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読書記録

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自分が読んだ本の記録を個人的にまとめてます。
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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと - 花田菜々子

この本自体友人に勧められて読んだのだけど、人や本との出会いって偶然と必然の間にあるのだと改めて感じた。今のパートナーとアプリで出会った自分としてもなんだか色々考えさせられたなぁ

82年生まれ、キム・ジヨン - チョ・ナムジェ
ラスト軽くホラー。小説とジャーナリズムの両立。
日本にも韓国にもまっだまだ女性差別はある。そんなことを突きつけられる。自分たちの感覚もきっと麻痺してしまっている。怒るのって体力も気力も使うし。でも声あげてかないと何も変わらないね。

『次世代ガバメント』をつくるのはだれだ、?

私昔からいい本読むと心臓ばくばくなるんですけど、久しぶりになりました。ばくばく。

これは個人的にばくばくを残すためだけの記録。

『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』読みました。

小さい政府/大きい政府の二項対立を超えていく、小さいけれども、誰も排除されない大きな社会を実現する、「小さくて大きい行政府」はありえないのか?

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『なんで僕に聞くんだろう。』を読んだ。

『なんで僕に聞くんだろう。』を読んだ。

写真家、幡野広志さんの『なんで僕に聞くんだろう。』を読みました。

寄せられている1つ1つの相談が、かなりヘビーだ。

「家庭のある人の子どもを産みたい」「親の期待とは違う道を歩きたい」「いじめを苦に死にたがる娘の力になりたい」「ガンになった父になんて声をかけたらいかわからない」「自殺したい」「虐待してしまう」「末期がんになった」「お金を使うことに罪悪感がある」「どうして勉強しないといけないの」「

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ファーストラヴ - 島本理生
初めての島本作品。人の感情描写が丁寧。だからこそ事件の背景が明らかになるにつれて言いようのない気持ち悪さを覚えた。誰か1人が悪いと決められるものではないが、様々な問題が複雑に絡み合っていた。想像力を持つことの重要性。文庫本は朝井リョウのあとがきが秀逸

私は割と本を読む方だけれど感想書くの下手なのでこれぐらいの軽い感じで書くのがいいんだと思う。読むのは2回目。高校生で初めて読んだときは性の話の多さにびっくりしたけど、今回は1つ1つの物語を自分の物語として吸収し、深く味わった。性って生だと思う。