記事一覧
Eyes of the Defiled / Distant Tellings (2016)
メリーランド出身デスコアバンド、2年振り通算2枚目のフルアルバム。
これ以前にアルバム、2枚のEPを出しているが正直知らなんだ。かなりマイナーなリリースだとは思うんだけど、リアルタイムで聴けてなかったのはもったいなかったな。
リリース元がクリスチャンレーベルということもあって、Impending Doomとかに通ずる枯れたサウンドと重苦しいグルーヴが主体の音作り。
プロダクションはそこまで良くな
Chelsea Grin / Suffer in Hell, Suffer in Heaven (2022-2023)
ユタ州出身デスコアバンド4年振り、連作となる通算6.7枚目のアルバム。
元Lorna ShoreのTomが事実上引き抜かれてAlexの後釜を務めているややこしいバンドである。CGに限らずデスコア界隈はいつもこの手の話題で賑やかだが。
ダウンテンポデスコアの頂点に君臨するバンドだが、Jason Richardsonが参加していた『Ashes to Ashes』から徐々に人気は落としている。まああ
タルコフのFPSを上げる設定アレコレと推奨環境
はいこんにちは。挫折しがちなタルコフに戻ってきて、2シーズン目を迎えてるワイ。
今回のアプデで1番ビビったのが新マップ限らずFPS下がりすぎじゃね?ってこと。
前シーズンでは特に困ることなく100FPS周辺をウロチョロしていたのが、今シーズンは60〜70がデフォ。
建物内とか複雑な構造に行くと60下回ることもあって、滑らかプレイを楽しんでたワイからすると地獄。
ゲームは60で十分だという都
The Contortionist / Exoplanet (2010)
インディアナ出身プログレッシブメタルバンドの2012年デビューアルバム。
キーボーディストを交えた編成はどことなくノースカロライナのBetween The Buried And Meを彷彿とさせられる。
この手のバンドにあるある、“初期は荒くれていた”が徐々に独自性が開花してオサレプログメタルに落ち着いていく流れは、The Contortionistも一緒。
殊にこのアルバムについてはプログレ
Architects / Hollow Crown (2009)〜マスコアからの大躍進〜
UK出身メタルコアバンド、2年振り通算3枚目、2009年リリースの作品。今や天下を取ったと言えるArchitects、現ボーカルSam Carter加入後2作目。
当時は同郷のBring Me The Horizonの弟分的な扱いでプッシュされていた記憶があるけど、サウンド的には全然違う。
元々のルーツはThe Dillinger Escape Plan系のマスコア系のカオティックな音が特徴で
King Conquer / America's Most Haunted (2010)〜極悪ダウンテンポデスコアの頂点〜
フロリダ出身ダウンテンポデスコアバンド、2年振り通算2作目のフルアルバム。ボーカルがLafe FlynnからJames Mislowに代わり、初のフルアルバム。
初期作品の『Welcome to Hell』は8曲入りなのでEPとして扱うとするなら本作がデビューアルバムということになるかな。
結成は2002年とデスコアの黎明期に誕生したバンドで、“フロリダといえばダウンテンポデスコア”というイメ
Veil of Maya / False Idol (2017)
シカゴ出身プログレッシブメタルコアバンド、2年振り通算6枚目のフルアルバム。っても5年前だけどね。
新ボーカルLukas Magyarが加入して2作目。彼が加入するまではテクニカル系のデスコアサウンドだったけど、歌えて叫べるボーカルを獲得したことで音楽性が変化。
それこそペリのSpencer Soteloとかを思わせる清涼感のあるクリーンを操るLukasは、このバンドをことごとく変えてしまった
Invent Animateのシングルがやばい件
US出身のプログレッシブメタルコアバンド、2020年にセッションボーカリストとして元AvianaのMarcusを迎えて新作のリリースをしていたけど、正直限定的なリリースになるかなと思ってた。Marcusはスウェーデン在住だしさ。
ところがこのバンド以前にも増して制作スピードを上げてて、2021年にこのシングルを発表。2曲とインストを繋げたコンセプチュアルなシングル作でトータルタイム10分ほど。
House vs. Hurricane / Filth (2017)〜エレクトロコアからピュアなハードコアへ〜
オーストラリア出身ポストハードコアバンド、5年振り通算3枚目のフルアルバム。
前作リリース後に1度解散、まさかのカムバックでサプライズリリースされたのが本作。
とはいえメンバーはそれぞれ別の道を歩んでいるようで、現在も解散は宣言していないものの開店休業状態。
さてこのバンド、00年代後半を象徴するキーボードフィーチャーのサウンドを用い、数多のバンドがひしめくコンテストで優勝し、デビューEPで
Waking The Cadaver / Authority Through Intimidation (2021)〜ブルータルデスメタル+ハードコアのオリジネイター、堂々の帰還〜
ニュージャージー出身ブルータルデスメタルバンド、8年振り通算4枚目のフルアルバム。前作リリース後に開店休業状態が続いていたものの、Unique Leaderと契約を果たしシーンに舞い戻ってきた。
彼らが実践しているのはスラミングブルータルデスメタルにハードコア要素を大胆に盛り込んだスタイルで、シーンの中でもかなり新鮮なサウンドをやっていると思う。前作『Real-Life Death』では見事に2
Katalepsy / Terra Mortuus Est (2020)〜ブルデスからグルーヴメタルへ〜
ロシア産ブルデスバンド、4年振り通算3枚目のフルアルバム。ボートラを追加収録してリイシューされた『Musick Brings Insure』を1枚目とするなら4枚目のフルアルバムになるかな。
昨年9月、このアルバムまで参加をしていたギタリストDmitryが病気で亡くなってしまっています。R.I.P
初期はゴボゴボゲロゲロのブルデスをやっていたバンドだけど、作品を追う毎にどんどん筋肉質に。昨今は
Cognitive / Cognitive (2014)〜テクニカルデスメタルとハードコアの融合〜
ex-Waking the Cadaverのメンバー要するテクニカルデスメタル〜デスコアバンドのデビューアルバム。
本作をきっかけにUnique Leader Recordsの目に止まり、契約を果たしている。
何気に本家のWaking the Cadaverが2021年の復活作をもってやっとUnique Leaderとの契約を勝ち取ってるので、実はこのバンドのが先を越してるんだよね。
とはい
Science of Sleep / Hellmouth (2016)〜ジャーマンデスコアの名盤〜
ドイツ出身デスコアバンド、3年振り通算2枚目のフルアルバム。残念ながらこの作品を最後に解散を発表。
アルバム以前に7曲入りEPも出しているのでそれなりに聴き応えはあるバンド。
ボーカルのMarcusがスラミングデスメタルバンドAcraniusへの加入したこともあり、改めてこのバンドを紹介しておこう。
まずこのバンド、解散が惜しまれる非常に高い水準。多くのバンドがシンセを取り入れたりその他サブジ
Vulvodynia / Praenuntius Infiniti (2021)〜ブルデスサイドから最先端の音への挑戦〜
南アフリカ出身ブルータルデスメタルバンド、2年振り通算5枚目のフルアルバム。
ついにというか、やっとというか、Unique Leader Recordsに移籍しての新作。
南アフリカデスメタルとして異例の大人気を博するVulvodynia。
ここ日本でも知名度はそれなりに高いはず。
ボーカルのDuncan Bentleyは各所でフィーチャーしまくったりサイドプロジェクトやったり大忙し。グロウ
Thy Art Is Murder / The Adversary (2010)〜オージーデスコア秘宝の原点〜
オーストラリア出身デスコアバンドのデビューアルバム。
現ボーカルChris "CJ" McMahonが加入して、Skull and Bones Recordsからリリースされた本作。
デスコアレジェンドと呼べるThy Art Is Murderの原点になってる作品なんだけど、元々のプレス数の少なさ、そして今現在の爆発的な人気に伴い、価格が異常に高騰。Discogでは軒並み数万円で取引されるまさに
Walking Dead On Broadway / Dead Era (2018)〜数多のサブジャンルを吸収した壮大なデスコア〜
ドイツ出身デスコアバンド、2年振り通算3枚目のフルアルバム、ラスト作。
2020年に解散を発表。奇しくも同年、元ボーカリストだったRobert Hornが自殺により亡くなっています。
ドイツのデスコアといえば彼ら!そのくらい思い入れが強いバンドでもある。当時彼らのデビューアルバムは何故かやけに流通が悪く、手に入れるのに苦労した思い出が。
Robert脱退後、バンドはNils Richberを