自分の身体なのに何も知らないなんて!
元気な脳と肉体であれば、いつまでも生き続けたいと思うのが本音だと思います。しかし、すでに日常生活に支障が出るほどの体調悪化があれば、長生きしたくないと言われるのも頷けます。
ところがそんな人でも食べ物には多少気を使っている現状があります。タンパク質を多く摂るよう心がけているとか、歩くようにしているとか、少し筋トレをやっている人も多いです。
これ以上悪化させたくない
どんな状態になっていたとしても、これ以上悪化させたくない気持ちはあるのです。その気持ちに、いつなれるかという問題ではないでしょうか。
一例として、股関節に痛みがある人のお話をしましょう。
40歳くらいから違和感が出始めたけどあまり気にしていなかったそうです。50代に入り、痛みが出始めたけど、忙しくてそれでもあまり気にしていませんでした。60代に入り、痛みが大きくなり始めます。具体的にどうすればよいのかわからず、整形外科に行ってもとくに処置はありませんでした。70代に入り、痛みで歩けなくなってきました。これ以上悪化すると人工関節になると言われます。75歳で杖をつくようになり、人工関節置換術を勧められますが怖くてできません。78歳、痛みに耐えきれず人工関節置換術を受けます。
他人事として読めば、「早い年齢から前兆はあったのに」と読み取れます。どの時点で真剣に考え、自分の体に向き合うことができるかという、自分の問題です。
身体のことを知ること
自分の身体なのに、どんな仕組みで動いていて、なぜ痛みが出ているのか理由を知りません。医者に言われるがままの人がほとんどです。
なぜ股関節に痛みが出るのか、その仕組みを知っていれば対処の仕方が分かったはずです。病院ではその「なぜ?」の観点が少し違うことに気付かなければなりません。
病院は痛みが出た原因を探ってくれるところではないことに早く気付かなければなりません。
最近ではネットでなんでも見ることができます。整体師の私もネットで勉強しています。以前は宿泊費と研修費を使って勉強しに行っていましたが、無料で勉強できる教材がいくらでも手に入ります。専門家でなくても、わかりやすく解説してくれている映像もたくさんあります。
今はいい時代になりました。素人でも勉強することが簡単にできます。その気になるかどうかの問題だけです。自分の身体のことですから、多少のことは勉強しておいて損はありません。違和感や痛みが出たときが学び時だと私は思います。
健康寿命を長くするために食べ物や運動も大事です。加えて知識も必要だと私は考えます。
サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。