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付き添い登校のリアル~座席編~
こんにちは。麦原です。
担任から見た付き添い登校
付き添い登校について何度か記事を書いています。
https://note.com/romi_uirotaro/n/nd51d61842e27?sub_rt=share_pw
どれも私が教員していたころに対応した「付き添い登校」について担任目線で書いたものです。
実際に経験した方たちはどのようなことが大変だったのだろう…と知りたくて、Xにて
不登校はだれのせい?
お家の人との面談での一言
教員時代、前年度から不登校の子を担任することになりました。引き継ぎを終えて、まず保護者の方と面談を重ねました。
話をしていくとお家の人が少しずつ不安や今後の希望を話してくれるようになりました。その中で、とても印象的だった言葉があります。
「何が原因(不登校の)だったのか今となっては分からないんです‥。
私の育て方が悪かったからかな‥」
と言いました。
私は胸がぎ
過保護なだけで付き添い登校はできない
不登校気味の子を担任したとき
付き添い登校を始めることになりました。
付き添い登校とは、文字通りお家の人が教室まで付き添うことです。
その子が朝の会から帰りの会までいたい、となれば
お家の人も朝の会から帰りの会まで教室にいることもありました。
わが子のために「いつまで」と区切りのない中
そこにいてくださるお家の人に対して
私は感謝しかありませんでした。
ある日、専科でわがクラスを教えてくれ
「どうしてあの子が急に不登校?」
小学校で約10年、教員をしていました。
たくさんの子どもに出会い、たくさんの話をしました。
当たり前ですが、子どもたちはみんなそれぞれです。
素直な子、あまのじゃくな子、大人しい子、活発な子・・・教室は、まさに金子みすずさんの詞のように「みんなちがってみんないい」場所でした。
みんな違っていいのですが、中には「みんなと同じでなければならない」という思いが強い子どももいます。
思いやりがあったり、
不登校の子と、卒業式
こんにちは。麦原です。
幼稚園の送迎中に、梅の花が咲き始めているのを見つけました。
この時期になると、数年前に6年生を担任していたときのことを思い出します。
当時担任していた不登校の子は、別室登校や放課後登校を頑張っていました。
卒業式についても、お家の人や本人とたくさん話をして「欠席する」ことが決まりました。式の後にお家の人と来校して校長室にて卒業証書を受け取ることになりました。
そこまで
【不登校】やりたくないんじゃない。
寒い朝の学校。
下駄箱の前で座り込む女の子と、立ち尽くしているお母さん。
低学年の女の子は、小さな赤ちゃんのように泣いていました。
通りかかった私は一時間目の授業のために自分の学級に急いでいるところでした。
「どうしたの?寒いから、こっちに座ろう。」とカーペットのあるところまで背中をさすりながら案内することにしました。
担任している子じゃないので、詳しい事情は分からなかったけれど
その子とそのお