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セレンディピティ〜偶然の産物に出会う法則とは〜

英語には一言で日本語訳し難い単語が数多く
存在します。

その中でも本日は1つご紹介したいと思います。

『セレンディピティ(Serendipity)』


皆さんこの言葉を聞いたことがありますか?

セレンディピティとは、偶然思わぬ幸運を手に
したり、出会ったりすることです。

いうならば「偶然の産物」というやつです。

生きていれば誰しもそのような体験をしたこと
があるのではないでしょうか。

例えば、私が最近経験したセレンディピティは、

コロナ禍になって様々な業務に支障が出たと
思います。
私もお客様から様々なお声を受け付けますが、
会社にこういった声がありましたと何気なく
報告しました。
すると、その声から業務改善に繋がり、
全社的な新しい制度が生まれたということが
ありました。

私のセレンディピティは大した話ではないかも
しれませんが、もっと人生を変えるような
思わぬ嬉しい出来事があった方もいらっしゃる
と思います。


しかし、このセレンディピティですが、
「単なる偶然」ではなく歴とした「能力」
だと思っています。

よく私が思うことに、

「全てのことには意味がある」

という考えがあります。

自分や身の回りに起きる事象は全てに意味が
あり、偶然ではなく、それは自分が引き寄せ
ているのだと思っています。

自分の身の置き方や言動によって、自分の人生
におけるイベントは目まぐるしく変化します。

そのため、思わぬ嬉しい出来事が起こったと
「奇跡的」に感じたとしても、それはおそらく
自分が「必然的」に引き起こした事象だという
ことです。

実際に、その嬉しい出来事を細かく振り返って
みると、何かしら自分の言動行動によるきっかけ
があるはずです。

例えば、先ほどの私のセレンディピティであれば
「お客さまの声を報告する」という自分が行動
した事実があります。

制度まで変えようと意図的に提出したものでは
ありませんでしたが、結論そのような事象に
繋がったのは「報告した」という行動があって
こそだと思います。

そのため、セレンディピティには何かしらの
「トリガー」が自分にあるはずです。

また、このセレンディピティに繋がる
「トリガー」が生まれやすくなる習慣も
あると思います。

私が考えるにこの3つです。


①視野を広く持つ

このトリガーの尻尾を掴むためには、日常的に
自らの視野を広く持つことが大切だと感じます。
何事にも興味を持って目を向けてみましょう。
視野が広がれば、それだけ入ってくる情報や、
自分の身に起きおる出来事も増えます。
今まで気づかなかった新たな発見が生まれる
可能性もあります。

②行動を起こす

せっかく広げた視野も何も行動を起こさなけ
れば意味がありません。入ってくる情報1つ
1つを観察し、必要な行動を起こすことで
それがセレンディピティに繋がるアクション
に結果的になり得る可能性があります。


③人と出会う

人と出会うということは、様々な考え方や
価値観に触れるということでもあります。
人と出会うことで、自分にない「何か」を
見つけることができます。
それがまた、①②の好サイクルを生むことに
繋がります。

セレンディピティは思いがけなく起こる幸運
であるため、狙って起こすようなものではない
ですが、結果的にそれは自分が行動した結果
に起因するようなことが多いです。

ぜひ生活の節々にセレンディピティのトリガー
となり得る種を無意識的に散りばめられるよう
動いていきたいですね。

それでは。

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