から高校期まで切れ目の無い読書活動のために」 14:20~15:20

最後は、学習院大学文学部教育学科の秋田喜代美教授の講演です。乳幼児期から高校期までの切れ目のない読書活動についての講演を通して、生涯にわたる望ましい読書習慣の形成について考えてみませんか。

乳幼児から大学生(小学生以下は、保護者同伴)も参加できます。

締切は、10月3日(火)となります。


先着200名となりますので、お仲間をお誘いの上、奮ってご参加ください。

※ お子さんとの参加も可能です。
※ ご都合に合わせて、午前のみ、午後のみの参加も可能です。
※ 矢祭町は、久慈川の鮎をはじめ、特産物がたくさんあります。研修会とあわせてお楽しみください。

「研修会」という硬めのタイトルがついていますが、様々な年代の方が楽しめるイベントですので、是非ご参加ください。

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2.教育コース夏季休業中プログラム「教育について考える」福島大学高校生セミナーに参加しました!(県立磐城桜が丘高校)


8月18日(金)21日(月)と福島大学にて実施された高校生セミナーに本校生17名が参加しました!(福島県教育委員会・福島大学人間発達文化学類主催)

◆18日 1年生対象(本校生9名参加)
講義① 「教育学の視点から」
人間発達文化学類人文科学コース 坂本篤史 准教授

大学生によるキャンパス案内

講義② 「特別支援教育の視点から」
人間発達文化学類教育実践コース 鶴巻正子 教授

◆21日 2年生対象(本校生8名参加)
「模擬授業体験」
希望校種・教科によって全10コースに分かれ、担当教授の指導のもと模擬授業を実施

このように「教育を学問として学ぶ」と様々な新しい気づきがあるのでとても重要な体験です。

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3.放射線を学ぶ→ふくしまを考える→自分を見つめ直す(県立白河高校)


令和5年8月1日(火)、白河高校会議室で、有志生徒を対象にした放射線セミナーが開催されました。

総合的な探究の時間などで放射線をテーマに学習している生徒や、震災・復興に関心がある生徒が参加し、(公財)原子力安全研究協会の方から講義を受け、その後、グループワークを行いました。

学ぶことは考えることであり、考えている自分は何者であり、何が出来るかかを見つめ直すことである。

参加した生徒ぞれぞれが、震災、原発事故、放射線による被害、風評、復興について考え、意見を共有し、これからの在り方生き方について探究・探求を深めようとする姿勢がみられました。

不安や恐れという感情は、多くの場合、対象についての事実を知ることで解消or軽減されるものです。
そのためにも、学び・事実を知ることが重要です。

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4.【ベーシック探究:3年】3学年ベーシック探究「表現力育成講座(理系)」を実施しました(県立福島高校)


令和5年8月22日、23日に3学年ベーシック探究の一環で、「表現力育成講座(理系)」が実施されました。

理系クラスを対象に、物理・化学・生物から研究テーマを一分野選び、主体的に実験計画を立て、得られた実験結果を基に考察し、レポートの作成や発表を行う企画です。

物理は『面積速度一定の法則の検証』、化学は『無機物質の同定』、生物は『DNA鑑定』という各テーマで実験を行いました。

普段はなかなか実施できない、ゆっくりと時間をかけて一つのテーマを深掘りする、という活動を行うことができました。

ある事象に対し深く取り組むことが出来るが、それを他者へ伝えることが苦手な理系の方が多いと感じます。
そうなってしまうと大変もったいないので、自分が好きなことを掘り下げ、それを周りに伝えるためのレポート作成や発表を行う、という機会を多く体験することが重要です。



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