年末年始はなぜ太るのかちゃんと考えてみた。2023年のダイエットが失敗する原因と対策
ダイエットをしている人にとって恐ろしい時期がやってきました。
”年末年始”
ただでさえ12月は忘年会シーズンでダイエットが滞り気味。
おまけに完全にオーバーだったクリスマス料理のカロリーも消費しきっていない。
なんとか運動だけは続けてきたけど、さすがに年末年始は家族と過ごすからごろごろしちゃう。
美味しいものを食べて、運動しないで、見事に正月太り。
体も重いしせっかくの習慣もなくなっちゃうから、年明けでダイエットも終わっちゃうんだよね。
「・・・あ、これ自分だ」
と思いませんでしたか?
日々食事管理と運動をおこなっている僕ですら、年末年始は家でゆっくりすごし多少太ります。
なんとか痩せようとダイエットを頑張っている人であれば、余計に暴飲暴食や、運動習慣がなくなる危険と隣り合わせでしょう。
年末年始はダイエットの大敵。
2023年こそ理想の体を作るため、年末年始の過ごし方をお伝えします。
なぜ年末年始は太るのか
対策を立てるためにはまず相手を知るところから。
なぜ年末年始はダイエットに大敵なのか考えてみました。
◎皆んな集まって美味しいものを食べるという地獄の環境
第一にこれですよね。
家族揃って美味しいご飯を食べるから。
美味しいご飯ってだけでも食べすぎちゃうのに、家族揃ってというのが本当にやばい。
抵抗のしようがないですよ。こんなもの。
その上、出てくる料理は豪華でハイカロリーですし、みんなで話しながらダラダラと食べてしまうんですよね。
これに対して「いや、私ダイエット中だから」と断れる猛者はいないでしょう。
◎ジムですら休館日。運動習慣が潰される
「食事管理がダメなら運動でカバー!」
と思っても、なかなか難しいのがお正月。
外は寒いですし、みんなで揃って楽しい時間に、「筋トレがあるから」と追い込める人であれば、そもそもダイエットを必要としていないでしょう。
加えて、24時間365日営業のジムはあるものの、年末年始は流石にお休みというジムも多いんですよね。
鍛えることすらできず、こたつでダラダラと過ごし、運動習慣が失われます。
◎面白い番組が多すぎ。生活リズムが乱れる
年末年始って生活リズムが乱れますよね。
僕も基本的には毎日22時にすぎには寝ているのですが、年末年始になると0時を回ることもしばしば。
家族でお話をしていたり、面白いTV番組がやっていたり。
ゆく年くる年を見ずに寝るなんて日本人としてどうなんだ?
ジャニーズカウントダウンは見るしかないでしょ!
・・・なんて、ついつい夜更かししてしまいます。
生活リズムが崩れてしまうと、体がだるくなり三が日明けは元に戻すだけで精一杯に。
結果ダイエットどころじゃなくなってしまいます。
◎初っ端からつまづきモチベーション低下
年の始めに1年の目標を立てる人も多いですよね。
「今年こそダイエットをしよう!」「筋トレ頑張ろう!」なんて目標を立てる人もいるはず。
ただ、実際、そこから実行できる人ってどれくらいいるんでしょう?多くの人が挫折していると思います。
でも、これって仕方がないことだと思いませんか?
元旦に目標を立てても、年を越したタイミングで既に暴飲暴食に走っていますし、生活リズムが乱れて体が重い。その後三が日が明けるまでダラダラとした生活が続いたら「あ〜今年もダイエット失敗する」「もう無理だ」って思ってしまうはず。
”鉄は熱いうちに打て”
というように、「やる」と決めたらすぐに行動をするべき。
その点でいっても、お正月ってダイエットに最悪の環境なんです。
日本の風習上、目標を立てさせて決意を固めさせるけど、食事管理や運動はできない。
いくら「お正月明けから!」と頭の中ではわかっていても「早速サボっちゃった」と嫌な気分に陥ってしまうでしょう。
ダイエットを成功させる年末年始の過ごし方
ここまでなんで年末年始はダイエットが失敗するのか考えてきました。
「そうそう」と思った人も多いはず。
では、どうしたらダイエットを成功させることができるのかということなのですが、結論からお伝えをすると
「無理をしない」
ということです。
4つの対策についてお伝えします。
◎無駄に抗わない
まず、食事に関しては、無理に抗わないようにしましょう。
美味しいものを目の前にして、楽しそうにみんなで過ごしているのに我慢をするなんて無理です。
「ちょっとくらいなら・・・」と食べてしまって「あぁ、自分はなんて意志の弱い人間なんだ・・・」と自己肯定感が下がってしまうのがオチです。
だったら、「年末年始は仕方がない!」は思いっきり楽しんで、三が日が明けてから切り替えた方が絶対にいい。
大学受験で成功する人は勉強するときはガッツリ勉強して、休むときは思いっきりリフレッシュするらしいですよ。ダラダラと勉強していることはないんです。
ダイエットも同じ。メリハリをつけましょう。
◎できるだけ体を動かす
とはいえ、少しだけでも体は動かしましょう。
大晦日から三が日まで寝正月で過ごすと筋肉が衰えてしまい、いざ本格的に体を動かそうにもしんどくなってしまうからです。
おうちで筋トレができそうなのであれば、3分くらいでも構いませんので腕立て伏せとスクワットくらいする。
人が多くて難しそうなのであれば、お散歩に行ってみるだけでもだいぶ変わります。
我が家では「ちょっと散歩に行こうと思うけど、なんか欲しいものある?」なんて声をかけたら「お!いいね!一緒に行こうかな」とか「助かる〜アイス買ってきて」とか重宝されます。
◎生活リズムは整える
できる限り生活リズムは整えるようにしましょう。
三が日が明けて「昼夜逆転してしまった。まずは生活リズムを戻さないと体が重い」となるか、「さぁ体づくりを始めよう!」と思えるかは大きな差になります。
やるべきことはたった一つ。朝寝すぎないこと。
寝ているとしてもいつも自分が起きている時間の+2時間にしておきましょう。
朝起きる時間が決まれば、自然と眠くなる時間も決まってきます。
◎情報収集をする
食事管理もできないですし、運動だってしづらい。
この期間に目標を立てて「よし!体づくりをしよう!今年こそやるぞ!」なんて決めても無意味です。
だったら、年末年始は準備期間にして情報取集をしちゃいましょう。
食事管理方法だったり、高タンパク&低カロリーなレシピだったり、続けられる筋トレ方法だったり、取り入れたい生活習慣だったり。
ダイエットや体づくりが成功するには攻略法があります。
腹筋を割るために毎日腹筋しよう!と思っていませんか?
とりあえず毎日30分走ろう!と走れば痩せると思っていませんか?
食べなきゃ痩せると偏った食事制限をしていませんか?
ジムに通おうと無茶な打ち手を立てていませんか?
勢いに任せて、なんの根拠もない情報で頑張ろうとしてもうまくいきっこありません。
読書やインターネット、動画で正しい情報を集めて、
「あ、こうやればいいんだ。」
「初心者はこうやって攻略していくのね」
と計画を練るべき。
三が日明けから計画を実行するようにすれば、モチベーションも上がりますし、成果にもつながります。
年末年始を楽しもう
ここまで、年末年始に体づくりが失敗してしまう原因と、対策について考えてきました。
総じていうと、年末年始は楽しんじゃった方が得ということです。
体づくりには環境がとても大切。
美味しいものが絶えず出てきて、運動もしづらい年末年始は最悪の環境と言えます。
だったら、無理に我慢をしてストレスを溜め、我慢しきれず自己肯定感を下げるよりも、楽しみ尽くして欲求を満たした方がいい。
年末年始は思いっきり楽しんで、三が日明けから体づくりをスタートできるようにしましょう。
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【自己紹介】
名前:のり/健康的な体づくりを発信する主夫
◎食事や生活習慣を無理なく改善することで体脂肪率10%の細マッチョボディを実現
◎10ヶ月で奥さんを56kg→46kgに
◎継続できる筋トレ方法、難しくない食事管理方法を発信
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