最寄駅のホームの端っこ

主婦らしくもなく親らしくもなく女らしくもなく生きているワーキングマザー。世の中の「らし…

最寄駅のホームの端っこ

主婦らしくもなく親らしくもなく女らしくもなく生きているワーキングマザー。世の中の「らしさ」なんてクソだ。人間・社会・仕事・愛について考える。思考を文章にして垂れ流すのがスキ。

最近の記事

失ったものは消えるわけじゃない。

※自死に関する記事です 大阪に帰省している。 昨日は高校時代の友人と十数年ぶりにカラオケに行った。 めちゃくちゃ楽しかったね〜!と笑って友人と別れ、幸せに浸りながら帰ったのに、布団の中では泣いていた。 帰省するといつも情緒が乱れる。 かつて私には親友がいた。 大学時代、軽音部の同じバンドで4年間活動した。 下手くそなボーカル(私)の隣で、他のメンバーが変わっても、ずっとギターを弾いてくれていた。 練習期間中は毎日行動を共にし、一緒にご飯を食べて一緒に眠った。 お互いの恋愛

    • 幸せを呼ぶネイル

      ジェルネイルにハマっている。 インスタでたまたま見たマグネットネイル。 ジェルに含まれる鉄粉を磁石で動かして独特な輝きや模様を出せるもの。 なんだこれ!めっちゃ可愛いし楽しそう!やってみたい! でもジェルってめんどくさそう。オフも大変だし。 いつもこんな感じで敬遠していたのに、たまたま寄ったお店でネイルグッズを見たら欲しくなってしまって、最低限揃えてしまったら、もう止まれない。 初めて塗った時は何もわからなくて、今見たらなんだこれ?みたいな出来なのに、うわーー!!めっち

      • 決まり手:第一印象

        5月の引っ越しに向けて、ついに業者を決めた。 3社に見積もりをもらい、3社目に決めることにした。 交渉は営業マンである夫にやってもらった。 (私はそういうの大の苦手) 某大手引っ越し会社推しだし、ネームバリュー重視の夫のことだから、 結局そこに決めるんじゃないかと思っていたら 意外にも3社目の、正直名前も聞いたことがない会社に決まった。 見積額は似たようなものだったので理由を聞いてみた。 「第一印象でこの人にしようって決めてた」 出たーーーーー!!!!よく聞くやつ!!!

        • 搾取する人、される人

          会社のPCに不具合が起きて、交換することになった。 交換作業など自分でやっていたが、思いの外時間がかかってしまった。 「そんなの担当部署にやってもらえばいいじゃん」 と、見ていた営業さんが言う。 やり方は分かるし、つい先月PCが突然壊れて担当部署に駆け込んで急遽交換してもらって迷惑をかけてしまったばかりだから自分でやります〜と返したら 「いいじゃん、それが仕事なんだから!」 と返された。 この言葉にモヤッとしてしまうのは私だけだろうか。 ちなみに、担当部署は「そんなの」が

        失ったものは消えるわけじゃない。

          春にちなんだ大惚気

          満開の桜を見て、夫に言った。 「もし私が春に死んだら、桜の花を棺に入れてね」 夫がつっこむ。何年後の話?と。 40年後ぐらいかなぁ、と言った後、あとそれだけしか一緒にいられないのかぁと思って、なんだか泣きそうになった。 ドラマですか?いいえ、現実です。 私は夫がめちゃくちゃ好きだ。 周りもちょっと引くぐらい好きだ。 別にとんでもないイケメンとかではない。 結婚して10年が経った。 それはそれはいろんなことがあって、幸せなこともあったし、裏切られたこともあったし、許せない

          春にちなんだ大惚気

          ネガティブに取り込まれそうなとき

          朝から職場の人にイラッとし、電話がわんさかかかってきて、自分のミスで他の人に迷惑をかけてしまって、タスクは何も終わらないし、それでも整理して少しずつ片付けようと思ったら、また電話がかかってきて。 散々な午前だった。昨日とても幸せなことがあったのに、それが消えそうなぐらいイライラして、落ち込んで。 なんでこんなに出来が悪いんだ。 きっとみんな迷惑がってるんだ。。 どんどんネガティブ沼にハマっていく。 仕事をしているとそんなときがある。 そんなとき、どうすればいいか私は知って

          ネガティブに取り込まれそうなとき

          1番好きな自分を楽しむ。

          好きな服を着て、ばっちりメイクをして、髪をちゃんとセットして(めっちゃ短いけど)、マーチンの靴を履いて、推しのライブに行く。 そんな自分が好きだ。 会場に着けば、もっと若い子、可愛い子、おしゃれな子、いくらでもいるけど、自分なりに最大限のおしゃれをしていることが嬉しい。 引っ越しの荷造り中、中学校の卒アルを見つけた。 まだあったのか、持ってきてから一度も開いてないじゃないか。捨てよう。 捨てる前にもう一度開いてみたら、いろんなものに押さえつけられた自分が写っていた。 親に

          1番好きな自分を楽しむ。

          そうだ、note書こう。

          昨日書いたnoteに、今まで見たことない数のスキがついていてびっくりしている。 とても嬉しいとともに、ずっと細々と書いていたから、「あなた、私が見えるの…?」って幽霊みたいな気分。 しかも練りに練って書いたものではなく、一つ衝動的な理由(後述)があって、ほんとに思いつきで書いたものなので、こんなにたくさん読まれてちょっと恥ずかしい。 でもやっぱり嬉しい。ありがとうございます。 その理由というのが、寝起きにまずLINEを確認したあと、noteをチェックするのがルーティンで

          そうだ、note書こう。

          思い出に縋って生きること

          引越しを控えて絶賛断捨離中。 転居先の方が狭いしあまり気に入っていない部屋だからこそ、居心地の良さを追求したい。 とにかく物が多すぎる。手放して手放して、すっきりした家にしたい。 捨てられない人間にしては、かなり捨てた。 しっくり来ないけどデザインが好きな服、マジでなんで置いてるかわからない中学の卒業証書、使えなかった便利グッズ、昔書いていたポエム集(黒歴史すぎ)。 でもまだまだ減らさなきゃいけない。 1番着手したくなかった棚には、大学時代からずっとつけている日記帳。 不

          思い出に縋って生きること

          ヒーローは実在するよ。

          もう月1更新をデフォにしちゃえばいいのでは?ぐらい、月1しか書けない。 3月はもう本当に何も書けなかった。 久しぶりに仕事がかなりの業務過多になり、それをさばきながら、嫌いな営業さんの世話を焼きながら、いろんな人の愚痴を聞きながら、自分の鬱憤は溜めて溜めて、ついには体調を崩してしまった。 もう1ヶ月ほどずっと不眠が続いている。 季節の変わり目もあるのだろうけど、過労とストレスも大いにあるんだろう。 自分を大事にしないとこういう目に遭うんだな、と思い知った。 3月の最終週、

          ヒーローは実在するよ。

          日曜日、リセット時間

          日曜日、夕飯の買い出し前に徒歩5分のカフェで1時間ほど過ごす。 noteを書いたり小説を読んだり。ただただボーっとしたり。 毎週では無いけど不定期に行っている。 日々の中でこれぐらいしか、自分のためだけの時間がないかもしれない。 ゆるすぎるダイエットはもうほぼやめたに等しく、期間限定で出ている抹茶オレを頼んだ。甘すぎて後悔している。 先週ぐらいから急に仕事が忙しくなり、いつもより肩こりと眼精疲労が辛く、 ある体質を改善するために飲み始めた薬は、目的の症状は改善されたけど

          日曜日、リセット時間

          会えたら会お〜とか言う人について

          1月の初めに会う約束をして、地震の影響で中止になり、そこから会えていない友達。 こちらが挙げる候補日は全て予定があり、休みの前の日かつ平日じゃないと嫌だとか、わがままだ。 度々予定を調整しようとしたが、やっとお互い都合がつきそうだった日も、ダメになってしまった。 しまいには「職場の近く(私の職場からすぐ行けはする)まで来てくれたらランチ食べれるよ」などと言う。 なんで私が、君に会うためにわざわざ休憩時間をさいて電車に乗って、君の職場まで行かなきゃいけないんだい???

          会えたら会お〜とか言う人について

          あなたからもらう言葉

          ここ数日体調不良で、睡眠の質も悪く、寝るたびに夢をみる。 大半が悪夢で、眠るのが嫌になってしまうほどだが、一つだけ美しい夢を見た。 その世界では言葉が統制されていた。 過去に誰かが言った、既存の言葉しか使えない。言葉のピースみたいなものが空気中を漂っていて、それを集めて組み合わせてしか会話はできず 物語などの創作もその範囲内でしか許されていなかった。 私は作家のような仕事をしていて、その制限の中でどうにか物語を書き終えることができ、大切な人に何通も手紙を送ることができた。

          あなたからもらう言葉

          答えのない問いに

          ※自死に関する記事です 夫から知人の訃報を知らされた。 自死してしまったという。 なんで… 以外の言葉が見つからなかった。 何も言えなかった。 何が辛かったんだろう。 なんでその結論に至ってしまったんだろう。 考えたってわかるわけない。 ただ、彼の命は、人生は、その日で終わってしまったのだ。 自らの手で終わらせてしまったのだ。 過去に数回、周りの人を自死で亡くしている。 なんで… の問いなんてどこにもない。 仕事が辛かったらしいとか、鬱だったらしいとか、周りの人が言

          やめようと思ってたのに

          池袋のドトールで、新年会が始まるまで時間を潰している。 2年前に退職した同僚から新年会の招集があった。 ちょうど、飲み会行きたいな〜と思ってたんだ。 だから即、参加の返事をした。 追加で何人かに声もかけた。 でも蓋を開けてみたら、メンバーの半分以上が「知ってるけど、特に好きでも嫌いでもない人」だった。 あれ…?と思いつつ、でも行くって言ったしなあ、行ったら行ったで楽しいし、この飲み会に行かなかったらもう当分会えないしともいるよなあ、と言い聞かせて、今に至る。 こういうケ

          やめようと思ってたのに

          一緒に頑張るなら、あなたと

          仕事柄?なのか、起業したい!という人が周りに多い。 先日久しぶりに会った人も、起業を考えていると夢を語ってくれた。 超高齢社会の課題を解決したい。社会に貢献できると思うし、自分が高齢になったときにそういうサービスがあったらいいと思う、と。 すごいな〜〜と思いながら聞いていた。 私は起業なんて、とてもじゃないができないと思う。思いつきもしない。 でもいつか、私の大切な人が起業するときにもし力になれるなら、一緒に働きたいと思ったりはする。 だからそういう話を聞くのは好きだ。 で

          一緒に頑張るなら、あなたと