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イラストで読む養生の古典

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疲れやすい人のための仕事術、ラストスパートはしない

疲れやすい人のための仕事術、ラストスパートはしない

疲れやすい人のための仕事術。

疲れやすい人は、仕事を一気に片づけないこと。仕事を一気に終わらせると、体力をかなり消耗します。疲労がたまり、次の仕事にもスムーズに移れません。

疲労をためないためには、95パーセントほど進行したら、はやる気持ちを抑え、ひとまず休みます。

ラストスパートなんかせず、少し休みます。

休んだ後に残りの5パーセントをするのはたやすい事です。体力を温存したまま、その後に

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心の疲れに気を配る

心の疲れに気を配る

こころの疲れは身体と違い、休めばすぐ回復とうわけにはいきません。こころを癒す方法はいろいろとあると思うので、こころが疲れたら一旦その事から離れ、しっかり回復させるようにしましょう。元気に働き続けなければいけない人ほど、気軽に休めるように環境を整えておきたいですね。

朝の三里灸

朝の三里灸

ここにある起床直後のお灸は試したことはないですが、午前中の仕事前にお灸をすることはよくあります。

朝に三里の灸をすると、のぼせ感がとれるので、頭の働きがよくなる気がしますね。

芸術は心の主(あるじ)

芸術は心の主(あるじ)

このコロナ禍において、趣味や芸術に心を救われたという人は多いと思います。

芸術は心の主(あるじ)です。

若い時から色々な芸術に親しみ、心の主となるものを見つけ、それを深めていきたいですね。もちろんほどほどを忘れずに。

養生は40から

養生は40から

現代人の初老は50歳~60歳くらいとも言われますが、40歳をこえてからは、疲れが抜けにくくなった気がします。 人のサポートをしつつ、自分の事もしっかりしないといけなくなっていくので、充実した後半生のために、40歳過ぎたら時間の使い方を見直し、養生の技術も身に付けていきましょう。

過度の空腹時は大食いしない - イラストで読む養生の古典002

過度の空腹時は大食いしない - イラストで読む養生の古典002



ものすごい腹ペコの時に大食いして、体が重くグッタリとしてしまうなんて経験は、皆さんもあるのではないでしょうか?

逆に過度の空腹時にあえて腹八分で我慢すると、消化吸収がスムーズにいくので、疲労感が早く回復し、気分もなんとなく良くなったりします。

大いに飢えては大いに食わざれ。(『達生録』)

腹ペコの時ほど腹八分にしましょう。

腹八分を守らないとどうなってしまうのか? - イラストで読む養生の古典001

腹八分を守らないとどうなってしまうのか? - イラストで読む養生の古典001

腹八分目は養生の基本ですが、実際に満腹まで食べるとどうなるのでしょうか?

この満腹の害について、江戸後期の『養性訣』を参考に、全部で5枚のイラストにまとめてみました。

1.何もかも面倒くさくなる

やる事が沢山あって忙しい時ほど、満腹を控えましょう。

2.頭の働きが落ち、心も不安定に

満腹になると、頭の働きが落ちるというのはよくわかりますが、精神的な影響も出ると考えられていたようです。

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