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薬を飲んだせいで認知症の症状が出てしまった…高齢者が避けるべき「認知症を誘発する薬」の名前

「薬」というのは、使い方によっては「毒」にもなります。逆に、「毒」は使い方で「薬」となることがあります。この意味が、本当にお分かりでしょうか。日頃、安易に薬を服用していませんか? 服用しなくても、日常的に貼ったり塗ったりすると言う人も要注意です。薬の中で貼り薬が一番「毒」だという説もあります。


薬を飲んだせいで認知症になるとしたら、あなたはどう思いますか? そんな恐れのある薬をご紹介します。

1、うつ症状に処方される薬を飲んだら、認知症になった。
2、何度も尿意をもよおす人に処方する薬を飲んだら、認知症になった。
3、眠れない、不安がある、という人に処方される薬を飲んだら、認知症になった。


認知症ではない別な症状で病院へ行き、薬を飲んだことがきっかけで、認知症になるなんて、ひどいと思いませんか?

病院へ行くと「薬を処方しておきます」と、医師は当然のように言うはずです。それが医師の仕事であり、ガイドラインに沿ったマニュアル通りなのです。

「薬を出しておきます」と言われたら「副作用は何がありますか?」と尋ねるようにしましょう。


もし「自分で調べてください」などという医師だったら、病院を変えることをお勧めします。それは説明責任を果たしていない医師です。医師は神様ではありませんから、すべてを信用せず、多少疑ってかかるくらいで丁度だと思います。

どんな場合も、薬というのは怖いものだという意識を持っていただきたいと思います。


患者側の私たちも薬の名前を検索して、効果効能を調べ、副作用の有無も気にしておかなければなりません。他人に良い薬が自分にも良いとは限りません。

多くの人はなんていう名前の薬なのか知らずに飲んでいます。その副作用も知らないことでしょう。それなのに、食べ物のカロリーや脂肪分を気にするのはどうしてですか? 同じ口にするものですよ。しかも薬という名の毒です。もっと気にするようにしましょう。

日本老年医学会が調査し、高齢の患者さんに認知機能低下を引き起こしやすい薬剤の中でも、特に根拠のレベルが高い薬剤をご紹介します。

・三環系抗うつ薬

代表的な薬剤は、アミトリプチリン(トリプタノロール)、クロミプラミン(アナフラニール)、イミプラミン(トフラニール)などの薬です。これらの薬は副作用として認知機能低下が報告されているため、可能な限り使用を控えることが良いとされています。

・過活動膀胱治療薬のオキシブチニン(ポキラス)

何度も尿意を催してしまう過活動膀胱は、高齢の患者さんに多い病気です。その治療薬の中には、膀胱だけなく全身に効果が出てしまうものもあります。

オキシブチニン(ポキラス)は、中枢に作用し、認知機能が低下するケースが報告されています。

この薬はできるだけ使わず、膀胱に選択的に作用する新しい薬への変更を検討したほうがいいでしょう。

・睡眠薬・抗不安薬のベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系の薬は認知機能低下を引き起こす可能性があります。特に長時間作用型のものは、認知機能に大きな影響を及ぼす可能性があります。

使用する場合は、できるだけ短時間使用に限るのがポイントです。

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