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昔、偶然見つけた映画館でみた映画 「コンタクト」



たまにふと夜空を見上げ、星々を眺めつつ、「宇宙ってなんだろう?人間っ

て・・・」なんて思いを馳せてしまうような人にお薦めな映画がコンタクトで

す。

数年ぶりに見たくなった大好きな映画コンタクトを観た。


昔何度か見て泣いた記憶はなかったけど、序盤のあるとこで涙が落ちた。。

年取ったかなぁ。。。笑

原作はカールセーガンによるベストセラーSF小説の映画。


昔、古き友人と当時ハマっていた遊佐未森のコンサートを見に仙台へ

行った。無計画な時間の中、とある商店街をブラブラ歩いていると

小さな映画館を見つけた。古い佇まいの映画館に吸い込まれるように

友人と入ったのだが、その時上映してたのがこの映画。

たまたまこの映画を見てラッキーだったなと思える名作。



物語は、冒頭地球からはじまり、電波のラジオが過去へと流れていき

木星、土星を経て天の川銀河を俯瞰し、馬頭星雲をぬけ、多数の銀河が一点

に集約されていって・・・ビックバンの過去に戻るような映像が一人の無線

通信好きの少女の瞳へと映ります。(主人公エリーの少女時代)

やさしい父親と無線に夢中になっているエリー。亡くなっている母親の

ことをエリーは「パパ、ママとも話せる?」と父に尋ねます。父は「一番大き

な無線機でも難しいだろうねー」

眠りにつこうとするエリーは父に尋ねます。「よその星にも人はいるかし

ら?」父「さーどうだろう・・・地球人だけじゃ広い宇宙がもったいないよ」


地球外生命探査に命を賭ける研究者エリー(ジョディー・フォスター)

ある日、エリーはいつものように電波を聞いていると、怪電波をキャッチ

します。前半はゆっくりめで進んでいきますが、徐々に国家を巻き込む

一大騒動になって、科学・宗教・政治・宇宙と人を題材とし非常に見ごたえ

ある展開をしていきます。




監督は名作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレス

ト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督、これらに勝るとも劣らない作品と

なってますね。



20代前半に友人たちと見た天の川(ミルキィーウェイ)。


友人達とたしか星を見るための格安ツアーを利用し、長野だか富山(ど忘れ

w)へと出掛けた。どっかの山の標高1000m~1500m位の所まで

ツアーの用意したワゴンに揺られ着いた宿泊所で夕食を食べ、

いよいよ星を見に行こう と外へ出た。


天気は晴れのはずで星はよく見えるはずだ。感動を増幅したいので

皆薄目のまま夜空を見ないように開けた所へ歩いて行った。


せーので目を開け、夜空を見上げる一同。あれっ?・・・って感じで夜空は

もやのように曇りがかっていた。一気に残念な気持ちになったがしばらく

見ているとー



なんともやのような雲っぽいのはすべて星々だった!!


何万個という数え切れない星が集まり雲のもやのように見えていたのだ。

都内で生まれ育った一同は皆驚き、宇宙の生の姿にそれぞれが感動していた。

(天の川は、地球を内包する銀河の平たい渦を内側から見ている形。)



1時間ほど見ていただろうか、流れ星も1、2個の話しではなく何十個と

流れていた。


唐突に過去に天の川をみた話をしましたが、普段見てない光景を目にすると

とても大きな精神的な何かに思いを馳せたりすることがあります。

「この世界ってなんで存在してるんだろう・・・」「自分たち人間ってなんで・・・」と。


映画コンタクトはそんなことを感じさせる動機になるようなことを思わせて

くれる映画。


映画冒頭に登場する巨大電波望遠鏡は実際に、アメリカ・プエルトリコにあ

るアレシボ天文台の電波望遠鏡ですが、長年のハリケーンや地震などで破損

し2020年に57年の稼働を止めたそうです。小惑星や地球外生命体探査に使わ

れていたそうです。

今回、久しぶりに見てみて、何度も涙してしまった。やっぱいい映画。



トレーラー





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