記事一覧

会社サボって京都に行った時の話

「どうして人って自分が理解できないことに対して寛容になれないんだろうね」 会社をサボろうと思ったわけじゃなかった。今日だけは一人になりたいと思った。 自分の割…

ろん
5年前
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大学時代にそういう関係になった時の話

世の中を支配しているのはお金ではなく、プロパガンダなのだと思う。 真実はそれによって覆い尽くされているから、そう簡単にたどり着くことができない。 政治的に生み出…

ろん
5年前
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社会人になって1年が経った

1年目から年収が僕の3倍もある外銀で働く超バリキャリウーマンや、 誰もが憧れる外資系の戦略系のコンサルや超有名IT企業で活躍するエリートサラリーマン、投資家から数千…

ろん
5年前
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好きっていう気持ちは全くあてにならない話

「なんで結婚したんですか?」「なんで付き合おうと思ったのですか?」みたいな質問の回答にはおよそ「好きだったから」が選ばれることが多い。僕たちはなぜかこの好き…

ろん
5年前

素晴らしい新ご飯会

同じ日本に生きていても、住んでいる世界軸がズレていることというのはよくあることなんだなーって思って最近は生きていたのですが、今回のご飯会で感じたことは、しかし異…

ろん
7年前

2016年振り返り

文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしか過ぎないからだ  村上春樹 (1979年)『風の歌を聴け』 文章を書くことは確かに僕にとって…

ろん
7年前

ヴィトゲンシュタインについて調べてたらなんかちょっとわかった気がした話

最近同期とこんな話をしていました。 ━━以下ラインでのやり取り━━━ 12:34 Sho(((hey))) いやほんまそれ思うわ 究極的に同じ問いに向かってるとは思う そこに「世界と…

ろん
7年前
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「人生について考えていたら疲れた」といったら、「病んでるね笑」といわれた話

この前駅でばったり会った友人にそんなことを言われたので面白いなーと思って考えていたのですが、 多分僕の言葉にそんなに他意はなく、疲れるものは疲れるのです。 サッカ…

ろん
7年前

実存のあれこれ

ついに明日は内定式となってしまいました。全国の4年生の中でも就職する人たちが多分きっと僕とおなじようにそわそわしているのではないかと思うと、このそわそわを是非共…

ろん
7年前
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社会の問題は認識している主体が曖昧であることが多い話

タイにいってきました。 搭乗までに時間がすごくあったのでまとめてみました。 タイにいったきっかけ 超ドメスティックに生きてきた23歳が急に海外に行きたくなった話 …

ろん
7年前

あれ?なんでおれタイにいるんだっけ?って思った時の話

ニーハオ 今チェンマイにいます。 チェンマイっていうのは、タイの中でもかなり ミャンマーに近い都市になってます。 バンコクとかアユタヤとかみんな知ってると思うんで…

ろん
7年前
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今、タイに生きます

Mac強い スタバなう スタバに居る限りこの亜空間は新宿とそう変わりないですね。 今日からチェンマイに行こうとバスのチケットを買いにきたんですけど 夜行バスの出発時…

ろん
7年前

超ドメスティックに生きてきた23歳が急に海外に行きたくなった話

こんにちは。最近影響力の武器という本を読んでいるのですが、コミットメントと一貫性の法則というのがありまして。 どういうことかと言うと、"自分がすでにしてしまったこ…

ろん
7年前

春国で感じたこと。

新宿歌舞伎町のラーメン屋で、自然と流れる涙がありました。 絶え間なく流れ続ける意味がその時にはわからなくて、 多分だけど今こうして思うのは、 今までこうして最後ま…

ろん
8年前

自分の直感を信じる勇気

2015年の絵馬には、変革者への一歩と記載したことを明確に覚えています。 今でも家に飾ってあって、相変わらず汚い字です笑 変革者への一歩っていうことは、今は2歩3歩…

ろん
8年前

大学を休学することにしたこの一年を振り返ってみる

お久しぶりです。 2015年も残り僅かということで、報告を兼ねて一年間の長い振り返りです。 大学を休学することにした理由この度、実は11月の初旬頃に休学することを正式…

ろん
8年前

会社サボって京都に行った時の話



「どうして人って自分が理解できないことに対して寛容になれないんだろうね」

会社をサボろうと思ったわけじゃなかった。今日だけは一人になりたいと思った。
自分の割り振られている仕事はこっそりやっておくつもりだった。
なんだけど、昼すぎには東京駅から広島行きの新幹線に乗っていた。
大学生のときはこんな簡単に乗れなかったのに。少しだけ大人になった気がした。

なんで京都だったのだろう。多分、その意

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大学時代にそういう関係になった時の話

世の中を支配しているのはお金ではなく、プロパガンダなのだと思う。

真実はそれによって覆い尽くされているから、そう簡単にたどり着くことができない。
政治的に生み出されたそれは集団によるものかもしれないし、単独なのかもしれないし、もしかしたら僕自身なのかもしれない。僕たちは何者かによって生み出された文化的規範の上にただ形作られているに過ぎない。だとしたら、僕たちが今こうしてなにかを考える際の素地とい

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社会人になって1年が経った

1年目から年収が僕の3倍もある外銀で働く超バリキャリウーマンや、 誰もが憧れる外資系の戦略系のコンサルや超有名IT企業で活躍するエリートサラリーマン、投資家から数千万の投資を受ける起業家たちがいる。

17卒の同期や大学からの友人は、年収1200万円でHRテックのCOOでオファーを受けたり、webマーケターとして1000万のオファーを受けていたりする。それ自体が当たり前であるかのように。そして一人

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好きっていう気持ちは全くあてにならない話



「なんで結婚したんですか?」「なんで付き合おうと思ったのですか?」みたいな質問の回答にはおよそ「好きだったから」が選ばれることが多い。僕たちはなぜかこの好きという感情に対しては幸福を呼ぶ壺と同じくらいの信仰を寄せている。

正直に言うと、僕は好きとかいうなにがしは全くあてにならないと思っている。



最近の僕はなんとなく恋愛を強いられることが常態化しているな〜と思いながら生活をしている気

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素晴らしい新ご飯会

同じ日本に生きていても、住んでいる世界軸がズレていることというのはよくあることなんだなーって思って最近は生きていたのですが、今回のご飯会で感じたことは、しかし異なる世界軸に共通する普遍が存在しているかもしれないなということでした。

世界軸がズレる、というのは認識によって世界の解釈が異なってしまうことから生まれてくる考え方だと思います(僕が言い出したことなんですけど)
そうした考え方の違いであった

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2016年振り返り

文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしか過ぎないからだ  村上春樹 (1979年)『風の歌を聴け』



文章を書くことは確かに僕にとっても、自己療養の手段にはならず、そのささやかな試みにしか過ぎない。





1ヶ月くらい前、大学の友人とラインをしていた時に卒論のテーマについて話すことがあった。彼は胸ポケットからセブンスターを取り出し、マッチで火をつけて吸

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ヴィトゲンシュタインについて調べてたらなんかちょっとわかった気がした話

最近同期とこんな話をしていました。
━━以下ラインでのやり取り━━━
12:34 Sho(((hey))) いやほんまそれ思うわ
究極的に同じ問いに向かってるとは思う
そこに「世界とは」というのは入る気はするけど。
哲学の時間論とか量子力学とか宇宙論とかはちょっと違うベクトルを向いている気はする
12:35 Sho(((hey))) てかどっかで言語学とはっていう話ししたいんだよなー
12:35

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「人生について考えていたら疲れた」といったら、「病んでるね笑」といわれた話

この前駅でばったり会った友人にそんなことを言われたので面白いなーと思って考えていたのですが、
多分僕の言葉にそんなに他意はなく、疲れるものは疲れるのです。
サッカーは好きで楽しいけど、運動をしたら疲れるじゃないですか、そんな感じで疲れてます。
一方病んでいるねという言葉にもそれ以上の他意はなく、ただそう思ったから発言したのだと思います。

しかしですね、何気ない発言をしたにも関わらず、
病んでるね

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実存のあれこれ

ついに明日は内定式となってしまいました。全国の4年生の中でも就職する人たちが多分きっと僕とおなじようにそわそわしているのではないかと思うと、このそわそわを是非共有したい!という思いから、今からつらつらと書いていきたいと思います。書きません。

すいません多分、「共感してもらいたい!」という思いで「かきたい!」って思ってないでした。
なんか多分なーにいってだこいつって思われるような気がします。そ

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社会の問題は認識している主体が曖昧であることが多い話



タイにいってきました。
搭乗までに時間がすごくあったのでまとめてみました。

タイにいったきっかけ
超ドメスティックに生きてきた23歳が急に海外に行きたくなった話
死に近づくことで生を認識したい話と体験や思考の限界を取っ払う為に非日常体験を意図的に積みたくなって海外にいくことにした話

1本目
今、タイに生きます
タイと日本の違いについて、行動原理や社会構造に大差がなく、あったとしてもそれを誤

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あれ?なんでおれタイにいるんだっけ?って思った時の話

あれ?なんでおれタイにいるんだっけ?って思った時の話

ニーハオ

今チェンマイにいます。
チェンマイっていうのは、タイの中でもかなり
ミャンマーに近い都市になってます。
バンコクとかアユタヤとかみんな知ってると思うんですけど
バンコクは割と南側
さりとてマレーシアと近いかっていったらそうでもない
さりとてカンボジアと近いかっていったらそうでもないところ
タイの股間あたりにあるのがバンコクですね。
股間あたりにあるというのは言い得て妙で、
みんな股間を

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今、タイに生きます

今、タイに生きます

Mac強い

スタバなう
スタバに居る限りこの亜空間は新宿とそう変わりないですね。

今日からチェンマイに行こうとバスのチケットを買いにきたんですけど
夜行バスの出発時間が19時25分でですね。
今僕書き始めた時間がタイ時間で11時半で(日本は13時半くらいみたいです)
暇なので、いろいろあったことを書き連ねていきたいと思います。

こっちにきて一番最初に驚いたことなのですが、露店などで売っている

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超ドメスティックに生きてきた23歳が急に海外に行きたくなった話

こんにちは。最近影響力の武器という本を読んでいるのですが、コミットメントと一貫性の法則というのがありまして。
どういうことかと言うと、"自分がすでにしてしまったことと一貫していたい(そして一貫していると他者からみてもらいたい)という欲求"というらしいです。
なるほど確かにこれはあるなと、最近就職することを決めて、あれやっぱ違うんじゃねーの?みたいな悩みがフツフツ出てきてもいやここは腹括らねばみたい

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春国で感じたこと。

新宿歌舞伎町のラーメン屋で、自然と流れる涙がありました。
絶え間なく流れ続ける意味がその時にはわからなくて、
多分だけど今こうして思うのは、
今までこうして最後まで活動してきて良かったと、心の底から思っている事。夢から醒めてしまうことの切なさ。引退の時。
それと、、多分、、4年間続けなかったことへの後悔。
自分の気持ちに素直になるのは本当に難しい。
でも、後悔していることに気づけた分だけ、次こそ同

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自分の直感を信じる勇気

自分の直感を信じる勇気

2015年の絵馬には、変革者への一歩と記載したことを明確に覚えています。
今でも家に飾ってあって、相変わらず汚い字です笑

変革者への一歩っていうことは、今は2歩3歩と進んでいなくてはならないので、今の自分って進んでるんだっけ?ってところを振り返りながら、
しっくりくる今年の抱負を掲げることができたので、最近考えていたことをさっくりまとめてみることにします。

ロジカルに意思決定をしようとすること

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大学を休学することにしたこの一年を振り返ってみる

大学を休学することにしたこの一年を振り返ってみる

お久しぶりです。
2015年も残り僅かということで、報告を兼ねて一年間の長い振り返りです。

大学を休学することにした理由この度、実は11月の初旬頃に休学することを正式に意思決定し、秋学期の休学をもう既にしておりました。(知らなかった人すいません・・)
急な意思決定のように見えるかもしれませんが、以前大学を辞めるという選択肢という記事を書いた時からずっと、この選択肢が頭の片隅に残っていたのです。

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