上原@投資家

機関投資家の視点で最新のマーケット情報&投資ノウハウをお届けします。外資系証券で日本株…

上原@投資家

機関投資家の視点で最新のマーケット情報&投資ノウハウをお届けします。外資系証券で日本株アナリスト→外資系ファンドのファンドマネージャー→投資家バーと株式投資の学校を運営。現在の投資先→日本株、海外株、エンジェル投資、国内不動産、海外不動産、仮想通貨、NFT。

マガジン

  • 経済分析ノート

    世界経済の動向、金融マーケットを分析したノートです。

  • 企業分析ノート

    気になった企業を分析してまとめています。企業分析を通じて世界の動きを把握して、新しい投資チャンスを見つけることを目的としています。

  • 初心者向けバリュー投資講座

最近の記事

  • 固定された記事

投資家バーの設立に向けた想いとお願い

こんにちは、上原です。 「Stock Pickers」という投資家が集まるバーの設立に向けていろいろと準備中なんですが、いろいろと進捗がありました。このnoteではこれまでの経緯をご報告しつつ、皆様へのお願いを書かせて頂きます。 投資家バーを開くことになったきっかけバーをやることになったきっかけはとても些細なことでした。大阪に証券バーという投資家向けのバーがあるらしく、東京にもそんな場所があったら面白そうだなーと何気なくつぶやいたことが始まりでした。 このツイートをきっ

    • 1月の米国CPIは上昇が加速。その要因を深堀り分析します。

      2月13日22時半に発表された米国の消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る強い上昇となり、利下げ期待の後退と株安・債券安へとつながりました。 このnoteでは米国CPIの動向を深堀りして分析しました。 なぜ1月のCPIが強かったのか。マーケットの反応の背景。そして今後のインフレと金融政策の見通しについて解説しています。 米国CPI、コアCPIのトレンドそれでは、米国のCPIの動向をまとめていきましょう。 まず、CPI、コアCPIの結果と市場予想の比較は以下の通りで

      • 株価2倍を狙う銘柄選定セミナー【2/27 無料開催】

        2月のセミナーは終了しました。次回開催は未定ですが、今後のセミナー参加を希望する方は以下よりLINE登録をお願いします。登録者が増えてきたら、また無料のセミナーを開催しようと思っています。 上原のセミナー予約用LINEはこちら こんにちは、上原です。 2/27(火)の夜20時から「株価2倍を狙う銘柄選定セミナー」を無料開催します! 昨年12月に開催した無料セミナーと同じ内容になります。 前回は500人以上の方にご参加いただき、ありがたいことにたくさんの方からご好評い

        • M&A仲介の業績を調べたみたら、M&A総研が圧倒的に強かった話

          M&A仲介の23年10-12月期の決算が絶好調だったので、各社の成長ドライバーや業界動向についてまとめました。 まず、M&A仲介の大手4社の直近決算が以下の通りです。 10-12月期の成長率はM&A総研>ストライク>日本M&Aセンター>>M&Aキャピタルという順番で、M&Aキャピタル以外の各社は決算後に株価が急騰しました。日本M&Aセンターは2021年12月の会計不祥事から長らく低迷していたので、久々の株価反発という感じです。 M&A仲介大手4社の売上トレンド3か月の数

        • 固定された記事

        投資家バーの設立に向けた想いとお願い

        マガジン

        • 経済分析ノート
          1本
        • 企業分析ノート
          14本
        • 初心者向けバリュー投資講座
          4本

        記事

          IR資料から業績予想モデルを作る方法

          こんにちは、上原です。 普段はX(旧Twitter)で主に情報を発信していますが、今回はIR系Advent Calendar 2023に参加させてもらうことになり、久々にnoteを投稿しています。 僕自身にIRの経験はありませんが、セルサイドアナリスト、バイサイドアナリスト、ロングオンリーのファンドマネージャー、ロングショートのファンドマネージャーという4つの職種を経験したことがあるので、機関投資家の視点での記事を書かせていただきます。 何を書こうかすごく迷ったんですが

          IR資料から業績予想モデルを作る方法

          注目のフィンテック企業 Finatextホールディングスの企業分析

          Finatextホールディングス(4419)の企業分析noteを書きました。 Finatextは金融サービスのクラウド基幹システムを提供しているフィンテック企業です。機関投資家や政府機関向けにオルタナティブデータを提供するビッグデータ解析事業も行っています。 東大卒、ドイツ銀行出身の林社長が2013年に設立した会社なんですが、林社長は2013年8月にSNSで「2021年までに上場させる」と宣言し、有言実行で2021年12月に東証マザーズに上場しました。かっこいいですね。

          注目のフィンテック企業 Finatextホールディングスの企業分析

          総合商社5社の22年度決算を総まとめ

          5大商社(伊藤忠、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)の2022年度決算の重要ポイントをまとめました。 この企業分析noteを読むと、以下のようなことが分かります。 すべて無料で読めます。商社に投資をしている方、商社業界に興味がある方、商社への就職・転職を考えている方の参考になりましたら幸いです。 皆様からのリアクションが執筆のモチベーションになっているので、もしこのnoteが参考になりましたら、noteへのスキや以下のツイートのRTをぜひよろしくお願いします。 それ

          総合商社5社の22年度決算を総まとめ

          利益1兆円!ソニーの22年度決算の内容を解説します

          ソニーの22年度決算の内容をまとめました。 ・ソニーの株価と営業利益の関係 ・特に重要な事業(ゲームとイメージセンサー)の23年度見通し ・決算説明会のQ&Aまとめ 上記のようなことをまとめているので、ソニーに興味がある方、ゲームやスマホ業界の動向に興味がある方はぜひ読んでみてください。 ソニーの株価と営業利益の関係ソニーの23年度・営業利益計画は1.17兆円です。1兆円以上の営業利益を21年度から3年連続で達成する計画となっています。 ソニーの株価はざっくりと「株価

          利益1兆円!ソニーの22年度決算の内容を解説します

          ダブル・スコープ(6619)の企業分析 「業績予想と適正株価の考え方」

          こんにちは、上原です。 今回は個人投資家の間でよく話題に上がっているダブル・スコープ(6619)について詳細な企業分析noteを書きました。「機関投資家だったらダブル・スコープに投資をする時にどんな分析をするのか?」という視点で書いているので、ダブル・スコープに投資している投資家や、業績予想の作り方や適性株価の計算方法に興味がある方には参考になると思います。 ダブル・スコープが今注目されている理由は、子会社であるWCP社が韓国で上場することが決定したためです。ダブル・スコ

          有料
          1,000

          ダブル・スコープ(6619)の企業分析 「業績予想と適正株…

          【無料公開】スガノミクス恩恵銘柄のまとめ

          9月16日に菅さんが総理大臣となり、新しい政策でどんな業種・企業が恩恵を受けられるのか注目度が高まっています。 菅さんのこれまでの実績や発言から、「スガノミクス」で恩恵を受けそうな銘柄をひたすら調べたので、noteでまとめてみようと思います。 これ全部調べるのに20時間ぐらいかかったんですが、今回は特別に無料公開しようと思います。ネットで調べてもあまりちゃんとしたまとめは出てこなかったので、何かしらのお役に立てたら嬉しいです。 ※投資を推奨している記事ではありません。投

          【無料公開】スガノミクス恩恵銘柄のまとめ

          パソナの決算から読み解く人材サービス業界の見通し

          こんにちは、上原(@uehata_sato4)です。 先週の金曜日(7/17)に人材派遣のパソナ(2168)が決算を発表しました。パソナは人材派遣、BPO、人材紹介、福利厚生サービス、海外人材サービスなどなど、人材サービスの事業を幅広くやっているので、パソナの決算を見ると人材ビジネスの市場動向がよく分かります。 しかもパソナは5月決算なので、他社の4-6月決算が出るよりも早く足元の状況が分かります。他の人材サービス企業へのインプリケーションを考えるという意味でも、パソナの

          パソナの決算から読み解く人材サービス業界の見通し

          最近の決算動向から考える今後の相場観

          こんにちは、上原(@uehara_sato4)です。 今回のnoteでは個別企業の分析ではなく、最近発表された決算と株価の反応を見ながら、今後の相場の物色動向を考えてみようと思います。 中古車ディーラーのネクステージ、食品スーパーのベルク、障がい者雇用支援のエスプールの3社の決算を取り上げています。 大幅減益でも買われたネクステージ(3186)まずは3日(金)に決算を発表したネクステージ(3186)です。ネクステージは名古屋基盤の中古車・外車ディーラーです。 11月決

          最近の決算動向から考える今後の相場観

          デジカメ撤退を決めたオリンパスの未来

          こんにちは、上原(@uehara_sato4)です。 6月24日、オリンパスがデジタルカメラの事業(以下、映像事業)の売却を発表しました。今回のnoteでは、オリンパスが映像事業からの撤退を決めるに至った経緯を簡単に説明しつつ、これからのオリンパスがどのような姿になるのかを考えてみたいと思います。 オリンパスのリリース(2020/6/24) デジカメ撤退に至るまでの経緯オリンパスは内視鏡(いわゆる胃カメラ)で70%以上の世界シェアを持つ医療機器の会社です。一般消費者から

          デジカメ撤退を決めたオリンパスの未来

          伊藤園の決算から考える国内飲料市場と伊藤園の未来

          今日の企業分析noteでは国内の飲料業界でシェア4位の伊藤園を取り上げます。伊藤園はお~いお茶を販売している会社で、国内の緑茶飲料ではシェアトップです。飲料販売の6割以上を緑茶飲料が占めています。また、意外と知らない人も多いですがタリーズコーヒーの親会社でもあります。 伊藤園の20年4月期の決算説明会資料が15日にアップされていたので、これを見ながら飲料市場の動向や伊藤園の未来について考えてみようと思います。 この企業分析noteでは、1時間で調べて書き上げるというルール

          伊藤園の決算から考える国内飲料市場と伊藤園の未来

          低迷するサンリオの業績と新社長への期待

          こんにちは、上原(@uehara_sato4)です。 今日から、気になった企業の決算や適時開示の内容をメモ代わりにnoteに書いていきます(不定期)。気になったことの殴り書きですので、チラシの裏程度の感覚で読んでもらえればと思います。 今回は大幅減益と社長の若返り(92歳から31歳へ)を発表したサンリオについて調べてみました。 サンリオの20年3月期は前年比▲56%の大幅減益こちらはサンリオの19年度業績の概要です。売上高は6.5%減、営業利益は56%減とかなり悪い決算

          低迷するサンリオの業績と新社長への期待

          暴落相場の取扱説明書:株式市場の底打ちを判断する5つの方法

          こんにちは、上原です。 株式市場の暴落が続いています。おそらく大きな損失を受けた方も多いんじゃないでしょうか。私も保有している株はだいぶやられました。 一方で、今回の暴落は個人投資家が大きく資産を増やすチャンスでもあると思います。今まではどの銘柄も割高で新規で株を買うチャンスがあまり多くなかったんですが、今回の暴落のおかげで割安な優良企業が増えてきました。自分自身も、今回のタイミングで株への資産配分を大きく増やそうと思っています。 今回のような大暴落が起きると強制的な売

          有料
          2,980

          暴落相場の取扱説明書:株式市場の底打ちを判断する5つの…