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詩のような、そうでないような

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散文を思いつくまま、つらつらと書いてます。
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《詩》望み

《詩》望み

私の本当に欲しいもの。

すぐそこに言葉があるのに、喉の奥に引っ込んでしまう。

言おうとすると
喉に見えない詰め物をされてるみたいに
息が苦しい。

”あなたに名前を呼ばれたい“
”ずっとそばにいたいです“

字で打つのはこうも容易いのに。

どうして言わせてくれないのだろう。
私ならいくらでも言葉を用意できるのに、、

この詰め物は
呪いのように喉にまとわりついて
離れてくれない。

ヒュウ、

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《詩》生きる力

《詩》生きる力

しなければならない事なんて何もない

食べなきゃいけない物なんて何もない

心の声に耳を澄ませ
本当はどうしたいのか問うてみる

己を無視していると
手痛いしっぺ返しをくらう

いつかやって来る終わりに向かって
毎日少しずつ減り続けている
時間、命

人生を誰かに預けるなど
流れに逆らうようなものだから

自らの力を信じろ

他の誰でもない自分の為に

その力を発揮して初めて
誰かの為になれる

《詩》雨にうたれて

《詩》雨にうたれて

勢いを増しながら、雨が通り過ぎていく

日々埃にまみれた街を
これでもかと ザーザー打ちつける

雨に打たれると
体の中までまるっと洗ってるみたいな
不思議な清々しさがあって
傘も差さずに佇む

街をドラミングしながら
見えない陰も逃さず 洗い落とす
大きな音に包まれて
安心感を覚えるのは 何故だろう

毎日いつの間にへばり付いていた汚れが
雨露に混じり 流れて行く
このまま体も雨と1つになれそう

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《詩》好きの曲がり角

《詩》好きの曲がり角

好きを通り抜け、裏道に入り
気づけば嫌いへ出ていた

無関心へはまだ辿り着きそうにないけど

すぐそこに好きが見える
君がそこかしこに目に付く

違う人に君を見出したり
君を基準に物を見て

いつしか君が呪いになってて
甘い痛みも苦痛に変わってた

また好きに寄り道する事もあるかな…

でももう、終わりにする

好きから先に進まないから。

《詩》闇に泳ぐ

《詩》闇に泳ぐ

闇に溶け込むと
私の思考は息を吹き返す

肉体は消え、己を取り戻す

全てを置き去り
宇宙に存在するただの「私」として

しがらみを抜ければこんなにも自由なのに
照らされてしまうと身動きが取れない

闇に漂えば
ただ、在る事ができる

しかし夜が明ける頃には
再び理性が顔を出す

日常へ埋もれるために

退屈が肉体を意識させ
「私」から遠くなっていく

だから今夜も
自らを闇へ浮かべて

偽りない

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《詩》戒め

《詩》戒め

平和な世界に生きたいなら
世界よりもまず自分を幸せにすること

善も悪もない
己の心を世界に映し出しているだけ

惑わされない
自分の心が一番正直だ

何よりもまず、自分を信じる

自分の内側に全て答えがある