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ほんとうの幸せには「貢献寿命」が関係していた

「かつては平均寿命を延ばすこと、および健康寿命を延ばすことが長生きの価値の一つの指標とされてきました。その結果、人生100年と呼ばれる時代を迎えた。喜ばしいことですが、生きていることの幸せを感じながら歳を重ねていくためには、身体的・金銭的な意味での健康だけでは不十分で、社会と接点を持ち、誰かの役に立っていると感じられる『貢献感』が大切なことがわかってきたのです。

「健康寿命を延ばそう」とずいぶん言われてきました。確かにそこには目的がハッキリしていなかったように思います。誰かの役に立っているという気持ちは、優越感に浸れます。それは晩年に限ることなく、生きている上で常に必要だと思います。定年後、社会から離れてしまうと、なくなってしまう恐れがあるということでしょう。

誰かのために行動して喜ばれた場合、脳から『オキシトシン』というホルモンが分泌されます。これが分泌されると、心身ともにリラックスして、高齢者にとって大敵であるストレスを軽減してくれるのです。

ストレスが軽減されれば、血圧が安定し、生活習慣病の予防にもつながる。結果、長生きにつながるのです」

人から感謝される生き方をしよう!


誰しも20歳の身体のまま100歳まで生きられるのでしたら、そんな素晴らしいことはありません。でもそれは現実的ではありません。徐々に年老いていくことは避けられません。ただその速度は個人差があります。健康なまま100歳まで生きられて、かつ、人から感謝される存在であれば、そんな素晴らしいことはありません。

誰かのために行動するためには、人と接する必要があります。最近ではネットを使えば家に籠ったまま人のためになることも可能でしょう。しかし健康寿命を考えるならば、体を動かす必要があります。

「貢献活動」は仕事に限ることなく、ボランティアでも十分果たせるはずです。私のような自営業者でしたら、体が動く限り仕事をすることは可能です。しかしサラリーマンの場合、定年退職してしまうと、そこからは自分次第です。場合によっては、早く足腰が立たなくなることもあるでしょう。認知症の恐れもあります。そう考えれば、サラリーマンの方が、晩年どうするかをちゃんと考えておく必要があるということです。

そこで役に立つのが「趣味」でしょう。


定年後、趣味を持たずボランティアもせず、もちろん仕事もしなかった場合、悪い方向へ行くことは確実と考えて良いでしょう。

「人生設計」なんて言葉もありますが、定年後の設計がもしかしたら一番大変なのかもしれません。思うように体が動かない可能性もあるでしょう。やりたいことが思うようにできないとストレスもかかります。あらかじめ想定できるはずです。だとしたら、定年するまでに設計しておく必要がありそうです。私のようなチャランポランな人間は、自営業でちょうど良かったと思います。自由奔放ですからね。ダメな時は野垂れ死んでも全然気にしません(笑)

さあ、誰かのためになる、何かを考えましょう!


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