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140字では書ききれないものたちのためのためのお墓 主に自分語り

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  • ワンシーンだけ小説を

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  • セックスのススメ

最近の記事

🐇、ジェンダー界隈卒業しました。 あのテーマでTwitter始めてから反出生主義が加速して、子連れ・妊婦が嫌悪(憎悪)の対象になり、ニンゲン続けるのが厳しいレベルで憔悴してるので(仲良くしてくれた方々と話せなくなるのは寂しいけど)一生戻りません。 さよなら世界。

    • フェミニズム

      フェミニズム・フェミニストの最大の目的は「女性の選択肢を増やす(減らさない)」ことだと考えています。 ①女性の参政権を勝ち取り、女性の学問への道を開き、家庭に収まらず労働の喜びを求める女性を支援し…エトセトラ。 それまで男性にだけ認められていた権利を “それを望む女性にも”与えるよう主張し、獲得してきたのがフェミニストだと認識しています。 私自身も大学へ通い、労働者として社会に参加しているのでその恩恵は肌で感じています。

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      • なぜフェミニストはミスター慶應についてダンマリではいけないのか

        ここ数ヶ月間twitterにおけるフェミニストたちの動きに注目してきたが、先日とうとう彼らを一生許すわけにいかないほど腹の立つ出来事が起きた。 あまりにも腹が立ったのでtwitterに長々と書き込んだのだけれど、しばらくして読み返したら「誤字脱字が多くて読みづらいしこれは書き直したほうがいいな」と思い、どうせならとしばらく更新していなかったこのnoteにだらだら書いていくことにした。 発端この一件を正確に説明するためには一つの事象を取り上げるだけでは不十分なので、少し時間を

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        • 愚者の旋律

          以前友人と「イジメに遭っても自殺しない人間はどうしたら作ることができるか」という題目で意見を交わしていた。 「何をしてもイジメは無くならない」条件のもとで何ができるかを列挙していくという内容のやりとりだった。 結論の出ない議論はかなり盛り上がったが、その最中に正義感の強い友人が割り込んできた。 彼女の意見は「イジメられている人がいたら、周囲が結託してイジメをなくす」というものだった。 しかし私たちは「いじめはなくならない」という条件の上で議論をしていたので、このケースで

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        🐇、ジェンダー界隈卒業しました。 あのテーマでTwitter始めてから反出生主義が加速して、子連れ・妊婦が嫌悪(憎悪)の対象になり、ニンゲン続けるのが厳しいレベルで憔悴してるので(仲良くしてくれた方々と話せなくなるのは寂しいけど)一生戻りません。 さよなら世界。

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        記事

          虐待と体罰と躾

          Twitterで「いきすぎた暴力はよくないけど、命に関わる危険がある時、そのほか例外的な場面において、手を出すことは必要だと思う」と言う旨のtweetを拝見した。 以前なら私もそう考えていただろう、とここは素直に白状する。 しかし今は違う。 理由はいくつかあるが、その中に私が「人に教える立場」を目指していた時に受けた講義の存在がある。 今日はその当時の話をしようと思う。 40人程の学生が押し込められたその教室では「体罰」をテーマに議論が行われていた。 お互いの肩がぶつかる

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          性被害を訴える人を批判する前に見るべき動画まとめ

          随時更新 6/30更新 元動画 性的暴行被害者の顔写真 2009年8月2日午前2時半ごろ、当時23歳だったヒューソンさんは一緒にいた友人と別れて一人で歩いていたところ、近づいてきた男に路地に連れ込まれレイプされた。 「レイプされたと言うなら何故必死に抵抗しなかったのか」と憤るあなたに贈ります 「こうなるからです」 字幕つき動画 セックスの同意を得るということ 元動画 Tea and Consent イギリス テムズバレー警察が作成した動画 「家に来たらオーケー

          性被害を訴える人を批判する前に見るべき動画まとめ

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          http://100mon.jp/q/3896

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          或る女

          子どもが二人おりまして。ええ、男女一人ずつです。上の子が娘で、下の子が息子で、はい。娘は3年ほど前に成人いたしまして、おかげさまで。三つ離れているので、今年は息子が二十歳になるんです。ありがとうございます。 いい子たちですよ本当に。二人とも。姉弟で仲がいいんですよ。 今でもたまに一緒にお風呂に入ったりして、親には話せないことでもあのくらいの歳の差だと気軽に相談し合えるみたいで。心配はしてませんね。二人ともそれぞれ好い人がいるようですし、家にも連れて来て紹介してもらいました。な

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          お母さん、あのね。

          まだ私がランドセルを背負うようになる前の話だ。 私の通っていた幼稚園では父兄によるお楽しみ会と呼ばれる行事が一年に数回あった。文字通り親たちが自分の子どもと楽しむための会で、歌を歌いながら踊ったり、大きな積み木を重ねたり、大人と子どもが入り混じって園庭でかけっこをしたり、その時々に合った内容を親子で楽しむといったものだった。 この時は大人たちが人形劇をするらしいということを前もって知らされていた。劇の台本は子どもたちがよく知っている絵本などを基にすることが多かったため、昼食の

          お母さん、あのね。

          女の性

          このところ人の情事の夢を見る。自分はそばでただ見てるだけ。 そういえば、ここしばらくは恋人と愛し合わずにいたなと気づく。 セックスに執着しても仕方ない。そう割り切って知らんぷりした。 おたがいのスケジュールとか気持ちとか理由は割と思いつくから。 表面に現れるだけが愛じゃない。そう思いつつそれでも不安。 本当はセックスなんて二の次で君の匂いに抱かれて寝たい。 それだけで幸せなのに自分から壊しちゃったしもう終わりかも。

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          嫌われ者の法則

          個としての人間は、自然に太刀打ちするにはあまりにも弱い。どんな人間でもアマゾンのど真ん中に丸裸で一人で取り残されたなら、猛獣に襲われて死ぬか、感染症にかかって死ぬか、食料を調達できずに死ぬだろう。はるか昔、巨大なマンモスを集団で打ち倒すことから始まった人間は現在に至るまで、古今東西ありとあらゆる人々の知識をシェアし、互いに争い、また助け合いながら発展を遂げてきた。社会という巨大な群れを形成することでようやく、人類という種はこの地球上に存在する権利を勝ち取ったのだ。 そして人

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          一目惚れ

          忙しなく行き交う人々の頭上には、彼らの何十倍もある高さの建物が空に向かって伸びていました。青空のどこかで輝く太陽は隙間なくそびえるコンクリートの林によって隠されていました。新宿はいつでも人で溢れていて、下手に立ち止まろうものなら四方八方から不機嫌な表情が舌打ちとともに飛んでくるので、地図を確認したり誰かを探したい時は邪魔にならない壁際に行かねばならないのでした。 はじめの頃こそ、この街の迷路のような地形を覚えられず自分がどこへ向かっているのかわからなくなったものでしたが、何度

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          16OctH21

          彼は家の裏の、私が小学校の頃に愛用していた錆び付いた黄色い自転車の陰に横たわっていた。いつもなら学校帰りの私を出迎えてくれるはずの毛むくじゃらな姿が見当たらず、名前を呼びながら庭中を探し回ってやっと見つけたのだ。11月になるとはいえ暑い日が続いていたのでいつものように地面に穴を掘って涼んでいたのだろう、と思いついた私はようやく見つけた喜びと心配したことへの不満をブツブツと呟きながら近づいたが、様子がおかしいことに気づいた。いつもなら話しかけるとすぐに反応する真っ黒な瞳は閉ざさ

          H2107

          本当に能力がある者はむやみにそれをひけらかすような真似はしない。能ある鷹は爪をかくすという言葉があるが、反対に未熟な者ほど周囲に自分自身の存在を誇示したがる。能力に自信があるものは必要以上にその部分をひけらかし、秀でた能力を持ち合わせていない者は他人の功績を盾に自らの地位を上げようとする。そして必要以上に膨れ上がった自尊心は、現実から目を背けさせるとともに真実の友を遠ざける。 窓際の後ろから二番目の席は静かに授業を受けつつ、誰にも知られずにノートに落書きを増殖させていくのに

          H2006

          はじめては好きな人じゃないと。などと言い始めたのはどこの誰なのかとふと疑問に思う。自分が好きな人に捧げるのが正解なのだとすれば、相手もこちらに特別な感情を抱いていることが必須条件となってしまう。相思相愛状態が永遠に続くとも限らないのだし、その場限り愛情をもって臨めば充分資格があるのではないか。そもそも人間も幸運にも四足で歩行していないだけでそこいらの動物と同類なのだから、遺伝子に刷り込まれた衝動がぽっと出の理性などにやりこめられるはずが無いのだ。 この目の前の男だって、そうに

          H2005

          思案に暮れる春に生きる少年らにとって、異性との性交渉を済ませた同級生は勇者であり、崇め称えられる存在であった。だから夏休み直前に発生した「1組にセックスした女子がいるらしい」という噂は、彼らに十分すぎるほど衝撃を与えた。休み時間の度に男子はニヤニヤ笑いを隠そうともせず手当たり次第に女子を捕まえて質問を投げつけていった。そんな彼らに対し「男子サイテー」と遠巻きにヤジを飛ばす女子も、赤く染まった耳だけはしっかり会話を捉えていた。 しかし誰に質問されても彼女らは首を縦に振らなかっ