織部好 三畳台目

画像1

「織部好 三畳台目」

利休の弟子でもある織部が、利休の深三畳台目を参考にしたもので、中柱を伴う台目構えの形式です。

(↓利休の深三畳台目。中柱を伴う台目構え初期の試作で、袖壁は吹抜けず、下まで付いている)

画像2

織部は利休以降、将軍家の茶道指南役として天下一の茶人となりました。
徳川政権の下、利休とは異なる武家茶を進めましたが、最後は利休と同じく自刃

「人とちがうことをする」
という、利休の教えを最も忠実に体現したのは織部です。

この茶室は、後に完成させる織部の代表作、燕庵(藪内家伝来)を簡略化したもので、相伴席をつければほぼ燕庵です。

相伴席を伴う茶席は武家茶道の象徴です。

側面には連子窓と下地窓、点前座に風炉先窓が開きます。

(↓点前座の風炉先窓。あくまでイメージとしてご参照くださいm(_ _)m)

画像3

(茶室の間取りや復原図を元にしたグッズをつくっています↓)

・・

▼茶室建築のおすすめ本一覧です!↓


最後までお読み頂きありがとうございました🍵 記事にスキ(♡)を押すと、「茶室建築のおすすめ本」を紹介します(&励みになります❤)