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スベってコロんでラスベガス

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ラスベガスでの子育て+ドタバタな日々の記録。
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かすみ草モフモフ

かすみ草モフモフ

今週はかすみ草210束使ったウェディング。
210束ですぞ。かすみ草祭りです。

というわけで
朝からせっせとかすみ草のモフモフをたくさん作成。
小さな花が集まったかすみ草で大きなアレンジを作る時は、ちぃっとコツがいる。
まずベースをカバーするように短いかすみ草の束で全部を覆って、その後に茎が長いしっかりしたかすみ草でレイヤーつけていく。わたあめみたいに重ねて重ねて…するとモフモフしてくる。
ちょ

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アイアンマン野郎に思うこと

アイアンマン野郎に思うこと

ロバート・ダウニー・Jr.のオスカーの態度について、
ネットで色々話題になってる。

これ見てすっごいすっごいモヤモヤしてる自分がいて、多分それは、私の日常にこんなのゴロゴロあるからなんだ。例えばわたしがウェディングの花を全部作っていたとしても、花嫁は私をガン無視して白人のスタッフに挨拶しに行く。そしてその白人のスタッフは、自分は花を作れやしないのに、さも自分がつくったかの様なコミュニケーションし

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結婚式の花を一人で作れた日

結婚式の花を一人で作れた日

ラスベガスで花の仕事について3年目、
昨日、ふと、センターピース、アーチ、アイルピースと全部一人で作っていたことに気づいた。
会場全体を見渡した時に、
あ、自分で作れる様になったのかと、
行き当たりばったりでラスベガスの花の世界に飛び込んだ、長い様な、短かった様な、日々を思った。

もちろんまだまだ改善の余地がありすぎて、
自分の作品をじっくり見る気にならない。
まだまだブライダルブーケは任せても

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Managing Inner Conflicts-心のカオス

Managing Inner Conflicts-心のカオス

父が亡くなってから、ジェットコースターのような日々を送っている。娘の新学期に合わせて一旦ラスベガスに帰ってきて、一旦仕事したりなんかして、明日からまた日本に帰る。今回は49日法要を無事に終わらせる、それがミッションだ。

言っても仕方ないことは言わない方が省エネだと思って生きてきた。
自分の力で変えられないことは諦めて、目の前にあることを粛々と執り行っていく。特別な力もなく、冴えた人間性もない私は

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【アメリカの子育てシリーズ①】「先生ありがとう週間」はギフトでてんてこまい!?

【アメリカの子育てシリーズ①】「先生ありがとう週間」はギフトでてんてこまい!?

アメリカで子育てをしていると、5月は何かと忙しい。
というのも、5月は8月(9月の州もある)からスタートするアメリカの学校暦の最後の月。卒業生はスクールトリップやプロムで忙しそうだが、卒業生でない児童だってやれ先生へプレゼントを準備だの、ボキャブラリーパレード(自分で選んだ英単語にちなんだコスチュームを着て学校を練り歩く)をするだの、スターウォーズにちなんだ洋服で登校するだの、行事が目白押しなので

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アメリカ3年目で子がルー大柴喋りになった

アメリカ3年目で子がルー大柴喋りになった

という記録をしたおいた方がいいと思いたち、noteを書いている。

娘は3歳になる頃にラスベガスへ来た。今年7月に6歳になる。
家庭では両親(日本人)が日本語しか使わないので、娘が英語に触れるのは基本的に家の外だけ。1年前から土曜日の午前中だけ日本語学校に通っている。

アメリカに来た頃は英語環境に泣くこともあり、日本人のアシスタントの先生が時々来てくださる大学附属のプリスクールに通った。2年通っ

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脱・つんのめり空回る春2023

脱・つんのめり空回る春2023

この美しい季節を目の前にしてこんなことは言いたくないが、
私の身体は春を受け付けない。この芽吹きの季節に反して、頑なに「外に出るものか!」と1日中布団にくるまりたくなる日が度々ある。若い頃は1週間くらい寝込んでいたが、30代になってからは1日、2日のダウンタイムに収めることができている。マイナスからの始まりなので自慢できたことではないが、個人的には成長と言っても良いだろう。

ラスベガスは3月1日

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うまくいけば嬉しい、しくじれば悲しい。カジノで働いて1年目の備忘録。

うまくいけば嬉しい、しくじれば悲しい。カジノで働いて1年目の備忘録。

日本で人に会う時、「アメリカで働いている」というと100発98中「頑張ってるね」とか「英語使って働いてるんだね!」とか、優しい労いの言葉をいただく。だが、「アメリカで働く」といっても、スーパーのレジからIT企業の億万長者まで千差万別、英語を話さなくったってできる仕事は山ほどあるし、「日本で働く」と「アメリカで働く」の違いはそんなに大きくないと個人的には思っている。頑張って働いている人は、どこの国で

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アメリカ生活で必須の7ヵ条

アメリカ生活で必須の7ヵ条

先日、アメリカに引っ越して1年記念を迎えた。
忘れないために、この1年、学んだことを箇条書きしようと思う。

1)「YES」「NO」と「Bathroom」さえ言えれば人は生きていける。
  (娘のプリスクールで実践済み)

2)察してもらうのも、察するのもあきらめよ。
 (何事も言葉と表情に出す、出す、出す)

3)助けてもらいたきゃ、なりふりかまわず大声で助けを求めるべし。
 (助けてくれる人は

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本気のハロウィンの装飾(自主的なやつ)の底力をみた@ラスベガス住宅地

本気のハロウィンの装飾(自主的なやつ)の底力をみた@ラスベガス住宅地

10月30日、ママ友から「明日、ハロウィンのデコレーションで有名な通りに行くけど一緒に行かない?」と素敵なお誘いをいただいた。

聞くと、その通り一帯の住民は、家をホーンテッドマンションにして迷路にしたり、本気で仮装して子どもを驚かしたりとすごいらしい。

この一ヶ月、子どものハロウィンのイベントに付き合って、娘をエルサに仕立て上げて走り回った日々だったが、そこで思ったのは

「アメリカ人、ハロウ

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こころはいつも、ちょっと離れている

こころはいつも、ちょっと離れている

夫が朝からずっと起きてこない。そんな日曜日だった。

最悪なことに私の生理が2日目。腹痛がひどく、心も体もクラクラクタクタ。

ベッドルームは1週間、畳もうと思い続けて積み上がった洗濯物の山。

洗いたいと思いながら溜め込んだ使用済みの食器が重なるシンクのことを思うとキッチンに行く足が重くなる。

窓の外からは散歩をしている人たちの笑い声。こんな秋晴れの清々しい日なんだから、娘を朝から公園にでも連

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太陽みたいな SUN

太陽みたいな SUN

ラスベガスのフラワーデザインスクールに通い始めて2週間。
「私のビジネスパスを使わせてあげるから、
自由に花市場で花を買って練習しなさい」と先生に言われて
この週末、喜び勇んで花市場へ行ってきた。

大好きな生花がたくさんある市場は、どれほど寒かろうが私の楽園。
エベレスト登頂隊も採用したという謳い文句の、
Columbiaのウィンターコートを着て冷蔵室へ入る。
冷蔵庫いっぱいに、オレンジやパープ

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