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やる気を無理に出すのは心の借金をすることと同じ

ロッシーです。

やる気がない。

やる気を簡単に出せたら苦労しません。

でも、

「それは、やる気がないだけです」

と言う人がいます。

例えばこんな文脈で。↓↓↓

「なぜあの部署はそのやり方に変えないのでしょうか?」

「それは、やる気がないからです。」


これってその後の議論をストップさせてしまう呪いの言葉だと思いませんか?

「やる気がない」という言葉でバッサリ斬ってしまうのは簡単ですが、そこには「なぜやる気がないのか?」「どうすればやる気がでるのか?」という点への考慮が皆無です。

そもそも、どうすればやる気が出るのか?これは非常に難しい問題です。

『馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない』

という言葉の通り、他人のやる気なんてコントロール不可能です。

私自身、自分のやる気を全くコントロールできません(笑)。

「やる気至上主義」の人は、簡単に「やる気がないだけ」みたいなセリフを言いがちですが、やる気を出すことこそが最も難しいことなのだという認識が足りないように思います。

そして、そういう人は人のやる気に依存せずに組織や業務が回るようにするという発想がありません。

そういう発言を聞くと、私はさらにやる気を無くしてしまうのです。

そんな私の一言。

やる気を無理に出すのは心の借金をすることと同じ。後で高い利息を払うことになる。

ロッシー

私達は、「やる気がない=善くないこと」と捉え、「やる気を出さなければならない!」と思いがちです。

でも、それを自分に求めるのも、他人に求めるのもやめたほうがよいと思うのです。

やる気なんてそう簡単に出せるものではありません。

とにかく行動すれば、やる気はそのあとからついてくるという言説もありますが、そもそもその行動をする気が起きないわけです。

やる気が出ないなら、出るまで呑気に陽気に行きましょう。

出るまで出ようホトトギス。

それくらいがいいのではないでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

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