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自由な独居老人になったら、夢が叶ったと言える

「孤独死」が社会問題となっています。孤独死の何が悪いのか、なぜ嫌われるのか・・・そんなこと、考えたことありますか?

孤独死とは、どういう意味でしょう?

孤独死(こどくし)とは、主に一人暮らしの者が誰にも看取られることなく、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指す。特に重篤化しても助けを呼べずに死亡している状況を表す。関連する言葉として、公的に用いられる孤立死(こりつし)や、単に独居者が住居内で亡くなっている状況を指す独居死(どっきょし)などがある。

Wikipediaより

①孤独死(こどく・し)
②孤立死(こりつ・し)
③独居死(どっきょ・し)


①孤独死 ②孤立死 と言われれば、「心身ともに苦痛を抱えて生きていたが、追い込まれた末に一人で亡くなっていった」というような印象を私は受けます。

一方③独居死と言われれば、「誰にも看取られることなく、一人で亡くなったんだな」という印象です。

孤独死の定義

「孤独死」には様々な解釈が存在しており合意された明確な定義があるわけではない。

新宿区高齢者保健福祉協議会では2006年に「2週間毎程度に見守る者がいない、独居又は高齢者のみ世帯の高齢者(の死)」と定義している。

東京都監察医務院では2010年に「異状死の内、自宅で死亡した一人暮らしの人(の死)」と定義している。

日本災害看護学会は2016年に「従来から周囲との交流がなく,地域から(社会的に)孤立をしている状況の中で,誰にも看取られず一人でなくなった場合」と定義している。

Wikipediaより

やっぱり「孤独死」とは、社会とのつながりを持たない、あるいは交流の薄い人が、誰にも看取られることなく部屋で亡くなることを定義しているように思えます。

「孤独死はイヤだ」という人がほとんどです。自分の居場所がなくなって、追い詰められた末に一人で死んでいくのなら、私もイヤです。でも、自由に一人暮らしを楽しんでいた末に、一人で亡くなったのなら本望だと考えます。


悲しく亡くなるのか、夢叶って亡くなるのか?


子供の頃、「自由」に憧れたことが一度はあるはずです。学校や家族、社会に束縛されて、自分の思い通りにすることができなかった時、自由が欲しいと思ったこと、あるでしょう? しかし自由はそう簡単には手に入りません。

大人になると、自由が欲しかったことすら忘れてしまう人もいます。社会の中で生きて行くということは、何らかのしがらみに必ず縛られて生きています。それはどう足掻いても、解くことができません。大人になるということは、束縛に慣れることなのかもしれません。

自由を手に入れた時期が、たまたま独居老人だったとしたら、それは人生の最後にして、夢が叶ったと言えるのではないでしょうか? 夢叶って一人で亡くなっていくのなら、本望と言えると私は思います。

だからこれからは、
「孤独死」・・・一人で寂しく亡くなった人
「独居死」・・・夢叶って一人で亡くなった人

こう呼んでほしいと思います。

私は、独居死を目指します!

「逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった」
♪尾崎豊「卒業」


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