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できない約束はしない〜信頼を築く本当のYESとは〜

皆さん会社生活でこのようなことはありません
でしたか?

「○○さん、これできる?」

といった質問に対して、

「やります!」「はい!」

と反射的に回答してしまうことは、誰でも
1度は経験したことがあるのではと思います。


しかし、実際その依頼に対して取り組むものの、
なかなかうまくいかなかったり、期限に間に合わ
なかったり。

良い返事はしたくせに、結果できませんでした
ということはありませんでしたか?

私自身も何度かあります。

「はい!」と威勢よく回答した5秒後とかに
「なんではいって答えたんだ」と後悔すること
などよくありました。笑

その結果、相手は「はい」と回答されて、
できるものだと期待して待ってもらっている
にもかかわらず、できなかったときは期待を
裏切ることになります。

これは「信頼関係」を構築するにおいて
台無しにしてしまう最たる例です。


では、どうすれば信頼関係を壊すことなく、
相手の期待に応えることができるのでしょう。


それは、

『できない約束はしない』


ということに尽きます。


相手の依頼に対して、

「できます!」や「はい!」と答えた時点で
相手の期待値は高まります。

相手の期待に応えたくてYESと言いたい気持ちは
わかりますが、そこは冷静な判断を下しましょう。


できないことに対して、頑張る姿勢を見せる
ためだけのYESは、結果的に信頼を失うこと
に繋がります。

そのため、はっきりとできないことはできない
ということも大切です。


例えば、我々保険業界でよく聞く言葉で、
お客様から保険をお預かりした際に、

「ありがとうございます。一生涯○○さんの
 担当としてお守りします。」

このように表明する方もいらっしゃいます。

しかし、こういった方こそ「明日死ぬ」という
イメージができていないのではないかなと私は
思ってしまいます。

「明日死ぬかもしれない」というリスクに対し、
お客様に保険を考えていただいているのに、

自分も明日死ぬということを考えられていない
からこのような言葉になるのではないでしょうか。

明日自分が死んだ場合、一生涯担当してお守り
し続けるというお約束はウソになります。

そのため、自分も明日死ぬかもしれないため、
一生涯お守りするという「できない約束」は
してはいけないと思っています。


しかし、何もかも「できません」とはっきり
伝えすぎるのも、端からやる気がないようにも
感じてしまいます。

よって、回答のバランスが大事です。

「前向きな姿勢は精一杯示し」
「約束はしきらない」

私は基本このスタンスです。

逃げ道を作ってるようでせこいですか?笑

でも、できない約束をしてウソツキになるより
正直で素直であるため信頼できませんか?

しっかり相手の依頼を解決するために、
精一杯のできることをやる姿勢はお伝えし、
それでもなおできなかったらごめんなさいね
と一言添えるだけでいいと思います。

何事も100%はありませんからね。

私の中で「できない約束をしない」ことこそが
本当のYESだと思います。

もちろん絶対にできることについてははっきり
YESを言えばいいですがね。

相手から本当に信頼を得る伝え方を工夫して
みましょう。

それでは。

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