さぁや | パリ、女ひとり暮らし。

長年の東京生活を経て37歳で初めての海外へ、2017年末からパリ暮らし。 東京でファッ…

さぁや | パリ、女ひとり暮らし。

長年の東京生活を経て37歳で初めての海外へ、2017年末からパリ暮らし。 東京でファッションやフランス菓子のPR、ブランディングを15年程手がけ、パリでは設計事務所のコミュニケーション担当。初のパリ暮らしを必死に生き抜く中で出会った人やもの、考えたことを思いのままに綴ります。

最近の記事

夏のバカンス2023 in Spain その3

ボンジュール、皆さま。訪れてくださってありがとうございます! 前回に続いて、夏のバカンスレポート、今回は旅先のアクシデントについて。 なぜ今なの?死ぬほど歯が痛い! 意気揚々と始まった旅の2日目、夜から急に歯が痛みだし、翌日にはさらに悪化。それでも経験したことのある痛みだったので、鎮痛剤を飲めば治るだろうと思っていました。ところが、人生初、薬も効かないほどの痛みに発展、噛むこともできなければ、眠ることもできなくなりました。せっかくスペインにいるのに、プロセッコはもちろん海の

    • 夏のバカンス2023 in Spain その2

      ボンジュール、皆さま。訪れてくださってありがとうございます! 前回に続いて、夏のバカンスレポート、今回はマヨルカ島です。 お魚の島、マヨルカへ バカンスの後半を過ごしたマヨルカ島は、地中海に浮かぶスペインのバレアレス諸島のひとつ、イビザ島のお隣の島です。フランス人やドイツ人に人気のビーチリゾートで、ヨーロッパの主要都市と島を結ぶパルマ空港のあるパルマには、大聖堂、美術館やマーケット、デパートなど観光地としても見どころがたくさんあります。 私たちが滞在したのは、Sóller

      • 夏のバカンス2023 in Spain その1

        ボンジュール、皆さま。訪れてくださってありがとうございます! 前回の更新から早くも3ヶ月と間が空いてしまいました…。 夏が終わる前に、まずは私の夏バカンスをレポートします。 3年越しの願い叶ってスペインはコスタ・ブラバへ! フランスのナントに住むお友達が、夏のバカンスに毎年のように訪れるスペインの海辺街へ誘ってくれたのは、2020年。コロナ禍でロックダウンを繰り返していた頃の夏休みでした。滞在先の海辺のアパートにはたくさんお部屋があるので、一緒にどうかと。名も知らない街だっ

        • はじめてのHIV検査 in Paris その3

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 前回に続いて、パリで初体験した「HIV検査」のエピソードをお届けします。 ひどい顔にエール、ボン クラージュ! 初訪問の私はまず、問診票を埋める必要があったが、もちろん全部フランス語。 日常会話もまだまだ怪しい私が、性病に関する医学用語を知っている訳もなく、ちんぷんかんぷんで筆が進まないでいると、目の前にまともそうなアラサーフランス人女性が書類を埋めているではないか。 すかさず彼女に助けを求めると、私の顔を凝

        夏のバカンス2023 in Spain その3

          はじめてのHIV検査 in Paris その2

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 前回に続いて、パリで初体験した「HIV検査」のエピソードをお届けします。 医師から指示された謎の検査 フランスは、まず総合診療医(ジェネラリスト)に診てもらい、その医者から薬を処方されることもあれば、専門医を紹介されたり、ラボでの検査を指示されたりするのが一般的なプロセス。その上、皮膚科や婦人科、歯医者などの専門医は、予約に数ヶ月かかることもよくある。 さらに顔中に広がったおできのせいか、熱も下がらず体調最悪

          はじめてのHIV検査 in Paris その2

          はじめてのHIV検査 in Paris その1

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 3回に渡ってパリで初体験した「HIV検査」のエピソードをお届けします。 暗くて寒いパリの冬 2020年2月、ただでさえ、暗く寒いパリの冬。 ヨーロッパの冬は、朝起きても真っ暗、昼間も曇り空で、夕方にはすでに真っ暗。太陽が圧倒的に足りない。この時期に落ち込んだり、具合が悪くなったりすると、子供から大人までお医者さんでビタミンDを処方してもらうのは当たり前。なるほど、夏のあいだ、熱中症や日焼けなんかお構い無しに思い

          はじめてのHIV検査 in Paris その1

          ビザ更新 | こんまりと愛の力、その2

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 前回からの続きです。もう1つのビザ更新エピソードをお聞きください。 こちらはわりと最近のお話ですが、私のビザはまだ不安定で一年おきの更新。さすがにもう慣れたものでと言いたいところですが、やはり毎回とても緊張します。 ファミリーネームは近藤です 今回の担当マダムは、明らかにやる気のなさそうな表情と態度で、私が彼女の前に着席するなり「J’arrive! (すぐ来るわ)」と携帯電話を片手に立ち去りました。時刻は13

          ビザ更新 | こんまりと愛の力、その2

          ビザ更新 | こんまりと愛の力、その1

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 今日からパリでの生活、お仕事もプライベートもテーマもざっくばらんに時系列もなく、思いのままに綴っていきたいと思います。 海外暮らしの関所、ビザ更新 今日のテーマは海外で暮らしたことのある方なら誰もが通る関所、ビザ更新。私の場合、幸いにも勤務先が労働ビザを発給してくれるのですが、総務も兼任する自分でゼロから調べて準備します。心配症でうっかり八兵衛な私は、いつも早々にプレフェクチュール(警察署)へ予約を入れ、抜かり

          ビザ更新 | こんまりと愛の力、その1

          アラフォーの私がなぜ単身フランスへ?

          ボンジュール、皆さま。 訪れてくださってありがとうございます! 今日は海外で働いたことは疎か、留学も短期滞在すらしたことのない37歳の私がなぜ単身、フランスへ行くことに決めたのか?についてお話ししたいと思います。 理由は単純、一緒に働いてみたい人、やってみたいお仕事を見つけたからです。 今思い返しても、私の人生と暮らしは完全にお仕事中心にくるくる廻っていたように思います。 前回のお話の通り、転職に焦り出した頃、少し前から気になっていた設計事務所が日本での業務拡大に伴い、日

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          夢だったお仕事に終止符を打った理由

          ボンジュール、皆さま。 自己紹介を読んでくださった方、ありがとうございました! 今日は、渡仏前に遡り、東京での生活について少しお話ししたいと思います。 マカロンから建築、全く違うスケールの世界へ 東京では、ファッションブランドの広報・営業担当を3年ほど勤めた後、フランス菓子のPR・ブランドディレクターとして10年間働いていました。そして現在は、設計事務所Communication & Administration担当。職種に関連性はあっても、業界が全然違うので、転職する度に

          夢だったお仕事に終止符を打った理由

          自己紹介 | 初めまして、さぁやです。

          はじめまして、さぁやと申します。 初めての記事は、これからあまり平坦ではない日々の私の珍道中を聞いて頂く方たちに、ご挨拶と自己紹介をしたいと思いました。 プロフィールにある通り、神奈川生まれ、東京育ち、長年の東京生活を経て、37歳で初めての海外生活とお仕事をスタートしたのが、2017年の終わり。現在はフランス移住のきっかけとなった某設計事務所で、コミュニケーションや事務を担当、日本のクライアントやメディアの窓口として働いています。 それまで何をしていたかというと、東京で

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