親子関係をズタボロにしてしまう「思い込みの眼鏡」。

「またそんなことして!ほんとにあんたって子は…」そう言われることが、何よりもイヤだったのに、自分の子供にも同じことを言っちゃってる。。そんなことありませんか?

こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!

前回の記事では、子供の未来の姿をイメージして子供を信頼することで、今現在の子供の成長を支えることができる。ということをお伝えしました!

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今回の記事では、子供のことを信頼できていないときにしてしまう、子供に対する先入観について考えていきたいと思います!

◆子供をどんな気持ちで見ていたか。

わが家の4歳の長男は、とにかく好奇心が旺盛!気になることがあったら後先なんて考えず、体が先に動いてしまいます。もちろん好奇心があるのはいいことなのですが、そのときの状況について考えることも少ないので、危なかったり迷惑がかかったりしてしまうこともしばしば…

そんな息子に対して、私はいつも「何かやらかすんじゃないか?」という目で見ていました。それはまるで、取り締まりをする警察官のよう。「これはしちゃダメ、あれもしちゃダメ!」と、行動を禁止する言葉ばかりかけていました。

息子の方も自分の行動を禁止することばかり言われるので、だんだんとイライラするように。もちろん私の言うことなんて全然聞いてくれません。それどころか、私が少し声をかけるだけでキレてしまうことも。そんな最悪の状態がしばらく続いていました。

◆「子供は悪いことをする」という決めつけ。

このときのことを振り返ると、私は完全に息子のことを「悪さをするに違いない」といった、偏見の目で見ていました。まさしく色眼鏡。しかもそうとう濃い色の。そんなレンズを通して息子に接していたものですから、彼がするすべての行動が、私の目にはトラブルの元として映っていたのです。

何気ない行動でも、すぐに危険や迷惑に繋がるのではないかと思い、息子が行動する前から「あれはダメ、これはこうだよ!」としつこく声をかけていました。当然、「失敗も成長のため」なんてことを考える余裕はなく、未来の息子の成長を信じて見守ることもできず。

そして私が息子を信頼していないということは、彼にもはっきりと伝わっていたようでした。そういう見方をされているというのは、言葉のニュアンスや表情などからもよく分かるものです。

大人だって失敗をする前から「あなたはきっと何か失敗するに違いない。だから、こうしなさい。」なんて言われたら、非常に気分が悪いですよね。そんなことを言い続けられたら、モラハラで訴えたくなります。

◆子供のことをフラットに見ること。

では、こうした「思い込みの眼鏡」を外すためには、どうすればいいのでしょうか。

それは、親の主観から子供を見るのではなく、そのままの子供の姿をフラットに見るということが有効になってきます。子供が活動している姿を、ただありのままに観察してみるのです。

観察とは、それを見たときの自分の気持ちを排除して、客観的に事実を見るということ。アサガオの観察をする時に、「葉っぱがかわいい形をしている」というふうに見るのは、観察ではなく「感想」です。観察というのは、葉っぱの色が何色で、昨日と比べて何cmつるが伸びたか、つぼみはいくつあるか、といった客観的な事実に基づいています。

子供を偏見なくフラットに見るためには、この観察が重要です。「また何か悪いことをしてるな」と、自分の主観を通して子供の姿を見てしまうと、その次に出てくる言葉は、たいてい「何してるの?!」といった、子供を責めるような言葉。おそらく、声のトーンもきつめになってしまうでしょう。

けれども、まずは客観的事実のみを拾っていくと、「子供が何かを見つけたようだ。それに顔を近づけている。何をしたいのかな?」といった、子供の思いに意識が向くようになります。そうすると、子供にかける言葉は「どうしたの?」や「何見てるの?」といったものに。さきほどと同じ疑問形でも、発せられているニュアンスはずいぶん違うものになりますよね。

◆子供の思いに意識を向けていくと。

子供のことを観察できるようになると、子供の思いを尋ねるような声かけが増えていきます。この「思い」というのは、子供自身が感じたこと。つまりまさしく子供自身とも言い換えられるものです。

これを尋ねられると「大好きなママやパパが自分に関心をもってくれた!」と感じられ、自分が大事に思われていることがしっかりと子供に伝わります。子供の感じたことや考えていることに関心をもつということは、子供自身を尊重する関りになっていくのです。

子供はとても純粋で素直です。自分を大切に扱ってくれる相手には、心も開いてくれるし、その人が言うことを聞きたいとも思ってくれる。そうした関りが続けていければ、こじれてしまった親子関係も落ち着いていくのではないでしょうか。

◆まとめと感謝

今回の記事では、子供のことを観察して、子供の思いに関心をもつようにすると、「子供が悪さをするかもしれない」という先入観を払しょくすることができる。ということをお伝えしました!

このことは、私にとって本当に重要な気づきでした。「子供に失敗をしてほしくない」という思いが強すぎて、子供を信頼できていないどころか、子供をコントロールしたいと思っていたのだと思います。この子供への先入観をなくすことで、息子との関係はかなりよい方向に進んでいきました。

「子育てに一生懸命じゃないママやパパはいない」それは私のスタート地点ともいえる考えです。それなのに、いつの間にか目指す方向がずれてしまったり、ちょっとしたポイントを知らなかったりすることで、子供たちとの日々は辛く苦しいものになってしまう。その事実を身をもって体験してきました。

だからこそ、日々の子育てを補うような知識や、子供への関わり方を客観的に見て方向を修正できるような方法がもっともっと広がってほしい。

全ての子育てをがんばるママやパパや子供たち、そしてその子供たちが育てる未来の子供たちが幸せになるような子育ての情報を、これからも発信し続けていきたいと思います。

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